昨年の11月に7年ぶりにSIEの次世代機として発売されたPS5。
競合他社のMSの次世代機・Xbox Seriesとの同時期発売となり、先行し世界で
爆売れするニンテンドースイッチに対抗するハードとなっている。
多少のスペックは犠牲にしても、携帯できるという利便性を重視した
スイッチと違い、PS5とXbox Seriesについては、さらなる高性能な次世代機ということで
前世代から映像表現などスペックを重視したハード戦略を行っている。
前世代のPS4が全世界で1億台、日本でも900万台以上売れており
その後継機として多大な期待を背負って発売されたPS5だが
海外はともかく、日本では極端に出荷が少なかったことが明らかで
初週の売上台数は通常とDE版を足しても11万強という販売台数であり
同じ週のスイッチにかろうじて売上が買ったという程度の売上にとどまり
注目度が低かったのか、同時期に発売されたスイッチとPS4で発売された
開発がインディーである天穂のサクナヒメよりも
ツイッタートレンドなどを見る限り、注目度が低いという体たらくとなってしまい
手に入らないほど人気と言われつつも、通販サイトなどの値付けなどからみるに
転売ヤーだけにその需要が多くあるのでは?と思わず
首を傾げてしまうような結果を残してしまっている。
その後も日本での出荷数は大きく回復することがなく、年末商戦ですら
全然売れていなかったことと、ソフトのランクインも全く見かけない状況となっており
スタートダッシュに失敗すると失敗ハードとしての道を歩んでしまうことが
ほぼほぼ確定な日本市場において、洒落にならない出だしになっている。
PS4の記録すら上回る、発売から僅か10週にして売上台数が合算4桁にまで落ち込み
その後少しは持ち直したものの、依然として週2万台程度の販売台数という
発売直後から、末期臭の漂う状況に日本市場では今のところはなっている。
現時点では、PS5ならでは!というタイトルが無く、ロンチで発売された中では
PS5専用といえば、PS3で発売されたデモンズソウルのリメイクぐらいで
もう一つの目玉とも言えたスパイダーマンすら、PS4との縦マルチという状況である。
PS4の生産をほぼ終了させ。PS5に移行させていく腹づもりのように見えるSIEだが
やはり、かつて任天堂の故・山内社長が遺した言葉のように、ソフトを遊ぶために
仕方なく買う箱という存在のハードを買わせるには、強力無比なファーストタイトルが必要となる。
強力なファーストタイトルを1年目に多く出し、その地位を盤石にしたニンテンドースイッチ。
現時点ではまだ芽が出ていないが、海外の優秀なスタジオを多く傘下に収め、昨年終わりには
業界を大きく騒がせたベセスダを親会社ごと、まるごと買収したMSはこれからの
ファーストタイトルに期待が出来るわけだが、今のPS5はそれがまずない。
GT7も案の定というか、2022年に延期が決まったそうで
現時点でハードを買わせるような強力なタイトルが発売未定となっているPS5。
この現状を打破するには、安定した供給とそしてソフトの充実が不可欠だが
あろうことか、SIEのCEOがファーストタイトルに対して今後の価値を
下げてしまうような展開をしていく予定であることを発言していることが確認されている。
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SIE・ジム氏『今後PCにファーストタイトルを発売していく』
ゲームハードを買わせるための最大の動機になるのはやはり魅力的なソフト。
その重要性を山内社長時代からどのメーカーよりも認識している任天堂は
スイッチでも圧倒的な作り込みのソフトを多数リリースし、多くのユーザーを獲得している。
スイッチの利便性が多くのユーザーを惹きつけたのは間違いない事実だが
何よりも任天堂のソフトが出来るのはスイッチだけということが
今の快進撃の大本にあるのは間違いない。このブログに来るような方々は改めて言う必要もないことではあるが。
そんなファーストタイトルが、他のプラットフォームでも出来てしまったらどうなるだろうか。
ハードを買わせるための訴求力は大幅に落ち、ユーザーはより良い環境で出来ることを求めて
そのゲームを購入することは想像に難くないだろう。個人的な考えとしてハードを買わせるための
ファーストタイトルの存在は、非常に重要であると考えている。
実際にファーストタイトルをおろそかにし、サードにソフト充実を求めた結果が
今のSIEということを鑑みれば、誰もが納得することだろうとも思う。
さて、今回はSIEの現在の社長兼CEOであるジム・ライアン氏が
海外のインタビューに答えている記事があり、そこで今後SIEのファーストタイトルは
PCにどんどん出していく方針であるということを語っている。
Fair enough. So releasing PlayStation games on PC was something that Sony PlayStation held back on for a long time. Now it sounds like you’re very much on that bandwagon. What changed?
