3Qの決算が、各企業から発表されている現在

任天堂とはライバルになる、SIEの所属している企業は

言うまでもなくSONYである。



今までのソニーのCEO…すなわち最高責任者は、2012年から

平井一夫氏が務めていた。

元々、PS関連のSCEに強く関係していた平井氏は、現在のPS事業において

間違いなくキーパーソンの1人であったことは間違いない。

SCEが債務超過を二度しでかした(普通なら二回も債務超過にならないのだが)あとでも

PS事業が存続しているのは、SCEなどに所属した経歴があることから

平井氏が色々と便宜を図ったのはまず間違いない話だろう。

そのソニーの決算が発表されると同時に、平井社長の退任が電撃的に発表されたようだ。


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平井氏は退任し会長に!後任には副社長の吉田憲一郎CFOが就任へ!

以前から、平井氏はそろそろ退任するのではないかという噂が流れていた。

ゲーム事業は好調であることを、PS4になってから喧伝してきたが

どうにもその好調さと実績が伴わないと感じることが多く、またそれ以外の

スマホやテレビなどでは、かなり苦戦を強いられていることもあり

平井氏の手腕については、可もなく不可もなくと言った印象だった。

その平井氏が突然の退任を発表。後任に吉田憲一郎CFOが就任するとのこと。

 ソニーは2日、吉田憲一郎副社長兼最高財務責任者(CFO、58)が4月1日付で社長兼最高経営責任者(CEO)に昇格する人事を発表した。2013年末に平井一夫・現社長(57)にCFOとして登用され、18年3月期に過去最高益を見込むまでの「V字回復」をけん引した人物だ。社内外から「あくまで番頭」と評されてきた陰の立役者が、表舞台に躍り出る。

■私生活犠牲にしてきた?
 「いつ代わるかしばらく考えてきたが、新しい中期経営計画が始まるタイミングでの交代が適切だと考えた」。2日、都内で会見を開いた平井社長は感慨深げな表情でそう語った。その理由について「今年度は目標数値を上回る業績を見通せるようになり、元気なソニーが戻ってきたと言われるようになったこと」を挙げた。

 確かに18年3月期は過去最高益を見込み、4月からは新たな中期経営計画がスタートする絶好のタイミングだ。

業績が回復してきたことを誇るのであれば、この道半ばのタイミングでの

CEO退任は、不自然なものにも感じるが…。電撃退任の理由としては

やや不可解に感じる所がある。後任の吉田氏はどちらかというと

財務などの方で力を発揮するイメージがあるので、今後のソニーの

体制はどうなるだろうか?ゲーム事業はPS5などの話もそろそろ出る時期でないかとも

噂されているが、ゲーム事業に吉田CEOが、どれだけ注力するのかも不透明なところがある。

昨年、同じく突然SIEのCEOを退任したアンドリュー・ハウスのときにも感じた

不可解さが個人的にはあり、今後のソニーは復活するのか。それとも…?

この突然の人事は、一体どんな変化をソニーにもたらすだろうか?

そして、SIEの今後は?色々と注目する必要がありそうだ。


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