毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。

今はコロナの影響で金曜日の更新となっている。


昨日の速報では、またも6桁販売を維持したニンテンドースイッチ。

昨年の同時期に比べると、更に売上が伸びている状況が確認されており

通常であれば年末年始商戦も終わり、暫くめぼしい新作ソフトも出ていないような

状況で驚異的な売上を相変わらず記録していたことが確認された。

PS5もある程度出荷はできたのか、DEと合わせて約2.6万台ほどの売上があったが

やはり発売から3ヶ月も経っていないハードとしてはかなり寂しい売上であるのは間違いない。


ソフトランキングでもいつもの任天堂の定番ソフト群の中で、サードタイトルの

桃鉄が11週連続TOPのファミ通週販では新記録となる数字を叩き出しており

明日にでも記事にする予定であるが、250万本販売を記録したことが発表されたのと

コナミの決算がこの桃鉄の影響が相当大きかったのか、絶好調であるなどの事実が確認されている。

通販サイト各所などを見ると、まだまだ桃鉄は売れる気配が濃厚であり

3月のモンハンRISEとあわせて定番サードソフトとして任天堂ソフトとともに

スイッチの売上を引っ張っていくであろうことが予想されている。

また今年に入って新作ソフトがようやく多数出た週となり、TOP10の中に

日本一ソフトウェアの最大主力タイトルであるディスガイア6が

スイッチ版・PS4版ともにランクインしているのも確認されている。

そしてこのタイトルですらスイッチのほうが売上が大きくなっているということも。

いくらスイッチの国内普及台数がPS4を大きく越えているとはいっても

今までPSメインで展開されてきたタイトルで、また他の有力ソフトが今は

殆どないPS4でスイッチ版より売れなかったのは日本一ソフトウェアとしても

今後のCS戦略を考えるような結果だったのではないだろうか。

コエテク開発・任天堂パブリッシャーのアドベンチャーゲームである

バディミッションはまさかのTOP10圏外となったが、流石に30位圏内には入っているだろう。

その結果も含めて、TOP30についての結果を見出しのあとで見ていくことにする。


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【ファミ通】2021年1月25日~2021年1月31日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲーム販売本数ランキング 集計期間:2021年1月25日~2021年1月31日


まずは恒例の新作の消化率。ディスガイア6だがスイッチ版は大体出荷分を捌いている。

一方のPS4版は若干余り気味といったところ。ちなみに、本日地元のヨドバシにいってみたのだが

スイッチ版ディスガイア6は品切れしていたので、なんとなくこの数字に実感が湧くというものだ。

バディミッションは6.1千本。任天堂パブリシングではかなり少なく感じるが

消化率を見るとそこまで出荷していないことも確定のようなので、任天堂としても

このタイトルの売れ行きについては大体予想がついていたのではないかとも思われる。

これから出る予定のファミ探リメイクがこの結果を受けて、どのような結果を残せるか。

厳しい数字が出そうだが、ゲームの面白さ・プロモーションでどこまで売れるのかといった

貴重なデータが取れそうなゲームにもなりそうである。バディミッションは今後も

大きく売れないとは思うが、評価されることを望みたいものである。

その他の新作は、ぎゃるがんリターンズやReゼロやうみねこのなく頃になどがランクイン。

しかしマルチで出ているものはいずれもスイッチ版のほうが上位にある。消化率も当然ながら

スイッチのほうが優秀で、もうマルチは基本的にほぼ全てのジャンルが

スイッチが勝つという状況になっている(EAのスポーツゲーム系は無理っぽいが)

今回も新作がある程度ランクインした以外は、定番のスイッチソフトが

上位を占めており、天穂のサクナヒメもいよいよその仲間入りと言った感じになっている。

しれっと定番になっているふにゃべえのパッケージ版など、スイッチで一度

定番入すると恐らく口コミなどで長く売れる下地が整っているように見える。

一度定番を作れば安定して売れる魅力的な市場といえ、当然ながら

定番を作ること自体が難しいことではあるが、それでもゲーム関係者であれば

今はいの一番に出すべき市場がスイッチといえ、この状況になれば今後も

新たなソフトがどんどんリリースされるのは必然になっていくであろう。


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