ファミコン時代から、ゲーム音楽に魅せられ、今もなおその曲を聴くことを

ライフワークにしている死ぬまでゲーマーでいたい!管理人が語る

思い出のゲームサウンドトラック企画の第七弾です。


前回の更新から二ヶ月以上間が空きましたが、久々に更新です。

ゲーム音楽については、やはり自分の生活の中の一部となっていて

ブログを更新している時などにバックグラウンドで流すのが当たり前になっています。

最近はサントラを購入はしていませんが、ゲーム音楽については以前よりも

更に聴く機会が増えているなと感じます。先日のアクトレイザールネサンスなんかも

アレンジの音楽を認めつつ、やはりオリジナルは良いなと思ったり。


と、話が脱線しまくりですが、久々の七枚目の紹介をしたいと思います。

今回紹介するのは、現在は新作については特に目立った動きがない

アトラスが作ったあのダンジョンRPGシリーズの3枚めのサウンドトラックです!


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嗚呼、思い出のゲームCD 七枚目『「世界樹の迷宮III 星海の来訪者」オリジナル・サウンドトラック』

というわけで、ニンテンドーDSで初代が発売し、その後DSと3DSでシリーズが

ナンバリング5作、集大成的なものが1作発売された人気シリーズである

世界樹の迷宮IIIのオリジナルサウンドトラックです!



アトラスが2007年にニンテンドーDSで発売したのが、3DダンジョンRPGである世界樹の迷宮です。

現代の視点でウィザードリィを作ったらといったコンセプトがある、かなり骨太な難易度を誇るゲームで

漫然とプレイするだけでは、下手すればボスどころかザコ敵にすら屠られることがあるぐらいに

気が抜けないタイトルとなっています。その高難易度寄りのバランス調整と

そして、ニンテンドーDSの2画面というハードの特性を活かした、オートマッピングではなく

自分で下画面にタッチペンを使って、手書きで地図を描けるという、あたかも

自分が冒険して未踏の迷宮を踏破していくという高揚感が、他のタイトルにはない特徴となっています。


初代から、非常にゲーマーの間で人気があり、シリーズ化されたタイトルの

3作目が『世界樹の迷宮III 星海の来訪者』です。

2010年にニンテンドーDSソフトとして発売され、この後の4からシリーズの

プラットフォームは3DSの方に移っていくことになります。


このIIIでの最大の特徴は、今まで3DダンジョンRPGしか主人公たちが

行ける迷宮がなかったところに、大航海クエストという新たなマップが追加されたこと。

ゲームの潤滑油的なものになっており、経験値稼ぎが出来たり、レアなアイテムを

入手できたりと、こちらもゲームの攻略には欠かせない要素の一つとなっています。

IIIはおそらく全体的な難易度は比較的低めに設定されているはずですが

それでも難しい部分も多々あるので、それらにつまずいたら気分転換に大航海クエストといった遊び方も楽しめました。


長々とシステム面などについて触れましたが、実は管理人が世界樹の迷宮シリーズに

はじめて触れたのが、このIIIからだったということで非常に思い入れがあるのです。

ベスト版を買って遊び始めたのですが、どっぷりと世界樹の世界観にハマってしまい

その後、全てのナンバリングシリーズ(とはいっても、1と2は新というリメイクをやっただけにはなりますが)を

プレイするぐらいにお気に入りのタイトルとなったのです。

現在は、新作が作られているという話こそきこえてきてはいるものの

今のところは何かしらの情報というのは、全く出てきていない状況であります。

スイッチでは手書きマップがどうなるかという問題があるとはいえ、やはりこのゲームの新作は

プレイしたい…と切望している人間としては、早く何かしらの続報に期待したいところです。


さてさて、またしても話が脱線しましたが、この個人的に初の世界樹シリーズの

体験となったIIIについては、音楽も非常に印象に残っています。

まず作曲は、シリーズ通してこの人!古代祐三氏となっています。

言わずとしれたゲーム音楽の重鎮の1人ですが、やはりこの世界樹でも氏の才能が

余すことなく発揮されているのは間違いありません。

サウンドトラックは最初発売された後、実はしばらくプレミア化して

後に5pbから再販が行われたため、現在では安定した価格で購入することが可能です!


早速、個人的に心打ち抜かれた曲を紹介していきましょう!

まず一曲めは、迷宮の一番最初の5階までの第一層で流れている

迷宮I 垂水ノ樹海です。



シリーズとしてはもはやお約束な要素として、第一層は緑あふれる、まさしく

世界樹の迷宮というふうにふさわしい風景が展開される迷宮が最初に配置されており

このIIIでも当然そのお約束は踏襲されています。光あふれる森という静謐さを

どことなく感じる、穏やかな曲ですが、ゲームとしては結構容赦がなく

一層ですら気を抜くとhageるのは相変わらずです。

初の世界樹で、最初の迷宮でこれが流れてくれば、もはや惚れるしかないでしょうな←


次は、大航海クエストの時に、船を移動させている時の音楽である海景 大航海



なんか海って感じがしますねぇ!?(謎

良く晴れた大海原を表しているような感じが良いですね。

ちょっと哀愁感も個人的には漂っていますが、どうでしょうか?


次は、同じく大航海クエストで戦うボス戦のときだけ流れる

限定ボス曲である、荒れ狂う波浪の果てです。



強大な敵と戦う感じが良く表現されていると思います。

特に途中である、一瞬無音になる部分がタメがあってとても良いと思います!

この曲は、非常に人気が高かったのか、後のシリーズでも

吹き荒ぶ熱風の果てなどと言ったタイトルでアレンジされていたり

5では、同じ曲名で、同じくアレンジされていたりする定番曲となっています。



そして、シリーズ通しても後にほぼ採用されることがなかった

ダークゾーンなどが存在する、表向きの最後の階層となる

第5層の曲である迷宮V 白亜ノ森もドラマチックな展開で素晴らしいです。



和のテイストがある曲で、後に世界樹と不思議のダンジョンが発売された時に

この曲がアレンジされたときには、完全に雅楽となっておりました。



この他にも、多数好きな曲がありますが、紹介し尽くせないので

特にお気に入りのものをチョイスしてみました。

本当に素晴らしい曲ばかりで、古代氏の引き出しの多さに驚かされる

タイトルでありますので、ゲーム音楽としても楽しむべきゲームだと思いますね。


なお、CDについては、古代氏のこだわりで、実はIIIまではDS音源の他にも

FM音源バージョンで同じ曲の収録があったりします。

なので、サントラの量が単純に2倍に増えているという、ある意味狂気的なCDであったりもします。

実はこの試みはIVでも行われる予定でしたがIVは頓挫してしまいました。

一方のVは同じくFM音源バージョンがあり、これはDLCとして追加コンテンツが発売され

サウンドトラックの方にも収録されました。音楽面でもこだわりのタイトルが

この世界樹の迷宮というシリーズタイトルになっているのです。


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