毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日更新。

ニンテンドースイッチが発売されてから、198週目となる2020年12月第2週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


いよいよ今年も残りあと僅か。コロナ禍という普段の日常ではありえない

大きな災厄が現時点も脅威をもたらしているが、ゲーム業界については

巣ごもり需要が増えた部分があり、あつ森がその影響をある程度受けて

国内の歴代ゲーム最多売上を更新したり、スイッチ本体自体もすでに

去年の年間で販売した台数よりも多い販売台数を記録している状況にある。

2月から7月ぐらいにかけては、スイッチを主に生産する中国の工場の稼働が

コロナの影響で鈍化し、生産が厳しい状態が続いていたが、結果的には

やはり4年目というゲームハードが統計的に一番売れる時期に見合った結果を残したと言える。

これから年末商戦が本格化するので、年が明けるまでずっとニンテンドースイッチでは

凄まじい台数の販売が見られる時期となる。先週は一体どれだけ売り上げただろうか。


新作ソフトでは、複数機種マルチではあるが、日本でのパッケージは

実質PS4版のみと言って良い状況であるサイバーパンク2077が発売されている。



ウィッチャー3などを開発したことで知られるポーランドの

ゲームデベロッパーであるCD Projekt RED

8年がかりで作り上げた、AAAに分類されるであろう大作タイトル。

制作費は300億を軽く越えていることが報じられており、まさに

今年最後の大作というにふさわしいタイトルであるが、3度の延期、しかも

最後の延期はマスターアップ後の延期という異例中の異例をやらかしていたタイトルでもあり

家庭用版では返金騒ぎにまで発展する騒動が起こっている。

しかし、初週の売上は今年最後のPS4注目タイトルとも言えるだけに

相当な売上の数が出るのは確定だろう。さすがに桃鉄は4週連続TOPとはならないと思う。

日本でのローカライズ・パブリシングはスパイク・チュンソフトが担当している。


セガからは定番パズルゲームが2つ融合したタイトルの

2作目となるぷよぷよテトリス2(通称:ぷよテト2)が発売されている。



1は最後発でロンチだったスイッチ版がミリオン近く売り上げた記録がある。

通販サイトの予約状況などを見ると、やはりスイッチ版がまず間違いなく一番売れる数値が出ている。

TOP10に入ることができるだろうか?


TOP10ランクインはないと思うが、PC発で家庭用にも多く移植され

固定ファンが居るタイトルのうたわれるものと、かつて友情破壊ゲームとして

恐れられたボードゲームであるドカポンを融合させた

ドカポンUP! 夢幻のルーレットがアクアプラスから発売。



残念ながらプレイヤーからの評判は芳しく無く、両方を融合させた意味が

殆どないという残念な結果になってしまっているようだ。しかし今まで頑なに

任天堂ハードにゲームをリリースしたことがなかったアクアプラスが

初めてマルチとはいえスイッチにゲームをリリースしたということが

いろいろな意味で大きいのかなとも思ったりしている。


あとはもうお馴染みのタイトルとなった

コエテクの歴史モノ・三國志14 with パワーアップキットもマルチで発売。



こちらも固定ファンが居るタイトルなので、初週だけはある程度の売上があがるはず。


あとは特段取り上げる必要はないと思うが、ブリガンダインのPS4後発マルチであったり

乙女ゲーなどが出ているが、TOP10に入るとは思えないので割愛。

個人的にハードの販売台数と桃鉄4週目の結果が気になる198週目の結果やいかに?


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ニンテンドースイッチ198週目は合算で22.9万台を売り上げる!サイバーパンク2077が10.4万本売り上げる!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】Switch『桃鉄』が4週連続で首位に。『サイバーパンク2077』もランクインするなか、PS5は1.1万台をセールス【12/7~12/13】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 ファミ通発表の売上ランキング。今回は2020年12月7日~12月13日のゲームソフト&ハード週間推定販売数まとめをお届け。

 16万6774本と、先週よりもさらに売り上げを伸ばし、『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』が4週連続で1位を獲得。年末年始は自宅での“巣ごもり年越し”が主流になりそうなので、その流れを受けて、さらなる好セールスも期待できそう。

 続いて2位には、初登場の『サイバーパンク2077』がランクイン。2012年の発表以来、多くのファンから注目されていたタイトルだけあって、初週で10万本越えという好調な売り上げを記録した。

 7位には、こちらも初登場となるNintendo Switch版『ぷよぷよテトリス2』が食い込む結果に。また、8位に『Minecraft』、9位に『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』、10位に『スーパー マリオパーティ』と、前回トップ10には入らなかったSwitch用タイトルが多数ランクイン。子どもたちからも人気の高いタイトルだけに、クリスマスに向けてさらなる売り上げアップも見込めそうだ。

 一方、ハードに目を向けると、発売5週目のPS5はスタンダードモデルとデジタル・エディションを合算して11056台、Xbox Series X|Sは合算で1411台を販売。年末年始のタイミングでどれくらい売り上げが伸びるか、注目したい。

