今では、サードパーティとして

各ゲームハードに、ゲームを作っている存在であるセガ


古くからのゲームファンなら御存知の通り

今の任天堂・ソニー・マイクロソフトのシェア争いの前には

マイクロソフトの前にセガがハード事業を展開していました。


1983年に発売したSG-1000から始まり



1985年にセガマークIIIを発売。



1987年にはマークIIIの上位機種であるセガマスターシステム。(海外版の逆輸入品)



そして、一部のマニアと海外で大成功したメガドライブ。



余談ですが、メガドライブは海外でジェネシスと呼ばれ、ブラジルなどの

一部海外で、ものすごい愛されて知名度があるハードです。

日本でも、メガドライブをこよなく愛する人をメガドライバー

呼ぶなど、一部で今も非常に愛されているハードです。その後は携帯機であるゲームギア。




当時、モノクロの画面だったゲームボーイと差別化される

カラーでのゲームが出来る携帯機でありましたが、非常に電池の持ちが悪く

電池が切れる前にクリアできないゲームなどもあったぐらいです。

そして、CD-ROM主流時代には、セガサターン。



プレイステーションと、シェアを争いましたが

FF7がPSに出て勝負あり。ただし、拡張RAM必須とはいえ

格闘ゲームの動作が凄まじく、これまた一部のマニアに愛されるハードとなっています。

ちなみに、管理人も個人的に好きなハードで、家には150本ほどのソフトがあります←

発売されて、2年ぐらいはX指定といういわゆる18禁的なソフトも出ていました。

管理人も幾つか持ってますね←

そして、セガ最後のハードとなってしまったのがドリームキャスト。




コンパクトな本体とは裏腹に、かなりの性能があったマシンで

環境を揃えれば、PS2よりも綺麗な画面でゲームも出来ました。

これも、格闘ゲームなどが強いハードですが、セガサターンに比べると

致命的にコントローラーの出来が悪すぎた…。多数出た格闘ゲームを

楽しむためには、アーケードスティックはほぼ必須といえるぐらいでした。


と、一時は任天堂と争う形で、家庭用ゲーム業界にハードホルダーの

ファーストとして、参戦していたセガですが、今ではサードパーティになっています。


セガがハード事業を行っている時は、任天堂と同じように

ファーストタイトルを積極的に出すソフトメーカーでもあり

ソニックシリーズや、バーチャファイターシリーズなどは

一時期、任天堂IPに勝るとも劣らないソフトをリリースしていました。

そのIPたちも、今や大体のIPは新作がリリースされなくなっています。


しかし、当時の熱を知る人にとっては、多数の魅力ある尖った作品が

セガから出ていたのは、誰もが認めるところでしょう。

何作か、シリーズが出ているタイトルもあります。

それらのIPは眠らせておくにはもったいない…と、セガが考えたのかは知りませんが

セガが往年の名IPを復活させる気でいるらしい?ようです。


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バーチャファイター、サクラ大戦、ナイツなど眠らせておくにはもったいない!

セガが今後の戦略に、ゲームIPの重視を掲げていることを

報じたのは、Gamesparkの以下の記事になります。

セガサミーホールディングスは、公式サイトにて事業戦略「Road to 2020」を公開し、過去/新規IPを活用した今後の展開を明らかにしています。

セガサミーのビデオゲームなどを手掛けるエンタテインメントコンテンツ事業は、売上高を3,000億円以上、営業利益を300億円以上、営業利益率10%以上を同事業の目標としています。重点課題として「グローバルヒットタイトルの創出」を挙げており、期待作への集中投資、デバイス軸からIP軸へのシフトなどを行う予定です。

そのなかで同社は、IP価値の最大化を目指し、リバイバルIP、既存IP、新IP、外部IPたちを積極活用していくとのこと。また、IP軸にスタジオを編成し、マルチデバイス・グローバル展開も促進していきます。『龍が如く』『ペルソナ』などのパッケージゲーム分野では、「欧米PCの既存IP拡大と新規獲得」「開発受託による収益基盤構築」「新規IPへの挑戦」「有力IPのリバイバル」「開発エンジンの有効活用」に重きを置いているそうです。

海外メディア/ユーザーの間では、とりわけ「有力IPのリバイバル」に注目が集まっているようで、『ジェットセットラジオ』『ベア・ナックル』『バーチャファイター』など様々な作品の名が挙がっています。

ゲーム事業への関わりの長さから言えば、任天堂より老舗なのがセガです。

これまで、先に紹介した自社ハードで様々なゲームを発売してきており

任天堂の幾つかの主力IPを集中的に育てるよりは、様々なジャンルのゲームを出して

その中で、ヒットしたものを展開していくというイメージでした。

セガは、一時期はぶっ飛んだ感性のゲームを多数作っており、ファーストでありながら

率先して、様々なジャンル(普通に遊べるゲームからバカゲーまで)を数多くリリースしていました。


その中で、特にスマッシュヒットとなっているのを幾つか挙げると

まずは、社会現象にまでなったバーチャファイター




当時、スト2で蒔かれた対戦格闘ゲームブームに、ポリゴン3Dの格闘ゲームという

新機軸をもたらし、ゲーセンで対戦に熱中するゲーマーたちが一般メディアに

取り上げられるほどの大ブームとなりました。


セガサターンで発売されて、人気が出たのが

SLGであるサクラ大戦シリーズ




ギャルゲーとSLGを混ぜ込んだ、任天堂では作られないような

ゲーム観は、当時のユーザーにはインパクト絶大でした。

シリーズも5作ほど出ていましたが、いつの間にかフェードアウトしていました。


その他、ベルトスクロールアクションである、ゴールデンアックスシリーズや

ベアナックルシリーズ(メガドライブ)や、実はかなり昔からあるRPGである

ファンタシースター(これはオンラインのものが今でも稼働していますが)や、シャイニング・フォースシリーズ。

シリーズこそ多くないものの、ドリームキャストで出たルーマニアシリーズ、ジェットセットラジオシリーズ

アーケードで地味に人気があった、クレイジータクシーシリーズなど、今出してもそれなりの

反響は得られそうなタイトルが多数あります。


もし、これらの往年のIPが、奇跡的に蘇れば

現在、ニンテンドースイッチによって戻ってきていると思われる

ファミコン・スーパーファミコンで楽しんだ世代に直撃するような

タイトルも出る可能性もあります。展開のさせ方次第ではありますが

往年の尖ったメーカーであった、セガの復活…もありえるかもしれません。

個人的には、最近のセガを見る限りでは、正直期待は大きくは出来ないですが

今後の動向には注目したいと思います。

セガとしても、その本気度が問われる方針となるかもしれません。

新規IPも、これから制作してくるとのことでセガの今後は気になりますね。


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