(この記事はタレコミから作成しています。情報提供ありがとうございました。)

かつてPSで発売されたSCEのファーストタイトルで、原作は朝日小学生新聞に連載されていた

漫画タイトルのゲーム化であったポポロクロイス物語



田森庸介氏が作者であるこの作品が、PSのファーストタイトルとしてジャンルRPGで

発売されたタイトルがこのポポロクロイス物語である。

当時はまだ一般層に訴求を進めていたSCEが発売したカジュアルなタイトルで

PSのファーストタイトルとして結構な人気が出て、後に続編も発売されているタイトルとなる。

ゲーム好きにも結構な知名度があり、また一般層をPSに引き込めるようなタイトルであったが

IPをほとんど潰してきたSCEの例に漏れず、こちらのタイトルも2005年にPSPで発売された

ピエトロ王子の冒険が最終作品となっており、それ以降PSでゲームは発売されていない。

もっとも、今のPS系ソフトの主流ジャンルからすれば、今リリースしても浮きまくるような

世界観のタイトルであることは間違いなく、今のPSに発売されないのも納得ではある。


2005年以降全く新作がPSではでなくなったポポロクロイスは、意外な展開を見せる。

マーベラスが持つ定番IP・牧場物語シリーズとコラボして、まさかの3DSに

ポポロクロイス牧場物語を2015年にリリースしている。

牧場物語とのコラボで、ある程度の注目はありそれなりに売れたが最終的には

約7.5万本の販売と、かつてのPSに出ていた頃の初代が売り上げた本数である

40万本から比べれば、やはり大きく売上を落としていた状況にあった。


そしてポポロクロイス牧場物語から3年後の2018年に、今度はセガと組んで

ポポロクロイス物語のスマホゲーであるポポロクロイス物語 ~ナルシアの涙と妖精の笛が配信され

現在もサービスが継続している状況となっている。残念ながら売上は芳しくないが

それでもサービスは続いていて、来月の8日を持って配信から3周年を迎えることとなる。


以上、かんたんにポポロクロイス物語というタイトルが歩んできた

軌跡を紹介したが、ポポロクロイス物語 ~ナルシアの涙と妖精の笛の配信から

3周年となる5月8日になにやら、ポポロクロイスの制作者が集まって

生配信を行うということが告知されている。


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5月8日にポポロクロイスの開発者が集まり生放送を配信へ!

スマホアプリでしばらく存在を細々と維持してきたポポロクロイス物語。

現在のスマホアプリ配信から3周年を迎える来月5月8日に制作者が集まり

生配信を行うということが、告知されているのでその内容を以下に引用。



こういったツイートが確認されているのと、あとは原作者の田森氏がゲーム自体を作ることには

意欲を見せており、実際に現在家庭用新作を作っているのでは?と匂わせるような発言は随所で見ることができる。

また2年ほど前の話だが、PS公式がファンアートを募集した際にポポロクロイスについては

ファンアートを送られても掲載できないということを告知していたことがある。


2年前のSIEJA「自社タイトルのファンアート募集するよ、でもポポロクロイスのイラストは投稿しないで下さい」


数々の状況証拠から、日本のPSのゲーム開発の根幹の担っていたJAPAN STUDIOは

おそらく解体状況にあるというのが、今の所の見解だが、このSIEJAの発言から

もうポポロクロイス物語の権利などは、SIEには無く田森氏に個人に戻っている…

という可能性がありえるということ。今までPSで新作を出したい意向を見せていたものの

肝心の許可が降りず、3DSのポポロクロイス牧場物語や現在のソシャゲ展開となっている

ポポロクロイスの新作がもしかするとスイッチなどの別ハードで出る…という可能性自体は

全くありえないという話ではなくなっている。果たしてこの5月8日の生配信で何かしらの回答が提示されるのか?

今でもその新作を望む声が一定数あるポポロクロイス物語だけに、何かしらのファンを

喜ばせるような発表がこの日にあることを期待したいところである。


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