毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日更新。

ニンテンドースイッチが発売されてから、226週目となる2020年6月第4週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


ニンテンドースイッチは毎週非常に安定した数字を残し続けており

更に大型タイトルが発売されると、閑散期であっても10万台行くか行かないかのような

通常の据え置きハードではありえないほどのレベルでの売れ行きを

5年目という、普通の据え置きハードならそろそろ次世代機の話が見えてくる

時期にさしかかっても、その安定した需要を維持し続けている。

今年もこれから大型タイトルがあるのが確定しているし、今日からの下半期で

新たに発表されるタイトルというのもどんどん出てくるだろう。

毎週の新作ソフトはインディーズを入れると膨大な量となっており

どのゲームを遊ぶかという選択自体も困難になっている状況で

ユーザーとしては嬉しい悲鳴しか無い状況が続いている。

今日から始まる下半期で、またどれだけ数字を伸ばしていくかが楽しみであるが

まずは上半期の最後の週となった先週の結果を見ていきたい。


新作ソフトであるが、先週は上半期最後だから…というわけではないだろうが

非常にたくさんのソフトがリリースされており、ここで全部紹介するのは難しい状況になっている。

とはいっても、売上的に注目できるソフトはその中の数本なのでそちらだけ紹介していきたいと思う。


まず先週の大型タイトルの一つは、マリオのスポーツシリーズではもはや定番となった

ゴルフを題材にしたマリオゴルフ スーパーラッシュが発売されている。



さりげなくファミコン時代からあるマリオを利用したゴルフゲーム。開発は安定のキャメロット。

マリオテニスと似たような立ち位置になるだろうが、ゴルフゲーだとパーティゲーというには

ちょっと厳しい位置づけかと思うので、実は面白い立ち位置にあるゲーム。

評判は賛否両論と言ったところだが、アプデでコースが追加されていくようなので

任天堂お得意の、細く長く売るタイトルとなりそうではある。マリオスポーツの中では

大きな売上は期待出来ないが、ブランド力があるので8万本程度と予測しておく。


久々のシリーズ新作として、初めて発表されたのがまさかのニンテンドーダイレクトだった

戦国無双5がスイッチとPS4マルチで発売。PS5は発売なし。



前作の4が2014年発売だったので、7年ぶりのシリーズ新作となる。

基本的にエンジン使い回しで乱発無双できる無双シリーズでこれだけ

シリーズが出ていなかったので、待っていた人はそれなりにいるのではないかと思われる。

某小売の週間ランキングではマリオゴルフやスイッチ版を抑えてPS4版が

一位になっているところもあったので、これはマルチ対決でPS4版が勝つ可能性がありそうだ。

マリオゴルフといい勝負をするのではないかと思っている。マルチ合算なら一位になるのではないだろうか。


バンナムからテレビアニメとのメディアミックスという形で

発売されているタイトルで、日本では主に縦マルチ2機種(PS4・PS5)がメインの

SCARLET NEXUS(スカーレットネクサス)も発売。



バンナムのメディアミックス案件としては比較的まとも?なタイトルにはなっているようである。

このタイトルのアニメなどの注目度を管理人が把握してないので、具体的な数字は予測できないが

PSユーザー向きタイトルではあると思うので、それなりに売れるのではないだろうか。


日本一に次ぐぐらいに、様々な新規IPを出しながらも

その大体がイマイチと評される、フリューが出したゲームで

最初はPSVitaで発売され、かなり後でスイッチにも後発マルチで発売された

タイトルの続編となるCaligula2が、今回は同発マルチで発売。



知名度だけは一定以上あるタイトルにはなっているので、これもマルチ合算で

そこそこの数字を叩き出すのではないかとも予測。果たして結果やいかに。


元々は2012年にPSPで発売されたタイトルのHDアップグレードの

移植となる那由多の軌跡:改がPS4で発売。



最近は形振り構わず過去作をスイッチに後発マルチしまくることを

決定しているファルコムタイトルであるが、やはり同発マルチはしない模様。

軌跡シリーズはシリーズを追っていない人からすると、シリーズがどんなふうになっているのか

傍目からはさっぱりわからないシリーズにはなっているが、ファルコムというだけで

一定数買うディープなファンが存在するので、HD移植とは言え値段も安いこのタイトルは

いつもどおりの売上を記録すると予測している。


他にも多くのタイトルが出ているが、面白いのは美少女ADVが

2本スイッチとPS4で同発マルチで発売されているということ。

また乙女ゲーも一作スイッチで出ていて、なかなかカオスな週でもある。

結局、マリオゴルフと戦国無双5の争いになるであろう226週目の結果やいかに?


