任天堂が、突如として10月18日に発売することを告知した

全くの突発的リリースタイトルであったリングフィットアドベンチャー


【次世代Fit】『RingFit Adventure』が10月18日に7980円(税抜)で発売決定!


もともとWiiとWii Uにて、フィットネスタイトルとしてバランスボードなる

周辺機器を販売し、Wiiを普段ゲームをしない層を巻き込んでヒット商品にした

立役者であったWii Fitの精神的続編的タイトルと把握されていた。


しかし、Wii Fitがゲームを通じたフィットネスと言ったゲームだったのに対し

このリングフィットアドベンチャーは、ゲームをすすめる手段としてリングコンと

レッグバンドを使った筋トレをするというものであり、あくまでフィットネス主体だった

Wii Fitに対して、明らかにゲーム性の位置付けとしては違うタイトルになっている。


かつてWii Fitを当てた任天堂が、このリングフィットアドベンチャーという

スイッチのジョイコンの機能を使った新たな遊びを提案し、再びこの手のタイトルで

ヒットを出すのか注目されたが、発売3週の売上推移を見る限り、今後凄まじい勢いで

売れていく可能性が非常に高い大反響となっている。特にツイッターやYoutubeなどでの

SNSでの拡散力が凄まじく、口コミでの評判が広がっているようだ。

実際にプレイしたユーザーが、口々にゲームだと思っていたらガチの筋トレを

要求され、筋肉が死んだ…的な書き込みが多くなされ(良い意味で)

このタイトルに興味を示す人も、日々増加している状況のようである。


しかし、特殊なリングコンはおそらく量産が難しいと思われるコントローラーでもあり

今までの3週はまだ比較的に売れていたものの、店頭での品薄、あるいは品切れ報告というのが

今の時点では散見されるようになってきている。そしてその状況が一般メディアでも報じられている。


Sponsored Link

リングフィットアドベンチャーがブレイク寸前で、現在品薄あるいは品切れである状況が一般メディアでも報じられる。

基本的にゲームという娯楽は、日本では低く見られている…と感じているゲーマーは多いと思う。

先日記事にした、宮本茂氏が文化功労賞の1人に選ばれたことについても、宮本茂氏が

ゲーム業界では初めての受賞ということもあって、一般化したファミコン登場から

既に36年が経過していて、ようやくマリオやゼルダなどの世界でも広く知られている

キャラを生み出した宮本氏がようやく受賞できたということである。


そのため、ゲームの話題というのは、地上波のワイドショーなど一般的なメディアにて

言及されることは、他の主要娯楽と比べて少なく感じる状況である。

そんな日本でのゲームの扱いを考えると、一般メディアにて言及されるゲーム発の

ブームは相当影響力が無いと話題に取り上げられないのだが、今回のリングフィットアドベンチャーについては

一般的なメディアでもその好調ぶりを伝える記事が更新されている。以下記事引用。

 10月18日に発売されたNintendo Switch向け(※Nintendo Switch Lite非対応)タイトル『リングフィット アドベンチャー』が話題になっています。「30分で効率よく運動できる」「太ももにめっちゃ効く」「ハマってヨガマットまで買ってしまった」など口コミで評判が広がり、家電量販店でも品切れになる店舗が続出しています。

中略

『ドラゴンクエストウォーク』『ポケモンGO』によってウォーキングの習慣が身についたというゲームファンも多いようで、今後ますますゲームと運動との連携はビジネスとして注目されそうです。

 体だけでなく頭脳も鍛えたいという人向けには、12月27日に『脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング』も発売されます。ニンテンドーDSで1901万本を売り上げた『脳を鍛える大人のDSトレーニング』の最新作。今回も東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授が監修しています。

 体も頭もなまってきたなと感じている30代以降のユーザーをターゲットにした実用系、自己鍛錬系のタイトルは、Nintendo Switchを支える柱になるかもしれません。

元はSPA!に掲載された記事だが、これがライブドアニュースなどに転載されて紹介されているということになる。

当然ながら、こういった記事が出るのは、一般でブームになっている兆しが見えているということになる。

今現在、品薄・品切れが多いと言われるリングフィットアドベンチャーだが、今後潤沢な在庫が供給できるようになれば

間違いなく、Wii Fitの再来になるのは確定とも思われるような反響になっている。

とにかく、ジムなどに行かずともかなり本格的な筋トレが出来るということで

筋トレをするにも、ジムに行くのが面倒な人とか、体力が衰え始めた

高齢者とか、幅広い層に需要を喚起できるタイトルであるということが、リングフィットアドベンチャーの強みである。


品薄状態で、これからしばらくは売上を落とすだろうが、任天堂が強い年末商戦に向けて

ある程度まとまった商品をまた出荷してくるのではとも思っている。

かつて一大ブームを築いたWii FitはWiiの勢いに乗って、国内でも350万本以上、全世界では

2267万本という偉大な記録を残しているが、リングフィットアドベンチャーが流石に

Wii Fitまで及ばずとも、それに準じる売上を残すのではないか…リングフィットアドベンチャーが持つ

ポテンシャルはどこまでなのか…これから長い目で売上を見守っていきたいと思う。


にほんブログ村 ゲームブログ ゲーム評論・レビューへ
にほんブログ村