毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
昨日のTOP10では、相変わらずポケモンが圧倒的な強さを見せつけるのと同時に
ドラゴンクエストトレジャーズが14.3万本を売り上げるなど、ドラクエの人気について
一定の意地を見せた週販となっていた。
スイッチ本体も安定の16万台弱ほどを売り上げており、今年の年末商戦も
いよいよ佳境だなと感じる結果になっていたのは間違いない。
スイッチは今年で発売してから6回目の年末商戦なわけだが、それでも全く
勢いが衰えているような素振りはなく、また一度も本体値引きも行っていない以上
すさまじい覇権ハードだなぁと改めて感じている。今年もあと残り2週間ほど。
速報含め、TOP30もラストスパートということで見ていきたいと思う。
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【ファミ通】2022年12月5日～2022年12月11日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典：ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間：2022年12月5日～2022年12月11日
まずは恒例の新作の消化率。
ドラゴンクエストトレジャーズは、やや余らせ気味。
ただ、腐ってもドラクエであるということと、これから年末商戦の間で
スイッチ本体が売れるのと同時に、本数をある程度伸ばすのは確実なので
小売もそこまで無理して捌かなくて問題はないのではと思う。
魔法使いの夜については、こちらは出荷分が順調に捌けている。
この分だと、むしろ年末商戦での品薄を懸念しなければならないレベルの売れ行きといえよう。
前回の月姫同様、売上としては好調といえるだろう。
11位以下での新作ランクインは、まずスイッチのIt Takes Twoが20位にランクイン。
消化率はやや厳し目だが、出荷そのものが少ないので値引きは最低限というところで収まりそうである。
また27位には、今は亡きジャレコが抱えていた人気麻雀ゲームシリーズであった
懐かしのアイドル雀士スーチーパイ サターントリビュートがランクインしている。
実は最初にこのタイトルが発売されたのは、スーパーファミコンで、その後2ヶ月ほどにアーケードに移植されたという経緯がある。
セガサターンは初期に出たタイトルが、これまたアレが解禁されているものがあるものの
流石に今回はサターントリビュートとはいえ、アレは解禁されていないはずである。
後半に発売されたタイトルは、X指定自体がなくなったので18推…今で言う
CERO:Dぐらいの基準のタイトルとなっている。
ファンタイトルであろうことは、シティコネクション側も十分理解しているということで
消化率は売上に対して、かなり高め。完全に懐古層狙いのタイトルなので
これはこれで正しい展開とも言えるのだろう。
その他のソフトは、やはり年末らしくパーティ系ゲームやみんなで楽しめるゲームが強い…
平たく言えば、任天堂がやっぱり強いねというレベルの売上となっている。
またPSのソフトが、新作の魔法使いの夜と、本体同梱である程度本数を稼いだだけであろう
GT7しかないという、年末商戦？なにそれ？美味しいの？状態なのはこれまた平常運転すぎる。
いつものというレベルで3回目の年末商戦も変わらないPS5ソフト群。
半年後にはようやく待望FF16が出るが…それが出ても駄目そうとしか思えないのはもはや末期である。
