毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
スイッチはそろそろ丸5年が経とうとしているが、それにもかかわらず
先々週に発売されたポケモンアルセウスが絶好調で、本体の訴求にも一役買っている状況になっている。
本来であれば小売閑散期の2月ということで、通常であればゲームの売上も
落ちるこの時期なのだが、ポケモンアルセウスという巨大なタイトルが
投じられたことにより、まだまだスイッチの勢いは衰えることを知らず
昨日の速報では、スイッチファミリーで先週も9.2万台以上売ったことが確定となっている。
ハードが売れることにより、ソフトも安定した需要が見込まれている状況で
任天堂以外のサードもかなり頑張っている状況にあるのが、現在のスイッチ市場。
昨日のダイレクトで、今年上半期も有力タイトルが多く出ることが判明し
当然ながら、そこに予定としては発表されていない他サードソフトや
インディーソフトがあるので、スイッチの牙城は全くもって揺るがない状況が今年も続く。
PSはなんとか対抗したいところだろうが、ランキングに顔を出すのは新作ばかりで
過去タイトルは全く表に出てこない状況。頼みの新作も確実に1か月以内には
ランキングからフェードアウトと、もはや少しばかりのキラーソフトが出たとしても
その劣勢を覆せない状況になっている。昨日の速報ランキングではダイイングライト2 ステイ ヒューマンが
意地でPS4・5版ともにTOP10には入ったものの、相変わらずPS4版の方が売れている状況でもある。
一体、いつになったらPS5の存在感が国内で増すのだろうかという状況であるが
TOP30では、どれくらいのPSタイトルがランクインしてくるのか?
先々週ランクインした新作も、先週になると数字が落ち込む可能性が
非常に高い可能性があるが、結果は果たして?
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【ファミ通】2022年1月31日~2022年2月6日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2022年1月31日~2022年2月6日
まずは恒例の消化率。新作のダイイングライト2はPS4版も5版も消化率としては良好となっている。
昨年のCoDなどの大型タイトルが軒並み消化率的にまずかった状況からみると
市場への出荷、小売からの発注はある程度予測を付けて行われたということだろう。
逆を言うと、これぐらいしか売れないということが小売やメーカー側も
わかってきているということになるのかもしれない。
ゲームソフトは特に利益率が低く、1本でも売れ残ると店舗としては
不良在庫に陥る可能性も高いものであり、そうならないように小売側も学習しているということだろうか。
もっとも、入荷した分が足りずに品切れになっているというパターンも考えられるが。
いずれにせよ、読みにくい状況にあるのは間違いなく、メーカー・小売泣かせのハードが
PSという認識になっていそうなのはなんとも。
11位以下だが、見事にPSの先々週にランクインした新作は全てランク圏外に落ちている状況に。
日本一の屍喰らいがまだランキングに残っているのを見ると、PSでは初動を逃したら
もう終わりという市場が出来上がってしまっているのがわかる。
結局新作以外は、ランクインなく28ー2といういつもの見慣れた比率に。
というか、Fit Boxing 2の売上よりもPS全ソフトが売れていないのはまずすぎだろうと。
今後も新作が出る週に、新作のみランクインという状況が続いていくのだろう。