毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
先週はPS5の値上げ前の最後の週だったため、PS5がブーストかかるかと思いきや
全くそんなことはなく、いつもの台数程度の売上であった。
ただ、公式ストアを含む小売が在庫隠しをしていた疑惑があり、PS5の売上については
先週は台数においては、信用ならない数字が出ている状況でもあった。
そのため、ソフトもあまり売れていないと予測されるがTOP30まで見た時に
昨日のTOP10に入ったソフト以外の、PSソフトがランクインしているのかを確認したいと思う。
果たして392週目の結果やいかに?
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【ファミ通】2024年8月26日~2024年9月1日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2024年8月26日~2024年9月1日
まずは恒例の消化率。
まずマルチ合算で9.8万本のガンダムブレイカーは、全ての機種で80~100%という結果に。
こうなると、機会損失もあったのではないかと思われる消化率となっている。
前作であり、酷評から無かったこと扱いのようになっているNewに比べると大きく回復したなという印象。
この消化率だと、スイッチ単独の出荷数≧PS4+PS5マルチ合算の出荷数ぐらいなのではないかという感覚。
いずれにしても、スイッチのほうがやはり売れるとバンナム・小売共に捉えているということだろう。
今まで、ずっとPSでやっていたタイトルだけにこの判断は色々と残酷だなとも思う次第。
ウマ娘は60~80%の消化率だが、初週のこの売上の勢いだとランキングに残っている間のうちに
80~100%の消化率に推移することは、想像に難くない状況となっている。
これからしばらくはランクインしてくると思われる。
聖剣伝説VOMは、それぞれ60~80%の消化率。
こちらもおそらくは80~100%になるだろうが、やはり出荷本数が絞られているということも明らかである。
かつては、大きなIPだった聖剣伝説ももう浮上の目はなさそうにも感じる。
ファミコン探偵倶楽部も60~80%の消化率。
やはり、出荷本数はそこまで多くないだろうという個人的な予測は当たっていたといったところ。
まぁ、カタログチケット対象になるので、DL版の方が結構売れている可能性はある。
UBIによるスター・ウォーズの新作は40~60%とやや苦戦。
来週の売上は5分の1ぐらいになると思われるので、こちらは小売が値下げを行わなければいけないかもしれない。
PSで、この手のゲームがジワ売れする未来は全く見えない。
TOP11以降の新作ランクインは結構有り、15位に虫姫さま。
23位にゴーヘルゴー つきおとしてこ、24位には実在のプロ野球球団と乙女ゲーがコラボした
My9Swallows TOPSTARS LEAGUE、28位に魔女の泉R、そして30位に神箱 KAMiBAKO – Mythology of Cube -が入っている。
ランクインしたのは全てスイッチとなり、ゴーヘルゴー、魔女、神箱はPSでもマルチで発売されているがいずれもTOP30へのランクインはなし。
消化率はいずれもやや芳しくない状況ではあるが、PSでマルチで出ている方はもっとまずい状況であるのは間違いない。
パワプロ新作のPS4版が、ランク圏外に押し出されており、TOP11以降は全てスイッチのタイトルとなっている。
8月終わりも、新作以外は全くランクインが無いPS5タイトル。
一年通して、売れる時期が無いハードという認識で間違いないのだろう。