毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。

今はコロナの影響で金曜日更新となっている。


昨日の速報ではFFラーメンことSTRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGINが

FF派生のタイトルということもあって、一位を取ってはいたが

PS4・PS5のマルチ合算の売上は僅か4.6万本ほどと、FFのスピンオフタイトルとしても

最低クラスの売上が出るという結果が出てしまった。

かつては、日本で凄まじい勢いで売れていたFFシリーズも本シリーズの

リリースペースが非常に鈍化していること、日本ではもはや存在感がなくなりつつある

PSメインを頑なに崩さず、任天堂ハードに同発マルチで出さないなどの失策により

若いユーザー層がどんどん減っている状況で、もはや往年のネームバリューは

一切失われてしまった状況となっているのが、今のFFである。

その結果が、昨日のSTRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGINの結果に

全て色濃く反映されてしまった…というのが間違いない状況であろう。

初代FFの世界観をノムリッシュキャラでぶち壊してしまった

STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGINがこれからジワ売れする

展望もほぼ見えず、スクエニでほぼ同発になる完全新規SRPGの

トライアングルストラテジーの売上にマルチ合算で勝つことすら

まず無理であろうという結果が無残にも残ってしまうこととなった。


今日のファミ通のTP30では、その消化率も確認できるわけだが

緑色の消化率になっていたら、まず間違いなく爆死と言える状況となる

STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGINであるが、結果は果たして?


Sponsored Link

【ファミ通】2022年3月14日~2022年3月20日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2022年3月14日~2022年3月20日


早速消化率を見ていく…FFラーメンのPS4版は完全にダダあまり…。

この販売本数で40~60%程度の消化率だと出荷はだいたい5万本程度か?

PS5は60~80%程度となっている。こちらは3万本前後と予想されるか?

いずれにしても、出荷本数も大したことがないということも露呈した消化率。

スピンオフでジャンルそのものが違うとはいえ、FFのネームバリューを

持ったタイトルが合計10万本も出荷されていないであろう状況は悲しさを覚える。


昨日の時点では触れてなかったが、先週の新作の一つだった

ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド リマスター版が

スイッチ版・PS4版が仲良く並んで11位と12位にランクイン。

値段が安いので格ゲーでもこれだけ売れているという見方も出来るだろうが

それにしても、このゲームもペルソナ4の後日談的な扱いになっているため

本編が発売されていないスイッチでは売れないのが普通だとは思うのだが

それでも、スイッチ版のほうが若干売れていることに勢いの差を感じる事態となっている。


また同じく昨日触れた、スイッチの美少女ゲー枠であった

閃乱忍忍忍者大戦ネプテューヌ – 少女達の響艶 -やぎゃるがん☆だぶるぴーすが

それぞれ17位と22位にランクイン。ネプとカグラコラボは

半年前にすでにPS4で発売されているが、半年前の記録を見ると

PS4版はおよそ1.86万本売れているので、それと比べると

スイッチ版は相当売上は悪いが、まぁこれもスイッチユーザーは

クオリティが低いゲームはなかなか買われないといった、スイッチ市場が

一筋縄ではいかないことを表している結果でもあるのではないだろうか。

カグラは元々は3DSが初リリースされたシリーズだが、途中で

PS側に偏重したので、ユーザーは任天堂ハード側ではほとんど残っていないのだろう。

ネプテューヌに至ってはPSメインだったので、こちらも言わずもがな。

ただ消化率を見る限りでは、メーカーの目論見には割と近いレベルで売れてはいるのだろう。

ぎゃるがん☆だぶるぴーすも同様。まぁこの手のゲームを大量出荷しても

売れ残るだけだろうから、いずれも展開の仕方は把握しているというところだろう。


TOP10から陥落したPS5版のGT7は一気に19位まで後退。

おそらく来週はギリギリTOP30に残ると思うが、新年度を

迎える頃にはランキングからフェードアウトしていると予測される。

エルデンリングは合算の売上が40万本に到達したがハーフは厳しいだろう。

ホライゾンのPS4版も27位まで後退。こちらは来週には消えるだろう。

やはりPSタイトルはどんなに注目ソフトであっても1ヶ月程度が

ランキングに残る目安となっているのは、どうしようもない。

エルデンリングはもう少し粘るだろうが、キラータイトルとされていたものが

軒並みキラーではなかったのは、今のPSを象徴しているとも言えるのだろう。


にほんブログ村 ゲームブログ ゲーム評論・レビューへ
にほんブログ村