据置機と携帯機のハイブリッドであることから、おおよそ今まで

出た全てのゲームと相性が良いニンテンドースイッチ



家ではテレビの大画面で。外出先は携帯機として利用できる

スイッチの利便性は、現時点でのゲームハードにおいて

唯一無二の特性となっており、とてつもないスペックを要求する

AAAタイトル以外は、まずスイッチに出すのが最適解…と

ほぼ断言してしまっていい状況にある。


こういった事情から、最近は元々CSゲームで展開してきた会社はもちろんのこと

逆に、今までCSゲーム業界に参入したことがない、PCやスマホ・ブラウザゲームなどを

主戦場としていたようなメーカーが、続々とニンテンドースイッチに

オリジナルゲームまたは、自社の別ハードで人気を博したゲームを持って参入し始めてきている。

このブログで過去書いた例で言えば

がるメタる!を既にリリース済みのDMM GAMES

鬼斬などでこれから参入予定のサイバーステップ

釣り★スタをリリース予定のGREEなどが挙げられるだろう。


【あの会社まで参入】DMM GAMESがスイッチ向けにゲームを発売することが明らかに!

【スマホタイトルも続々】サイバーステップが鬼斬・ゲットアンプドモバイルと新作をスイッチに出すことを決定!

【これが任天堂の倒し方?】グリーがニンテンドースイッチに「釣り★スタ」をリリースすることが決定!


言うまでもなく、スマホゲーやブラウザゲーも最近は競争が熾烈になっていることからの

スイッチでのゲーム発売という舵取りであろうが、この流れに乗るかのように

また一つ、WEBであるサービスを行っている会社が、参入を果たすようだ!


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ブラウザ・スマホで自作ゲームを制作・公開できるサービスの「PLiCy」がパブリッシング事業に参入!スイッチに第一弾として『Buddy Collection if -宿命の赤い糸-』をリリースすることを明らかに!

今回スイッチに、会社のCSゲームパブリッシング事業として参入するのが

PLiCy(プリシー)」というサービスを展開する浮田建設株式会社である。

「PLiCy」は、会員登録を行えば誰でもブラウザ・スマホ上からPC・スマホに対応したゲームを

気軽に制作できるというコンストラクションツールである。


無料で使えるために、対応するゲームはアクション・ノベル・RPGといった

一部のジャンルには限られるが、その気軽さが何よりも売りというサイトである。

2013年にサービスを開始した、その「PLiCy」がCSゲームのパブリッシング事業に参入を決定し

ニンテンドースイッチにその第一弾ソフトとして『Buddy Collection if -宿命の赤い糸-』という

乙女ゲーの推理ゲームを発売することを決定したとのこと。

フリーゲーム・インディーゲームの可能性さらに広げる実験的な試み
 PC用ブラウザやスマートフォンで遊べる自作フリーゲームの公開・共有プラットフォームとして、2013年からサービスを開始している“PLiCy(プリシー)”。Unity、HSP3、『RPGツクールMV』といった多くのエンジンツールで製作したゲームの投稿に対応しているだけでなく、2Dアクションゲーム、ノベルゲーム、3DRPGをブラウザ上で作成できる独自のゲーム製作ツールの無償提供や、賞品が授与されるゲームコンテストの実施など、ゲーム製作の支援・活性化をさまざまな形で行っている。

 そんなPLiCyがコンシューマゲームのパブリッシング事業への参入を表明。第1弾ソフトとしてNintendo Switch用ソフト『Buddy Collection if -宿命の赤い糸-』を2018年春にリリースすることをあわせて発表した。

 同作は、“第3回PLiCyゲームコンテスト”(2016年)にてライター部門金賞を受賞した推理ノベルゲーム『Buddy Collection』のシナリオに、新エピソードを大幅に追加したもの。オリジナル版をすでにプレイしたユーザーだけでなく、女性向けゲーム初心者にも楽しめる内容・構成となっている。

 今後のパブリッシングタイトルや対応コンシューマプラットフォームに関して、PLiCyの運営を担当する浮田匡俊氏(浮田建設取締役)は、「『Buddy Collection if -宿命の赤い糸-』リリース後の推移を見て判断します」とコメントした。とはいえ“個人・小規模チーム製作のブラウザ(HTML5)ゲームのコンシューマソフト化”は大きな可能性を秘めているだけに、同サービスの今後の動向に注目していきたい。

中略

 内容は、同サークルが全5エピソード完結の連載型PC用ゲーム(フリーゲーム)として制作中の『Buddy Collection』シリーズ(※現在エピソード2まで公開中)のエピソード1に、テキスト約10万字に及ぶ新規シナリオを追加した“豪華仕様版”となっている。

 オリジナルPC版の開発環境は、HTML5で動作するオープンソースのノベルゲーム制作エンジン“ティラノスクリプト”。コンシューマソフト化にあたり、Nintendo Switchのインターフェイス(Joy-Con、タッチスクリーン)による操作への対応と、Nintendo Switch用ブラウザで正しくかつ快適に動作させるための、独自のカスタマイズがほどこされている。

今回の記事で大きなポイントは、このソフトということではなくて

「PLiCy」がスイッチでゲーム開発・動作できる環境を整えたというところにあるといえる。

記事内にあるティラノスクリプトであるが、公式サイトを見ると、この基本的なスクリプトは

わずか1480円で購入することが出来るようになっている。

そして、現時点ではこのツールで作ったものはアプリで配信することも容易となっている。

知識があれば、スマホのアプリ開発・配信というのは個人でも出来るものであるが

スイッチにゲームを出すのも、それ並に敷居が低くなるということ。

もっとも、CSゲームではCEROの審査が必要で、その費用を考えるとスマホアプリほどの

お手軽さは無いものの、それでも審査料を払っても…という意欲的な開発者であれば

今後、このティラノスクリプトを使って制作した小粒なタイトルがスイッチ市場に出てくる可能性はある。

またHTML5で動作するオープンソースをスイッチで動かせるようにしたということは

スイッチでもブラウザゲーを動かせるようにもなるということ。

となると、例えば艦これのようなブラウザゲーをスイッチで動かす…なんてことも理論的に可能であるだろう。

この辺りの敷居が低くなれば、更にスイッチ市場はカオスなものになる可能性も十分に考えられ、今後この

「PLiCy」を含めたこの手のゲームがスイッチでどのような展開を見せていくかは、注目に値すると言えるだろう。


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