ソフト推定販売本数TOP10
1位(前回1位) Switch 桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~
16万6774本(累計75万5084本)/KONAMI/2020年11月19日

2位(初登場) PS4 サイバーパンク2077
10万4687本(累計10万4687本)/スパイク・チュンソフト/2020年12月10日

3位(前回3位) Switch あつまれ どうぶつの森
71455本(累計617万5256本)/任天堂/2020年3月20日

4位(前回5位) Switch リングフィット アドベンチャー
49803本(累計196万9790本)/任天堂/2019年10月18日

5位(前回9位) Switch マリオカート8 デラックス
31896本(累計334万4534本)/任天堂/2017年4月28日

6位(前回11位) Switch ピクミン3 デラックス
30319本(累計36万7461本)/任天堂/2020年10月30日

7位(初登場) Switch ぷよぷよテトリス2
26346本(累計26346本)/セガ/2020年12月10日

8位(前回15位) Switch Minecraft
25427本(累計161万9297本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日

9位(前回17位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
22886本(累計392万6512本)/任天堂/2018年12月7日

10位(前回16位) Switch スーパーマリオパーティ
22414本(累計165万7894本)/任天堂/2018年10月5日

※11位より下の数値は、“ゲーム販売本数ランキングページ”にて2020年12月18日以降に公開予定です。
※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/18万2364台(累計1383万4191台)
Switch Lite/47334台(累計296万4706台)
PS5/9025台(累計18万977台)
PS5 デジタル・エディション/2031台(累計43407台)
Xbox Series X/1186台(累計24431台)
Xbox Series S/225台(累計6413台)
PS4/9096台(累計769万2463台)
PS4 Pro/58台(累計157万5366台)
Xbox One S/18台(累計93717台)
Xbox One X/20台(累計21052台)
Newニンテンドー2DS LL/528台(累計174万8492台)
Newニンテンドー3DS LL/25台(累計588万8898台)

というわけで、ニンテンドースイッチの198週目はノーマルスイッチが182,364台

Liteが47,334台を売り上げ、前週からの累計売上台数は合算で16,798,897台となった。

というわけで、もはや当然の結果とも言うべき本体台数の販売に。

前年の同時期が23.6万台だったので、ほぼ同じの売上を今年も記録している。

累計販売台数は1680万台近くまで伸び、来週にはいよいよ1700万台を超えてくることだろう。

PS5は…もはや発売一ヶ月で何も言及することが無くなるとは、発売前には全く予想だにしなかった。

本体の出荷が出来ていないのも当然だろうが、ソフトもほとんど発売していないので

年末商戦前の発売にも関わらず、すでに日本での存在感がほとんどない状況になっている。

スタートダッシュでのこの結果は致命的。PS5は日本市場では細々とやっていくことになりそうだ。


ソフトランキングだが…まさか桃鉄が4週連続トップをキープできるとは…

そしてこの売上推移だと、年内パッケージだけミリオンもほぼ確定だろう。

定番の久々の復活とはいえここまで売れるとは…コナミ側としてもここぞとばかりに

非常に精力的な販促・ツイッターでの元ネタの紹介など、更には12月21日の夜には

リアル桃鉄を芸人がやったという非常に大掛かりな企画の番組も放送予定なので

どう考えても任天堂無双の動きに乗じて、売上を更に伸ばす未来しか見えない。

サイバーパンク2077自体は日本では、そこまで売れるようなジャンルのゲームではないが…

それにしても初週は1位になるだろうと予想していただけに、この結果は意外だった。

しかし、桃鉄の牙城を発売週に崩せなかったとなると、サイバーパンク2077が

桃鉄以上のランキングになることももうないだろう。PS4からユーザーが多く消えてしまっているのが

改めて浮き彫りになったと言えるランキングではないだろうか。

サイバーパンク2077自体の数字を見ると、かろうじて10万を超えてはいるが

やはり日本でも話題になっていたゲームと考えると、やはりこの結果は寂しいと言わざるを得ない。


他の新作では、案の定ぷよテト2のスイッチ版が7位に入っている。

やはりこのようなデザインのタイトルは、スイッチが強いと言えるが

気になるのは他マルチで次のメインとなるPS4の売上。

TOP30の売上には流石に入っていると思うが…スイッチ版とどれだけ差がつくだろうか。


他のタイトルは任天堂のいつもの定番が上位ランキングを独占。

やはりスイッチ本体を買ったら、まずは任天堂のタイトルのどれか…

という感じで選ばれているのだろう。来週にはリングフィットが200万に到達しそうだ。

それにしてもやはり今年の年末もマリカ8DXが3万本を突破している。

このゲームの安定感にはもはや笑うしか無いと言ったところ。

あつ森もやはり初の年末商戦で売上を伸ばしているので、こちらの数字の伸びも楽しみである。


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