毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。

今はコロナの影響で金曜日更新となっている。


昨日の速報を見る限りは、先週はゲームソフト自体の本数は寂しい売上の数値の週となっている。

1位を取ったマイクラレジェンズも、スイッチ版が1.3万本売れたのが観測されているが

それ以降のタイトルは、4桁売上ということで、逆を言うとGW前の静けさといったところも感じる週販であった。


マイクラレジェンズについては、パブリッシャーがバンナムになっていたとはいえ

PS4とPS5でも発売されていたが、それらはTOP10圏外となっていた。

しかし、マイクラIPなので、流石にTOP30には入っていると思っている。

消化率も含めて、新作がどれだけランクインしているか、いつも通り見ていきたいと思う。


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【ファミ通】2023年4月17日~2023年4月23日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2023年4月17日~2023年4月23日


まずは恒例の消化率。マイクラレジェンズについては1.3万本売れたスイッチ版でも緑色の消化率で

小売にはまだまだ在庫がある状態と言える。今までのマインクラフト関連のタイトルであれば

ジワ売れも有り得るだろうが、今回のレジェンドは評判的には良くないのでこちらは投げ売りされるかもしれない。

PS版であるが、PS5版だけが27位にかろうじてランクイン。売上は1391本と惨敗レベルで

消化率もダダあまりという状況になっている。本体が3.3万台(通常版)売れているのに

こちらのタイトルに新規に入ったのは4%強程度ということで、もはや市場として成り立っていないと感じる。


TOP11以降の新作としては、まず最近インディーズ系のタイトルのディベロッパーを

去年から初めている、集英社ゲームズより発売されたハテナの塔-The Tower of Children-が21位にランクイン。

消化率的にはあまり気味だが、定価も安いので、まぁ小売としては細々と売っていけば問題ないのではないだろうか。


マルチで発売した、過去タイトルのリマスター的なタイトルである

AKIBA’S TRIP 2 ディレクターズカットもマルチでランクインしているが

これもかつてはPSメインだったタイトルであるはずなのに、リマスター的タイトルとは言え

スイッチ版のほうが売れている状況となっている。スイッチ版の方は出荷数が絞られているのか

この売上で消化率が赤ということであるので、小売としては有り難い状況ではないだろうか。


同じくマルチで発売されていたコーヒートーク エピソード2:ハイビスカス&バタフライも

スイッチ版のみが29位にランクイン。ギリギリではあるが、PS版の方はおそらく3桁の売上であるだろう。

これも出荷はそこまで多くないようであるし、定価も安いので小売はダメージは殆ど無いだろう。


バイオハザードRE4であるが、先週でPS4版の売上がPS5版を逆転している状況となっている。

この手のタイトルは、グラフィックもかなり重視される部分であるはずだが

現時点でも、PS4版でも十分と感じているユーザーが多いのではないかとも予測される。

そして、2週目のロックマンエグゼなのだがPS4版の消化率が1万本到達していないのに

最大の消化率バーが表示されている。このことから、出荷本数は1万本程度ではないかと予測される。

スイッチ版は追出荷が行われるほど好調だが、PS版はこの有様である。

元々がGBAのタイトルなので、任天堂ユーザーのほうが馴染みが深いタイトルであるのは

間違いないのだが、同発マルチでこれだけ差が付き、出荷数も大きく違っているのは

やはり、PSではもうソフトが売れないということをメーカー・小売も承知しているということにもなる。

色々と、末期な部分がここのところ端々に見える週販であるが、FF16の発売で多少は変わるのだろうか。


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