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ニンテンドースイッチ226週目は合算で7.2万台を売り上げる!マリオゴルフ スーパーラッシュが8万本売り上げTOPに!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】Switch『マリオゴルフ』が首位を獲得! 『戦国無双5』『スカーレットネクサス』など新作も続々トップ10入り【6/21~6/27】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 『スーパーマリオ』シリーズのキャラクターたちが登場するゴルフゲーム『マリオゴルフ スーパーラッシュ』が、初登場にして首位を獲得。

 本作は、ファミリーコンピュータやニンテンドー3DSなどでも発売されたシリーズの約7年ぶりとなる最新作で、ここからの売れ行きも気になるところだ。

 続いて2位と3位には、『戦国無双5』のプレイステーション4版とNintendo Switch版が、5位と9位には、『SCARLET NEXUS(スカーレットネクサス)』のPS4版とPS5版がランクイン。

 さらに、8位には『那由多の軌跡:改』、10位には『カリギュラ2』が食い込んでいて、トップ10のうち7枠を初登場のタイトルが占める結果となった。

 一方、ハードに目を向けると、発売33週目のPS5はスタンダードモデルとデジタル・エディションを合算して23438台、Xbox Series X|Sは合算で4113台の売り上げを記録している。

ソフト推定販売本数TOP10
1位(初登場) Switch マリオゴルフ スーパーラッシュ
80430本(累計80430本)/任天堂/2021年6月25日

2位(初登場) PS4 戦国無双5
55675本(累計55675本)/コーエーテクモゲームス/2021年6月24日

3位(初登場) Switch 戦国無双5
38691本(累計38691本)/コーエーテクモゲームス/2021年6月24日

4位(前回1位) Switch ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング
23280本(累計12万6008本)/任天堂/2021年6月11日

5位(初登場) PS4 SCARLET NEXUS(スカーレットネクサス)
20160本(累計20160本)/バンダイナムコエンターテインメント/2021年6月24日

6位(前回2位) Switch リングフィット アドベンチャー
13756本(累計265万4669本)/任天堂/2019年10月18日

7位(前回3位) Switch Minecraft
11888本(累計201万9432本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日

8位(初登場) Switch 那由多の軌跡:改
11230本(累計11230本)/日本ファルコム/2021年6月24日

9位(初登場) PS5 SCARLET NEXUS(スカーレットネクサス)
11008本(累計11008本)/バンダイナムコエンターテインメント/2021年6月24日

10位(初登場) Switch カリギュラ2
10243本(累計10243本)/フリュー/2021年6月24日

中略

※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/58864台(累計1642万4721台)
Switch Lite/14087台(累計391万7110台)
PS5/20031台(累計71万8451台)
PS5 デジタル・エディション/3407台(累計14万132台)
Xbox Series X/2672台(累計41998台)
Xbox Series S/1441台(累計14626台)
PS4/2548台(累計779万5350台)
Newニンテンドー2DS LL/519台(累計116万6619台)

というわけで、ニンテンドースイッチの226週目はノーマルスイッチが58,864台

Liteが14,087台を売り上げ、前週からの累計売上台数は合算で20,341,831台となった。

ニンテンドースイッチの相変わらずの安定感。もはや週7万台以上売ることは既定路線となっている。

今回はノーマルスイッチの比率が高めとなっている。市場にある在庫分がそのまま結果として反映されるのかもしれない。

PS5は相変わらずの台数。ファミ通はいい加減コメントでスイッチを無視し続けるのは辞めたほうがいいと思うが。


ソフトランキングは新作が多くランクインして、華がある感じに。

マリオゴルフ スーパーラッシュが個人的予想の数にドンピシャの8万本。

2位・3位とそれぞれの戦国無双5がランクインとなっているが、PS4版のほうが順位が高くなっている。

無双シリーズはまだまだPS界隈で支持があるというところか。マルチ合算なら

やはりマリオゴルフ スーパーラッシュを抜いている状況になっていて、順当な結果といったところ。

バンナムのスカーレットネクサスがPS4版もPS5版もランクイン。PS5のソフトではかなり景気のいい結果を残している。

ゲームの評判も悪くないので、今後アニメとの相乗効果である程度売上が期待できるか。

カリギュラ2は、なんとスイッチ版のほうが5桁売れて10位にランクイン。PS4版は圏外。

おそらくすぐ下にPS4版がいるのだろうが、それでもこの結果はやはり驚き。

予想通り那由多の軌跡:改も固定層に売れてランクイン。3週ぐらいで圏外になるとは思うが…。


新作効果でPSソフトが健闘か…と思ったら3本のランクインだったので

やはり比率的にはスイッチのほうが多い状況に。戦国無双のようなタイトルでも

そこまで差がつかないので、もはやPSの国内での凋落具合がよく分かるというものだ。

週販ランキングとは関係ないが、先日タイトーがスイッチだけ対応する

電車でGOの専用コントローラーを発売することを決定していた。

スクエニはPSにかなり寄り添った会社だと思うが、それでもこの判断である。

PS5の状況次第では、これからPSのソフト市場は国内では縮小の一途をたどるだけだろう。


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