書くのが大変だという理由で、シリーズ化させておきながら

当ブログでも滅多に更新されない、打線シリーズ

前回やったのは、8月の頭にFFのFC音源で1~3までのお気に入りの曲で

打線を組むというのをやりました。


【ゲーム音楽】ファイナルファンタジー1~3のFC版音源で打線組んだったwww【打線シリーズ】


久しぶりに、今回は打線組んだシリーズということで1ヶ月半近くぶりに更新します。

ルールについては、例によって過去記事を参照してください。

今回は、先月の終わりに世界樹と不思議のダンジョンが発売し

開発者から、今度出る作品が3DS最後の作品となることが

明言された、アトラスから発売されている世界樹の迷宮シリーズから

誰もが一番聴かされることになる、全シリーズの迷宮の音楽を対象に

打線を組みたいと思います。概要と選ぶ内容については、↓の見出しの後に!


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シリーズ5作品、全30曲から打線を組んだったwww

世界樹の迷宮シリーズは、2007年にDSで第一作が発売され今年で10年を迎えたゲームです。



ゲーム音楽については、シリーズ一貫して古代祐三が担当しています。

ゲームとしてはかなり硬派ですが、音楽面でも高く評価されている作品です。

各シリーズでは、迷宮の階層が30階(4のみ違う)というのが基本となっていて

5階層ごとに、音楽と迷宮の外観が変わるようになっているのが特徴です。

なので、各作品で6つの迷宮曲があります。全30曲となります。


世界樹の迷宮シリーズについては、DS版についてはゲームで聴けるのに追加で

サントラでは、古代祐三が得意とするFM音源Verというのが全曲で新たに収録されています。

また4からはマシンパワーがアップしたことにより、音源が生演奏となっており

音源的にも豪華になっています。しかし、5では追加コンテンツという扱いではありますが

FM音源Verに切り替えられるというものもありました。


今回、打線を組むのは基本的に、ゲームで通常聴けるVerを基にします。

新・世界樹の迷宮という、リメイク版では、3DSになったことで、DS版の

1と2の音楽が豪華になっていますが、これは今回は考慮に入れません。

では、↓から打線と音楽紹介スタートです!


1(二) 迷宮 I 碧照ノ樹海(4の最初の迷宮)
2(遊) 迷宮 IV 深洋祭祀殿(3の16~20Fまで)
3(中) 迷宮V 遺都シンジュク(1の21~25Fまで)
4(三) 迷宮 I 垂水ノ樹海(3の1~5Fまで)
5(一) 迷宮 V 白亜ノ森(3の21~25Fまで)
6(右) 迷宮・桜ノ立橋(2の16~20Fまで)
7(左) 迷宮 IV 木偶ノ文庫(4の4番目の迷宮)
8(捕) 迷宮V 円環ノ原生林(5の21~25Fまで)
9(投) 迷宮・禁忌ノ森(2の26~30Fまで)
中継ぎ 迷宮III 千年ノ蒼樹海(1の11~15Fまで)
抑え 迷宮II 奇岩ノ参道(5の6~10Fまで)


これは選ぶのが大変だった…^^;

それでは、1番から順番に見ていきましょう!


1番:迷宮 I 碧照ノ樹海(4の最初の迷宮)

栄えある一番は、世界樹の迷宮4より、最初のダンジョンである碧照ノ樹海の音楽。



世界樹の迷宮シリーズは、かなり難易度の高いダンジョンRPGで

昔のウィザードリィなどが意識されているかのようなゲームバランスなのですが

それでも最初の方は比較的ぬるい(ただたまに非常に強い敵が出てくるけれど)ので

第一層は癒し系で穏やかな曲というのが、定番となっています。

また、世界樹という名の通りの、緑が多い迷宮が最初の層では設定されます。

下に潜ると、どんどん迷宮と呼べるのかと言えるような構造になっていきますけどねw

さて、この曲は1層曲の中では、個人的に一番癒しだとシリーズ全体で思っています。

地獄の始まりにすぎないんですけどね。


2番:迷宮 IV 深洋祭祀殿(3の16~20Fまで)

2番には、3の第4階層で流れる深洋祭祀殿を持ってきました。



迷宮自体の難易度は高くないのですが、仕掛けが若干いやらしく

この階層を歩き回らさせられるので、意外に印象に残っている人は多いのではないでしょうか。

サビに入る前がどうしてもト~リ~ビ~ア♪

脳内妄想歌詞が浮かんできて困る曲です←


3番:迷宮V 遺都シンジュク(1の21~25Fまで)

3番には、ゲーム音楽好きの間でもかなりの人気を誇る名曲。

1の第5階層である遺都シンジュクです。



別の人気シリーズで、東京を滅ぼすことに定評がある(?)アトラスですが

まさか、世界樹でもこのネタをぶっこんでくるとは…と当時、誰もが思ったであろう

遺都シンジュク(新宿)です。滅びた都市のかつての栄華というか

非常に哀愁を感じる壮大な曲となっています。人気が高いのも納得です。

新・世界樹の迷宮のアレンジでは更に壮大かつ、哀愁感が凄まじいものを聴くことが出来ます。


4番:迷宮 I 垂水ノ樹海(3の1~5Fまで)

