据置と携帯機のハイブリッドハードであることから

極端なスペックを要求するゲーム以外は、おおよそ

全てのゲームと相性が良いと断言していいニンテンドースイッチ



ハードコンセプトである「いつでもどこでも誰とでも」は、非常に強力で

NVIDIAの技術力が結集された携帯機モードは、そんじょそこらの据置タイトルと

遜色ないパワーと表現力を誇っている。まさに、ゲーマーとしては

非常に魅力的なハードであると言えよう。


現時点で、おおよそ普通のゲームはニンテンドースイッチとのマルチという

判断も多くなっているが、そのスイッチにはまだまだ弱いジャンルが少しだけある。

その数少ないジャンルの一つが乙女ゲーと呼ばれる

ジャンルのタイトルだと思われる。


ギャルゲーの反対と言った意味を持つこのジャンルは、要は一人の女主人公が

複数の男性キャラと恋愛をするタイプのゲームということで、需要は少ないものの

一定のコアなファンが存在する市場でもある。


今までは、乙女ゲーが多くリリースされていたハードは

PSP・PS Vitaであった。

いずれも、ハードの全盛期ではなく、末期頃に殆どのメーカーが

ゲームを出さなくなった後に、細々と新作を出し続けている。

一定の認知度はあるが、売上としては1万本も難しいと言ったところで

まさにニッチ中のニッチと言ったジャンルである。


乙女ゲーを作っているメーカーは殆どなく、幾つかのメーカーのほぼ独占状態となっているが

その会社の一つであるオトメイト(正確にはアイディアファクトリーの乙女ゲーブランド)が

大量のソフトを引っさげてスイッチ市場にいよいよ本格的に参入することを決めたとのこと。


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Vitaからスイッチにオトメイトが移籍宣言!

実は、一ヶ月前に乙女ゲーなどを専門に扱う雑誌が

色々と動きがあることを、今月に発表することが告知されていた。



色々と思わせぶりなツイートであったが、そのツイートの真相が明かされることに。

今月号の電撃Girl’sStyleにて、オトメイトタイトルが『オトメイト meets Nintendo Switch』と

大々的にスイッチへの参入を表明したのである。



実はこの表紙。当初、予告されていた表紙とデザインが若干異なっている。

元々の予告表紙は、以下のような表紙であった。



プレゼント箱を持っていた後ろのキャラが、スイッチ本体を持ち

前の花束を持っていたキャラが、ジョイコンのおすそ分け状態で

プレイをしているという、なかなかにインパクトのある表紙に変わっている。

これだけのことをやれば、まさしく本気ということなのだろう。

実際に、中にも移籍宣言がされているとのことで、フラゲで有名な

例のサイトが、その内容の概要と感想を書いている。

『薄桜鬼 真改 風華伝』
『薄桜鬼 完全新作』
『Code:Realize 彩虹の花束』
『Cendrillon PalicaA』
『ニルアドミラリの天秤 色ドリ撫子』 ※メインキャラのショートストーリーが5本追加
『LoverPretend』一ジョー新作。キーワードは恋愛ごっこ、選択、努力、理想、成長、役者、現実、夢、挫折、仲間
『ビルシャナ戦姫~源平伝~』 レッドエンタテインメントとのタッグ。キャラクターデザインは羽田浩二
『私立ベルバラ学園』少女マンガベルバラが学園ものに。映像化も同時進行中
『戦刻ナイトブラッド』
『アムネシア』
『ノルン+ノネット』
『レンドフルール』

これらのタイトルがSwitchで発売決定。
一気に発表しすぎ(笑)発売日未定のタイトルが多いですが仮に1ヶ月に1本でもペースは早いかも・・・。

※電撃ガールズスタイル6月号の表紙では「移籍&新作」となっていますが背表紙は「移植&新作」
どちらかの誤植かと思いましたが他のページでは「移籍&新作」と記載されていてマチマチ。
上記5タイトルは各作品のキャラクターたちのトーク形式による今回の移植に関する座談会が掲載されていて
”移植”というより”移籍”という言葉がピッタリな人情味があふれる内容に。
新作タイトルはそれぞれ開発者インタビューもありボリュームのある記事になっています。
発売スケジュール表には今回発表された新作タイトルのPS4/PSVITAでの発売予定は記載されていません。
追加要素がなさそうな移植タイトル(薄桜鬼、CodeRealize、Norn9Lofn、アムネシア、レンドフルール)のタイトルには全て「for nintendo switch」がつくようです。蒼の彼方のフォーリズムもそうでしたがそのようなルールがあるのかな?

管理人は詳しくは知らないが、12タイトルのうち5本ほどは完全新作になるようだ。

更に新作タイトルは、完全独占となるようで、PS関連からは完全に離脱するようだ。

Vitaでマルチでも出さないということは、いよいよVitaも市場が終わりつつあるということなのかもしれない。

この手のタイトルは、リビングのテレビでおおっぴらにやりたくないユーザーも多そうなので

スイッチはまさに、Vitaの後継的扱いになると考えていいだろう。

スイッチに来たからといって、この手のゲームがかなり売れるとは到底思えないが

少なくとも、PSで専門に展開していくのはもはや無理と、メーカー側も判断したということだろう。

それにしても、まさか12本ものタイトルが一挙に発表されるとは予想外であった…。

ますますスイッチの市場のカオス化が進みそうである。


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