最近ゲームをやるために更新頻度を下げている、死ぬまでゲーマーでいたい!管理人です。どうもこんばんわ。

ゲームをやるために…とはいっても、積みゲーの他、積み漫画もありまして

なんだか色々やっているうちに「あれ?ゲームもあんまりやれてないんじゃね?」とか

自問自答する日々が続き、もはや気分は世捨て人です。南無三。


全く以って、わけのわからない冒頭の挨拶から今回始めてみたわけですが

皆さん、そろそろ秋めいてきた日々をいかがお過ごしでしょうか?

そろそろ、日の長さが、夜のほうが長くなる時期を迎え

もののあはれ。いとさびし。そんな日々を暮らしています。

ああ。もう!脱線しまくりだな!オイ←


さて、見ててあまりにも寒い一人芝居(?)夢芝居、梅沢富美男は

ここまでとしまして、なんだか久しぶりのゲームレビューです!

一通りクリアして、オークションで売りましたので←

去年の話題のソフトで、なかなか評価が高かったオクトパストラベラーについて

ようやっと、重い腰を上げてレビューを書こうと思います。




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【ゲームレビュー】オクトパストラベラー

オクトパストラベラーは、2017年1月に行われたニンテンドースイッチの

プレゼンテーションに於いて発表されたタイトルです。タイトルのオクトパストラベラーという響きから

発表当初から、タコ!タコ!とか言われてましたが←

正確にはOCTO(8)PATH(道とか小道)の旅人たち…つまり8人の主人公たちの

旅路をたどるゲーム…というのが一番正しい解釈の仕方でありましょう。


4人ずつの男女を主人公とした、かつてのロマサガのようなタイトルになっていますが

シナリオについては、フリーシナリオ(順番こそフリーではあるけれど)ではなく

それぞれの主人公に、章立てたストーリーが用意されております。

1人、最初にメインとなる主人公を選び、その後は基本的に各地を回って

キャラごとのシナリオを進めていくスタイルですね。この順番は本当にフリーで

基本的には各キャラの章を順番に全員で回っていくのが、王道の進め方でしょうが

1人の主人公を一気に進めて、他の主人公キャラを後で一気に進めるという手も使えます。

こういう攻略の仕方をした場合は、後になればなるほどヌルゲーと化していくでしょうけれども。


あとは、ストーリーについては最終章の目的地の街が、敵レベルも高く、攻略が難しくなっていますが

一度街に訪れるとファストトラベルが可能なので、序盤のうちに最終盤の街までなんとか行って

お金さえあれば、弱いうちから売っている商品の最強装備も集めることもできるので

この辺りは、昔のファミコン時代のゲームとか思い出しますね。船が手に入った後のDQ2とか3みたいな感じ。

このあたりの自由度は、なかなかに面白かったです。


シナリオですが、基本的にはそれぞれの街で起こるイベントはお使いイベントばかりで

あまり謎解きが無いのが、残念では有りました。目的地やどの人に話しかければいいかなども

大体マップ内で表示されるので、ここは逆に親切すぎるかなとも思いました。

人によっては、やらされている感が出てしまうのではないかと思います。

もちろん、8人のストーリーがあるために、作り込みすぎるとそれはそれで大変というのもあるかもしれませんが…。

あまり、謎解き感が少なかったのは、数少ない残念と感じたところでしょうか。


8人のキャラですが、これはそれぞれキャラが立ってて良いですね!

いかにも騎士と行ったオルベリク、薬師でありながら、ポジティブで武闘派でもあるアーフェン。

知識に対する貪欲さと洞察力は凄まじいが、朴念仁のサイラス。

クールでありながら、どこか熱いものを持つテリオン。

女キャラも、復讐に生きる女・プリムロゼ。神官で聖火教の教えを広めるオフィーリア。

とにかく明るく、抜け目ないトレサ。そして、やや大人びてはいるものの時に年相応の顔を見せるハンイット…。

どれも魅力的なキャラだと思いましたね。主人公にしたのは、お金が手に入るトレサを選びましたが

ストーリーとして、好きなのはアーフェンですかね。最終章での展開は不覚にも泣きそうになりました←

大体のキャラは因縁のあるキャラとの戦いで終わりますが、トレサとアーフェンは

あまり最終ボス的に張り合いがない(?)敵なのは少し残念だったかと。

逆にプリムロゼやテリオンの最後のボスはなかなかに熱い戦いとなりました。


戦闘システムは、ボス線はなかなかに歯ごたえと戦略性がありますが

雑魚戦はちょっと煩わしいと感じたところもあります。

弱点で攻撃して、ブレイクして、強攻撃を叩き込むのがセオリーですが

終盤にならないと複数ヒットしないような弱点(風・闇・光属性など)を

持つ敵はブレイクしにくいといった面倒臭さもありました。

特にブレイクしていないと、普通の攻撃のダメージはかなり小さくなるので

パーティ次第では敵の殲滅に時間がかかると言った難点もありました。

ボス戦は、ボスの特殊なグラフィックと、弱点システムをついた大技が来る直前に

ブレイクさせるようにするなど、戦略性が高いのが面白かったです。

強さもかなり強めに設定してあるので、ブレイクタイミングを間違えたりすると

あっという間に全滅してしまう、緊張感もありました。ボス戦は音楽のかっこよさも有り

総じて、素晴らしい出来になっているのではないかと思います。


グラフィックの2D-HDは今後のドットゲームの標準にしていいのでは?

というぐらいに、素晴らしいと思います。特に、遠景の表現ですとか

水に反射する陽の光の表現ですとか、雪の表現などはリアルな質感を伴っており

ドット絵の良さを、改めて思い起こさせてくれる表現技法だと思います。

敵のデザインなども、センスがあるもので、若干のデザイン違いの敵も多くはありながらも

オクトパストラベラーの世界観を作るのに、十分な表現だったと思いますね。


そして、最後に音楽。もうこれは100点満点ですな(笑)

西木氏による、壮大な楽曲群はストーリーに実に華やかな彩りを付け加えています。

個人的お気に入りがありすぎなのですが、あまりにも好きすぎて30分耐久も作ったクリフランド地方の曲や



ボルダーフォール、オアウェル、フレイムグレース、バトル2、ボスバトル2、フィニスの門あたりが

非常に印象に残った曲でしょうか。その他にも良い曲が揃っており、ゲームをバックで盛り上げる曲ばかりです。

サントラも発売されていますが、これはいつか買うと思います。



細かなアラも有りましたが、総じてクオリティの高い一作だったと思います。

FC~PS時代あたりのJRPGが好きだった人には、間違いなくおすすめできるタイトルだと思います。

オクトパストラベラーの続編ではなくてもいいので、スクエニ、ひいてはアクワイアは

この2D-HDを活かしたRPGタイトルを再度作って欲しいところですね。良いゲームでした。


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