毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
今年も残り2ヶ月となり、これからが特にパーティゲームなど、家族で楽しめるゲームの比率が多い任天堂が本領を発揮するシーズンとなっている。
今月後半にはブラックフライデーがあり、またその後にサイバーマンデーがあり、ここで特に海外で大きな売上を記録することが見込まれている。
また、子供へのクリスマスプレゼント需要なども任天堂にはあるので、これからの週販には毎年のことながら要注目である。
昨日の速報で、ドラクエI&IIのリメイクが三機種で1~3位を占める結果となったが、その消化率はどうか。
毎回確認している消化率で、その売れ行きの好調さがある程度わかるので、今回も見出しのあとから見ていく。
その他の新作タイトルの消化率や、全体的な傾向もいつも通り見ていくこととする。
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【ファミ通】2025年10月27日~2025年11月02日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2025年10月27日~2025年11月02日
まずは恒例の新作消化率。
1~3位を独占したドラクエリメイクはすべての機種で60~80%。
年末商戦に向かう今の時期だと、間違いなく残りの分を売り切るのは全機種可能かと思われる。
この状態だと、本格的な年末商戦に入る前に初回出荷分は大体捌けそうだが、追出荷するのだろうか。
テイルズエクシリアリマスターは両機種とも40~60%。
初週の売上がこれで、この消化率は若干厳しいのかもしれない。
2週目以降の数字がどうなっていくだろうか。
10位のEarthionは60~80%。
消化率から見るに、順調な売上と言えるのではないだろうか。
11位以下の新作には、16位にブシロードのD.C. Re:tune ~ダ・カーポ~ リチューンがランクイン。
美少女ADVゲームとしては、今でも名前が知られるタイトルの初代作品のリメイク。
23年ぶりのリメイクということで、新ヒロインも追加といったタイトルだが、おそらくはかつての
このゲームのオリジナルをプレイした層が買っているニッチなタイトルとなっていると思われる。
それでも、消化率は60~80%ということで、需要は読み切れているように見える結果となっている。
19位には、ホラーゲームが苦手な制作者が作ったホラーゲームという
異色のコンセプトのタイトル、アクアリウムは踊らないがランクイン。
こちらは消化率は40~60%となっていて、こちらは少し厳しいかもしれない。
もっとも、こういうタイトルはじっくりゆっくり売っていくのだろうと思うが。
22位には東方のインディーズ系タイトルの、東方幻想麻雀がランクイン。
これもある程度ユーザーが決まっている系統のタイトルで、その上で消化率40~60%はやや評価が難しいところ。
24位にはPS5版のEarthionがランクイン。
元々、そこまで大きなタイトルではないとはいえ、スイッチ版にダブルスコア以上つけられているのはやはりPS5。
25位の7 DAYS TO DIEは、PS5ではよくある海外の作品。
オリジナルは2013年に発売されているタイトルであるが、消化率が40~60%とはいえPS5では売れているほうかもしれない。
年末商戦突入直前ということで、ソフトランキングの新作率が多くなってきており
だいぶ賑やかなランキングがココのところ見られている。
任天堂のメトプラ4や、エアライダーなどの大型タイトルもまだあるので
既存のタイトル含め、今年の年末商戦のランキングを楽しみながら追っていきたい。













