毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
昨日のランキングでは、ピクミン4が7週目のトップとなり安定性を見せつけていた。
ピクミンは早くもパッケージだけで売上81万本を越えており、前作…というか
スイッチでWii Uで発売されたタイトルのリマスターとなった3DXの売上(83万本)を
パッケージだけでそろそろ抜きそうという事態になっている。
その他、スイッチ本体も安定の8万台を突破しており、勢いが落ちる気配は微塵もない。
そして、昨日はニンテンドーダイレクトが配信され、またマリオ関連のソフトが幾つか
発売時期と新作も出たりで、まだまだスイッチは盛り上がりそうである。
現状は、スイッチの勢いが落ちる気配はなく、その証拠としてやはり好調を維持するソフトランキングの結果がある。
昨日の新作の消化率も併せ、341週目のソフトランキングも振り返ってみたいと思う。
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【ファミ通】2023年9月4日~2023年9月10日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2023年9月4日~2023年9月10日
まずは恒例の消化率から確認。
2位になっていた五等分の花嫁 ~彼女と交わす五つの約束~のスイッチ版の消化率は緑色。
消化率からすると結構余っているという状況になるが、来週に
どれだけ売上を落とさずにいけるかが注目と言ったところである。
4位になった乙女ゲー・終遠のヴィルシュ -EpiC:lycoris-は消化率はほぼ捌けている状態。
乙女ゲーは、もはやメーカー・小売ともに売り方を完全に心得ているようだ。
TOP11以降の新作ランキングと消化率も見ていく。
まずは五等分の花嫁 ~彼女と交わす五つの約束~のPS4版は15位にランクイン。
3000本程度の売上で、スイッチ版と消化率が同等ということは、PS4版の出荷は
スイッチ版と比べてかなり少なかったということが確認できるということでも有る。
以前は、同発マルチでいい勝負か、PS4版が若干上回っていたのにここまで差がついたか…というところである。
NBA2K24は、なんとかPS5版が一番売れている状態になっているが、その差は僅差。
マルチ合算なら、スイッチ版よりダブルスコア状態になっている状況であるが
FIFAと同じく、後で抜かれているということは十分に考えられるタイトルとなっている。
ただ消化率を見ると、スイッチ版が一番多く出荷されているようであり
この手のゲームすら、スイッチ版のほうの出荷が多いということに驚く次第である。
先週はNBAがPS版が両機種入ったため、PSソフトが5本ランクインしているが
これもまた来週にはいなくなるのはほぼ確定なので、来週以降、またスイッチ無双が始まるだろうか。
ソフトの売上もずっとスイッチタイトルが安定的で、今年も終わりまでずっとこのままで進むのだろう。
2位と4位は自分もノーチェックでしたが、このジャンルが底堅い市場を形成していることを改めて思い出させられました。
五等分の花嫁 ですが、このジャンルでPS4版にトリプルスコアを付けるとは‥‥‥
ゲハ界隈ではPS4を基準にしたスペック議論が多くて忘れられがちですけど、PS VITA(萌えゲー・乙女ゲーでは根強い需要があったハード)を圧倒的にスペックで上回る、「携帯機の決定版」としてのスイッチの側面はこういう時に強みになるんだなあ、と思いました。