ニンテンドー3DSの初期に、裸眼立体視という3Dの特性から

飛び出すおっ●いという、あまりにも明朗でバカすぎる方面に

突き抜けたゲームとしてリリースされることとなった

タイトルである閃乱カグラ



あまりにも狙いがわかりやすいことから、誰もがバカゲーと発売前に認識していたのだが

その認識を覆すぐらいには、ストーリーがしっかりしていたのと、ベルトスクロールアクションが

それなりに良く出来ていた(期待値が低かったという点を差し引く必要があるが)ため

3DSの初期のオリジナルIPとしては、結構売れて、続編が発売されるようになったタイトルである。

その後、3DSにタイトルを出していくのかと思いきや、途中でPS関連にプラットフォームをシフトし

Vitaに新作が発売されたときは、ゲハの煽りのネタとしても使われたことがある。


一度Vitaに移ってからは、完全にメインをPS関連に移し

完全に一部の層を狙ったタイトルになっていった。ある程度の固定ファンも付き

PS関連メイン、たまに任天堂ハード(シノビリフレやピンボールは記憶に新しい)に

ゲームを出すようなタイトルとなっていたが、現在開発中とされている本編の

閃乱カグラ7EVENが、発表当初は2018年秋に発売予定

発表されていたが、今の所全く発売日の音沙汰が無い状態になっている。


今、PS関連では海外基準の、セクシャル表現が厳しくなっているということが

様々なところから漏れ伝わっているが、やはりというか、閃乱カグラもその規制の荒波に翻弄されてしまっているようだ。


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マーベラス高木が現在のPSの規制について、思いっきりぶっちゃける。

閃乱カグラのプロデューサーといえば、自らを爆乳Pと名乗る高木謙一郎氏である。

今まで家庭用のセクシャルな表現の限界を突き詰めてきたような、仕事をしてきた高木氏であるが

今回の閃乱カグラ7EVENについては、当初の発売予定をゆうに過ぎ、更に現時点でも発売日の

発表などは正式に行われていない…まさに迷走状態であるが、先日台湾で行われたイベントにて

高木氏が登場し、日本のゲームメディアからソニー規制について質問され、色々とぶっちゃけたようだ。

――以前のインタビューで『閃乱カグラ』の新作はPS4で開発中、ということだったのですが、現在PS4はセクシー表現の規制が厳しくなっている、という話があって、この状況に対してどう思っていますか?

高木 規制の動きというのはプレイステーションに限らず、どのプラットフォーム、どのジャンルにおいても少しずつ世界的に広がっていく流れで、いずれそういう時が来るだろうな、とは予想はしていました。思ったより早くその流れが来てしまって、今まさにどうしようかなと悩んでいるところではあります。

――今の話を踏まえて、『閃乱カグラ7EVEN』の完成バージョンは最初の発想からかなり変更を加えたものになりますか?

高木 そうですね、当初思い描いたものではきっとリリースできないだろう、というところなので、すべてにおいてやり直すというか、考え直すというところですね。

――『7EVEN』において、対象年齢の違う2つのバージョンをリリースする計画はありますか?

高木 2つに分ける、ということは考えていないですね。(いろいろ考えながら)……難しいですね。

――PS4に比べてSteamなどはセクシー要素に対する上限が緩めだと感じているのですけれども、もし、今後PS4がますます厳しくなったら軸足をPCに移す可能性はありますか?

高木 可能性はなくもない、って感じですね。ただ、PCだけだとなかなか辛い気はするんですけどね、ジャンルとして。どちらかというとニッチなので。リアルなシューティングが多いPC上で……うーん、行けるんであればそうしますが。

――『7EVEN』の話に戻りますが、中国語版は日本と同時発売する予定はありますか?

高木 やはり何年か前から、少なくてもアジア地域においては一斉に発売したいというのはわれわれも目標として作ってきているので、そこを目指したい。ただ、今は『7EVEN』をどうやって出していくかという課題があるので、そこを乗り越えられたら、中国語版を同時に出したいと。

――制作が難航しているのはやはりセクシー要素が多いからですか?

高木 「服も脱げない、破れない、おっぱいも揺れない『閃乱カグラ』でいいのか?」というところですかね。

――胸を出せない、胸が揺れないとありましたが、今までシリーズの中で表現したものも不可能になった、ということでしょうか。

高木 まずできること、というのはあると思うんですけれども、多くのことがきっとできなくなるであろう、規制はますますもっと厳しくなっていくであろう、と。どこまでやっていいのか基準がないので、非常に苦心しているんですね。

ついに来る時が思いの外早く来てしまったということで、高木氏も困惑…といったところだろうか。

以前は、こちらの記事で見ることが出来るが、規制をされるぐらいだったら出さない!と

息巻いていた高木氏もすっかり意気消沈と言ったところだろうか。

何せゲームとして一番推したい部分が、規制で封じられるとともに

今まで自分が作ってきた内容のものを泣く泣く破棄せねばならないということでもある。

開発費的にもかなりの大損と言ったところだろう。まぁ同情するつもりは一切ないが。

当たり前の話だが、PSに力を入れていたタイトルがお目溢しを受けられる…というわけでもなく

やはり規制は等しくかけられるようだ。この後、高木氏はどんな道を選ぶのだろうか?

スイッチに露骨なソフトを大量にリリースするのは個人的には正直止めてほしいところだが…。


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