I think a few things changed. We find ourselves now in early 2021 with our development studios and the games that they make in better shape than they’ve ever been before. Particularly from the latter half of the PS4 cycle our studios made some wonderful, great games. There’s an opportunity to expose those great games to a wider audience and recognise the economics of game development, which are not always straightforward. The cost of making games goes up with each cycle, as the calibre of the IP has improved. Also, our ease of making it available to non-console owners has grown. So it’s a fairly straightforward decision for us to make.
This is following on from your publishing Horizon Zero Dawn on PC in August last year. How did that go?
We assessed the exercise in two ways. Firstly, in terms of the straightforward success of the activity of publishing the game on PC, people liked it and they bought it. We also looked at it through the lens of what the PlayStation community thought about it. There was no massive adverse reaction to it. So we will continue to take mission steps in this direction.
引用元: PlayStation’s Jim Ryan: ‘We’re making a completely new VR format for PS5’
記事をざっくりと要約すると、昨年PCで発売したPS4のファーストタイトルであった
ホライゾンゼロドーンがPCでも売れたこと、またそのリリースに対して
問題のあるような反響はなかったので、多くのユーザーに手にとってもらうということから
今後、SIEとしてはPCもマルチでの発売先としてファーストタイトルを出す
プラットフォームにしていく方向性を打ち出しているということである。
また次世代機で嵩んだコストを回収するためという事情をオブラートにすら包んでいない。
この言葉を裏付けるように、2019年にPS4のファーストタイトルとして
発売されたDays GoneがPCでのリリース決定という話も出ている。
既に開発はコジマプロダクションでありながら、パブリッシャーをSIEが行った
タイトルのデスストランディングや、ホライゾンゼロドーンの
前例から見るに、大きな驚きではないものの、それだったらPS5要らなくないか?と
思わず突っ込んでしまうような、今回のジム氏の発言である。言うまでもなく
PCで出せるのであれば、PS5ではなくユーザーのお金のかけ方次第にはなるが、最高スペックになる
ハードであるPCでやればいいわけで、自らPS5というハードに対してその価値を
積極的に棄損していくようなやり方だと個人的には捉える。今回のインタビューには
PSVRのシステムがPS5専用で作られるというような、こちらも誰得と思わず突っ込んでしまうような
話がSIEの最高責任者から出ているわけで、これはますます迷走が深まっていく可能性が
非常に高くなったとしか思えない、個人的には正気を疑うような発言である。
一体、SIEの迷走はどこまで続いていくのだろうか…。
これでクラッシュをスマブラに出す大義名分が出来たなw
あと2体…どちらかにクラッシュが!?
今回の文字はなまひた・・・まな板の間違いじゃなくて?
ちなみに、私はまな板が大好きでs(殴)
似て非なる状況ではありますけど、かつてSEGAがハードメーカーだった時代に、ライセンスという形で、ファミコンやPCエンジンにソフト提供をしていたのを思い出しました。
(確か、パブリッシャーはサン電子やNEC等だったかと・・・)
メガドライブ発売以降は、ゲームボーイカラーでのサクラ大戦(発売元はメディアファクトリー)頃までは、目立ったソフトは出ていなかったような気がしますが・・・どうでしたっけ?(苦笑)
しかし、SIEもファーストタイトルをPCに出すようになってしまいましたか・・・
でしたら、PS4やPS5を出す意義が薄れてくるのではないか?と思ったのが、正直な感想です。
前述のSEGAのケースと違うのは、当時のSEGAはアーケードタイトルをライセンス提供してたのに対し、SIEはコンシューマータイトルを提供するということですからね。
まあ・・・そうすることでも勝算があるのであれば、外野があれこれいうのも野暮でしかありませんけど・・・
おととし出たSwitch占いの最後の予言もある意味当たってる可能性
205 名無しさん必死だな sage 2020/01/06(月) 18:24:05.44 ID:S69v5YPTd
今年のSwitchを占ってやろう
(中略)
来年春頃
Switch好評につき生産終了
ハード事業撤退
“今後はソフトメーカーへ”
ところでPSの父久夛良木氏は
将来的にPSをネットに溶かす旨を述べていました
ttps://www.cesa.or.jp/efforts/keifu/kutaragi/kutaragi03.html