毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。

今はコロナの影響で金曜日更新となっている。


2020年度最後の週となった3月第4週の結果は、モンハンライズという

前年度最後の目玉ソフトが発売されたスイッチが、合算で26.7万台という結果を残した。

先々週までの結果で、19万台ほど売ればスイッチは国内合算1900万台突破というところまで

数字が伸びていたわけだが、モンハンライズの発売でその売上はワンチャンあるかと

思っていたが、蓋を開けてみればノーマルスイッチだけで19万台の売上を記録し

あっさりと1900万台を突破するという結果が確認されていた。

これで任天堂の据え置きハードで国内歴代最大の売上であったファミコンの記録まで

あと僅かというところまで肉薄しており、ファミコンを超えればあとは

DSや3DSなどの偉大な記録を持つ携帯機のみが任天堂ハードでは上がいる状態となる。


ソフト面でも当然ながらモンハンライズが初週ミリオンを達成。

昨日の記事では触れなかったが既に3月終わりの時点で、スイッチのソフト販売本数が

600万本を越え、ランキング上ではPS5の6000本ほどと1000倍ほどの差がつく結果に…。

このままではスイッチとPS5の差は開く一方であるが、昨日のゲームハードの販売速報では

スイッチの陰に隠れてはいるものの、DE版も含めて6.2万台という売上を記録している。

本体が売れればソフトの売上も期待できるが、TOP10には特にPS5のソフトがランクインすることはなかった。

それではTOP10以下の11位以降はどうなっただろうか?


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【ファミ通】2021年3月22日~2021年3月28日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲーム販売本数ランキング 集計期間:2021年3月22日~2021年3月28日


まずは恒例の新作消化率。TOP10にマルチ両方が入った五等分の花嫁は

どちらも消化率が高く、大体出荷した分の殆どは売れたといったところ。

本数が2倍近くの差があるのに消化率が同じということは、出荷については

スイッチ版のほうが出荷数が多かったということになる。

ファミ通の消化率グラフで両方とも80~100%メーターになっているということは

PS4版が仮に80%の消化率と最低で見積もっても、出荷数は大体13000本程度になる。

スイッチ版は2万本売れているわけで、PS4版より多くの本数が出荷されたということ。

この手のタイトルのマルチですら、スイッチのほうが多く出荷されるということ自体が

国内市場でのPS市場の縮小を意味するものとなる。


他の新作としてはSDガンダム ジージェネレーション クロスレイズ プラチナムエディションが

こちらもマルチでランクイン。当然スイッチ版のほうが多く売れている。

PS4のランクインはこの2本のみ。PS5ソフトはまたもランクインなし。

本体が6.2万台…DE版除いても5万台売れているのにソフトが2170本以上売れたものがないということ。

PS3の頃から本体だけ売れてソフトが売れていないという現象は、日本市場では

度々見かけられる光景だが、PS5ではそれが極まっている感がある。

一体ソフトは今まで累計でどれだけ売れているのだろうか…。


そして新作としてニンテンドーダイレクトなどでも紹介されて

注目度はそれなりにあったはずのバランワンダーワールドが

まさかの全機種ランク圏外。体験版の出来が悪すぎたことで多くのユーザーが見送ったのだろうか。

ソニックに携わった中氏の新作ではあったが、無情な結果が出てしまったようだ。

6機種マルチ(PC含む)なのだが、全部合算しても日本では1万本も売れていないのではないだろうか。

体験版がマイナスに働いたのだろうが、好意的に見ればフルプライスで買う被害者を減らせた…と思うしか無い。

小売とスクエニにとっては悲劇以外の何物でもないだろうが。

元ゲハ民としては久々に大爆死のゲームを見てしまったといったところで、妙に居たたまれない気持ちになってしまう。


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