毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日更新。

ニンテンドースイッチが発売されてから、235週目となる2021年8月第4週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


今回の結果で、いよいよ夏休み期間の最終結果ということになる。

お盆自体は、新作があまり出ない時期であるため、定番の地力が試される

ランキングとなるわけだが、2週連続でファミコン時代以来の

TOP30すべてがスイッチという一つのハードに独占される結果が出た。

海外のメディアも驚くような結果が出たわけだが、最近のPSの凋落ぶりを

つぶさに追っていれば、誰もがいつかはと予想される結果だっただけに

その時がとうとう来たかというぐらいの捉え方で、特に衝撃的という話では個人的にはなかった。

先週はツシマのディレクターズカット版が発売されたので、3週連続TOP30を独占されるという

屈辱は免れたものの、そのツシマのPS5・PS4版以外のランクインはまったくなかったという

いつものPSだなという結果となっていた。ハードはスイッチが安定して数字を伸ばし2100万台が目前になっている。


先週の新作ソフトであるが、お盆期間中が殆ど出なかった反動で

かなりのタイトルがリリースされている。

その中での注目株は、現在はFGOがソシャゲ界隈で人気を誇っている

TYPE-MOONが名を上げることとなったタイトルのリメイクである

月姫 – A piece of blue glass moon –がマルチで発売されている。



オリジナルはすでに20年ほど前の作品で、FGOからTYPE-MOONの世界観に触れた人にとっては

新作とも言えるようなタイトルにもなるはずである。FGO人気はソシャゲ界隈なので

どこまで勢いがあるかは管理人はわからないのだが、TSUTAYAのランキングで

一位も取っていたようなので、かなり売れているのではないだろうか。


洋ゲーのおなじみのタイトルになりつつあるヒットマン3が発売。



TOP30以内に入るのではないかとは思っている。


あとはマーベラスの新作で、地味に根強いファンがいるタイトルの

最新作となるNo More Heroes 3がスイッチで発売。



その他のタイトルとしては、乙女ゲーだったりギャルゲーだったりがあるが

おそらくTOP30以内に薄桜鬼 真改 黎明録も入ってくることだろう。

タイトル自体は大きな目玉と言えるソフトはないものの、地味にランキング上位を

取りそうなタイトルも発売の235週目の結果やいかに?


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先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】『月姫』がSwitch版/PS4版合わせて13.8万本セールス。2017年発売の『マリカ8 デラックス』は累計400万本を突破【8/23~8/29】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 ファミ通発表の売上ランキング。今回は2021年8月23日~8月29日のゲームソフト&ハード週間推定販売数まとめをお届け。

 名作ビジュアルノベルゲームをリメイクした『月姫 -A piece of blue glass moon-』が、初登場で首位を獲得。1位のNintendo Switch版に続き、2位には同作のプレイステーション4版もランクイン。両ハード併せて13万8408本という販売本数を記録している。

 これらに続いて、『リングフィット アドベンチャー』、『マリオカート8 デラックス』、『Minecraft』など、トップ10常連のタイトルがずらりと並ぶ中、9位には、こちらも初登場となる『ノーモア★ヒーローズ3』が食い込む結果に。

 爽快アクションで人気を博した、アクションアドベンチャーのシリーズ最新作であり、今後の売れ行きも気になるところだ。

 一方、ハードに目を向けると、発売42週目のPS5はスタンダードモデルとデジタル・エディションを合算して20154台、Xbox Series X|Sは合算で5669台の売り上げを記録。PS5両バージョンの累計販売台数は99万5581台となり、100万台到達を目前としている。

ソフト推定販売本数TOP10
1位(初登場) Switch 月姫 -A piece of blue glass moon-
72237本(累計72237本)/TYPE-MOON/2021年8月26日

2位(初登場) PS4 月姫 -A piece of blue glass moon-
66171本(累計66171本)/TYPE-MOON/2021年8月26日

3位(前回1位) Switch リングフィット アドベンチャー
15671本(累計278万8621本)/任天堂/2019年10月18日

4位(前回3位) Switch マリオカート8 デラックス
14838本(累計400万9933本)/任天堂/2017年4月28日

5位(前回4位) Switch Minecraft
13860本(累計215万3053本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日

6位(前回6位) Switch 桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~
12023本(累計234万8554本)/KONAMI/2020年11月19日

7位(前回2位) Switch 遊戯王ラッシュデュエル 最強バトルロイヤル!!
9491本(累計12万2530本)/KONAMI/2021年8月12日

8位(前回8位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
8536本(累計439万7935本)/任天堂/2018年12月7日

9位(初登場) Switch ノーモア★ヒーローズ3
7951本(累計7951本)/マーベラス/2021年8月27日

10位(前回13位) Switch ポケットモンスター ソード・シールド
7499本(累計412万436本)/ポケモン/2019年11月15日

中略

※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/52488台(累計1695万9653台)
Switch Lite/10766台(累計403万951台)
PS5/17852台(累計83万1841台)
PS5 デジタル・エディション/2302台(累計16万3740台)
Xbox Series X/2848台(累計56941台)
Xbox Series S/2821台(累計26355台)
PS4/2067台(累計780万5991台)
Newニンテンドー2DS LL/509台(累計117万1305台)

というわけで、ニンテンドースイッチの235週目はノーマルスイッチが52,488台

Liteが10,766台を売り上げ、前週からの累計売上台数は合算で20,990,604台となった。

スイッチはいよいよ2100万台まで、あと1万台を切った状態に。

来週には確実に2100万台に到達し、そろそろ国内PS2の持つ

据え置きハード歴代最高売上をいよいよ射程範囲に捉えつつある。

その一方で、PS5も売上を回復し2万台を越えて、こちらもいよいよ100万台が目前と迫っている。

発売からおよそ10ヶ月での到達ということになるが、PS4の時と違って

ソフトが壊滅的に売れていないのが、やはり大きな差となっているのは否めない。


ソフトは月姫売れたなぁ…の一言。

もともと凄まじい量のテキストノベルで有ることが知られており

その超絶ボリュームからすれば、フルプライスでもかなりのお買い得になっているのかもしれない。

過去プレイしたユーザーはともかく、FGOからTYPE-MOONを知った人にとっては

相当訴求できる強さがあったのではないかなとも思う。

それにしても、こちらもスイッチ版のほうが売れているという結果に。

TYPE-MOONのソフトは、PSユーザー向けの最たるものだと思うのだが

スイッチというテキストアドベンチャーには最適解すぎるハードであるということと

普及台数の差が出ているということだろう。しかもスイッチは数あるゲームの一つなのに対し

PSではほぼコレシカナイ需要であるにも関わらず、負けてしまうのはどうしようもない。


他にはノーモア3も無事TOP10入。非常に尖ったゲーム性のタイトルであるが

それでも熱狂的な固定ファンがいるということにもなる。こういうソフトは大事にしてもらいたいところ。

継続的に売れるのは難しいとは思うが、全体的な売上はどうだったか、明日の消化率を見て判断したい。

そして珍しくファミ通が触れているが、スイッチでの国内4本目の400万本突破ソフトとなったマリオカート8DX。

発売は2017年4月なのだが、おそらくTOP10以下に落ちたことはないかあるいはあっても、2~3回程度だと思われる。

凄まじいまでのジワ売れソフトであるが、これもまだまだ通過点で9が出るということがない限りは

これもまだまだ売上を伸ばしていくのは間違いないだろう。あまりにも恐ろしいソフトである。


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