4番のメインにすえるのは、世界樹の迷宮3から、冒険が始まる

最初の階層、垂水ノ樹海です。



予め言っておくと、これは管理人の思い入れ補正です。

管理人が初めてプレイした世界樹の迷宮シリーズが、この3だったので

この曲は非常に印象に残っているのですよ。曲が終わりになるにつれ、徐々に音数が

少なくなっていく感じが、どうしようもない寂寥感を感じさせます。

スーパーアレンジという、公式で出ているアレンジサントラに収録されている

アレンジ版が、また非常に神がかっていて好きな一曲です。



5番:迷宮 V 白亜ノ森(3の21~25Fまで)

世界樹の迷宮3から三曲目、物語もクライマックスとなる

第5層で流れる白亜ノ森が5番です。



白亜の名前の通り、白(というか光?)を基調とした階層となっています。

一言で言えば和風。後に世界樹と不思議のダンジョンでも、アレンジされて

利用されていますが、完全に雅楽になってますw

ダークゾーンが多数あって、難易度はそこまで高くはなかったものの

地図が描きにくすぎて悶絶したユーザーも多かったのではないでしょうか。

途中まで抑えて、一気に盛り上げる感じが実に上手い一曲です。


6番:迷宮・桜ノ立橋(2の16~20Fまで)

世界樹の迷宮でも、屈指の美しさを誇る階層と思われる

2の第4階層で流れる桜ノ立橋が6番です。



名前の通り、迷宮内に桜の花びらが舞うような美しい景観を持つ迷宮に

この音楽なので、印象に残ります。サビの部分への盛り上げ方がほんと上手いですね。

その前の階層が、雪の降りしきる階層となっていて、そのギャップに驚いたユーザーも多かったのではないでしょうか。


7番:迷宮 IV 木偶ノ文庫(4の4番目の迷宮)

7番には、世界樹の迷宮4の様々な謎などが明かされる

4番目のダンジョンである木偶ノ文庫をチョイス。

読み方は「デクノフミクラ」が正解です。



4での4番目に当たるダンジョンですが、その前が自然を前面に押し出したダンジョンだったので

4番目は人工建造物というところが、新鮮でした。風が吹いている迷宮で

機械の犬に悩まされたプレイヤーは管理人だけではないはず。

ループ直前の展開が、非常に斬新だと思う一曲です。


8番:迷宮V 円環ノ原生林(5の21~25Fまで

下位打線には思えない、8番には

5から最終局面となる第5層の円環ノ原生林をチョイス。



確かシリーズ初となる、右と左が繋がったダンジョンで、途中体を浮遊させる

機械を使って、攻略を進めていく階層となっていますが、その雰囲気に

良く合った曲だと思います。あと、個人的にですが、聴くと昔の金曜ロードショー思い出す曲ですw


9番:迷宮・禁忌ノ森(2の26~30Fまで)

9番エースには、2の最後の隠し階層となる

第6階層の禁忌ノ森を選択。



シリーズのお約束として、26階から上の第6階層は、ゲームを一度

クリアしないと侵入できないエリアとなっています。ストーリーは

25Fの第5階層で完結するのですが、そこでボスを斃すとそこから

先に進めるようになり(4のみ違う)ザコ敵ですら、気を抜くと

一瞬で全滅するような、凶悪な第6階層に侵入できるようになるのです。

他のシリーズでは、その雰囲気から非常に暗いというか、独特な雰囲気が多く

おおよそ万人受けしない曲ばかりなのですが、2の禁忌ノ森だけは

シリーズ全体でみても、異色の雰囲気を持つ第6階層となっています。

一見、まるで楽園のような美しい風景が広がりますが、その実、敵は

前述の通り非常に凶悪で、ある意味天国に最も近い階層とも言えるでしょう。

この曲も美しいのですが、どこか狂気的な雰囲気も感じる曲となっていると思います。


中継ぎ:迷宮III 千年ノ蒼樹海(1の11~15Fまで)

曲も好きですが、3層の曲が今まで登場していなかったので

という理由もあって、中継ぎには1の第3層の千年ノ蒼樹海をチョイス。



実に水っぽいというか、そんな雰囲気がある曲(どういう意味だ)

新・世界樹の迷宮の生演奏Verですと、より水っぽさが目立つアレンジとなっています。

何というか、すごく癒やされる感じがあります。浮遊感があるというか。

ループする前の展開が非常に好きな一曲です。


抑え 迷宮II 奇岩ノ参道(5の6~10Fまで)

栄えある抑えは、実はこの打線を書くに至った理由の一つにもなっているほど

最近ハマっている曲で、5の第2層に当たる奇岩ノ参道です。



コンドルは飛んでいくみたいな、民族音楽的要素がたまらない一曲です。

なんというか、とても癒やされる…。後半の静かな場所もなんというか

聴いていて、ノスタルジックな感情を抱ける曲ですね。

良く晴れた日の、人気が少ないところで自転車漕ぎながら聴くには

最高の曲です。今日試しました(笑)笛っぽい音がたまらないですね。

ちなみに、ゲーム内の表示ですと奇岩ノ山道ですが、サントラの表記ですと

奇岩ノ参道になっています。どちらが正しいのかはよくわかりません(笑)


ちなみに、完全余談ではありますが、その昔1~3まではサントラが一時期プレミア化したことがあります。

後に、5pbが再販を行ったため、今では通常の定価でCDを購入することが出来ます。

また4まではスーパーアレンジVerというアレンジ専用のCDも出ています。


というわけで、個人的に最近色々と音楽を聴いていることもあって

このような打線を作ってみましたが、2層3層が思いの外少なかったなという印象。

2層・3層は癖のある階層が多いんですよね…。ここまで書いて思ったのは

古代祐三氏は天才だ!ということ。新作でも期待しております。



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