昨日より、ゲーム実写化のタイトルとして日本で映画が公開されている名探偵ピカチュウ



ゲームの実写化にロクなものはない…という今までの経験則から

最初制作が発表されたときも、その出来について不安視する声が多く聞かれたが

実際のポケモンに関わっているスタッフも、制作に参加していることが明らかになっており

愛のあるキャラ造型と、そのストーリーは国内外で概ね好評を得ているようで

ゲームの実写映画化としては、最大級の成功をしている作品であるという

非常に好意的な意見も多く見られる作品に出来上がっているようである。


日本でも字幕版と吹替版が公開されており、既に観に行った人からは

好意的な意見が多く返ってきているようだ。少なくとも、最初の制作発表時に

多くの人を不安にさせた印象は払拭されたと言ってもいいだろう。


名探偵ピカチュウはまだ公開直後なので、今後の興行収入がどうなるかは

今の時点では全く不透明だが、現時点での評価を見る限りは、ある程度の成功を収めそうだ。

つくづく、任天堂のキャラクターの強さを改めて思い知ることになるタイトルとなりそうだ。


しかし、その一方で名探偵ピカチュウが公開される直前に

ファーストPVが公開された、一時はマリオに匹敵するとまで言われた

クールな音速のハリネズミ…セガのソニックの実写映画が

そのソニックとはかけ離れすぎた造型で、不評を買っていることをおととい記事にさせていただいた。


【明暗くっきり】名探偵ピカチュウとソニック実写映画のトレイラー映像の評価が対称的過ぎる件


ピカチュウの予告編が多くのGood評価で埋まっているのに対し、こちらのソニックは

Bad評価がGood評価の1.5倍ほどの勢いでついており、まさに名探偵ピカチュウとの

対比が残酷な結果となってしまっていた。この造型ではその不評もよく分かるが…。


このトレイラーの低評価の嵐を受けて、ソニックの実写版の監督が

その不評について受け止めていることを表明し、デザインの見直しを行うことを明言したとのこと。


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ソニック実写の監督が、ソニックのデザイン見直しを表明。公開予定の12月に間に合うのか…?

ゲームキャラの実写化というのは、大体コレジャナイ案件になることが非常に多いが

その中でも最大級のコレジャナイを漂わせている今回のソニック。

公開されているファーストPVから漂ってくる地雷臭もすごく、公開前から駄作感が漂っていた

今回の実写ソニックのファーストPV。その酷評を受けて、映画の監督が

ソニックのデザインについて見直すことを自身のツイッターで表明している。


セガの『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』をもとにした実写映画「Sonic The Hedgehog(ソニック・ザ・ムービー)」の監督を務めるJeff Fowler氏は、Twitterにて同映画のデザインを変更する旨の発表をおこなった。氏はまず、ファンのサポートと批判に感謝。その上で、ファンがデザインに満足しておらず、変えてほしいと願っていることは明らかだとコメント。デザインを変更すると発表した。映画会社Paramount Picturesとセガは、キャラクターをベストに作ることにコミットしているといい、できるだけ早く“修正する”とも言及した。

中略

【UPDATE 2019/5/3 11:00】
映画「ソニック・ザ・ムービー」の国内上映時期が、2019年12月であると発表された。国内向けのトレイラーも公開されている。あわせて、本稿の映画タイトルも「ソニック・ザ・ムービー」へと変更。

というわけで、思いの外の不評で監督がデザインの見直しを行うことを明言。

最初のPVでは11月公開予定となっていたが、12月予定に変更されたとのこと。

PVを見る限り、それなりに制作は進んでいると思われるが、今からデザインの見直しを行って

当初の予定より1ヶ月伸びたとはいえ、年内の公開が出来るのだろうか…

突貫工事で、未完成に近いものが出てくるような気がしないでもないが…。


いずれにせよ、今回のPVでは賛否合わせると現時点で85万の評価がされているわけで

名探偵ピカチュウほどではないにせよ、このソニックの実写もかなりの注目を浴びている

タイトルであることは間違いない。デザインの見直しで、少しでも違和感の無い

デザインに改良されることを期待したいが…。果たしてどうなるか。


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