毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。

今はコロナの影響で金曜日更新となっている。


いよいよ今年も残り一ヶ月。例年であればここから年が明けるまでは

任天堂無双とでも言うべき週販が展開される。昨日のハード販売数では20万台を合算で越えてきた。

今年は発売されるときはこの時期が恒例となっているポケモンは出ていないが

サードの大型タイトルである、桃鉄やゼルダ無双などが好調な売れ行きを見せている。

特に桃鉄は3週連続1位を獲得し、売上も6桁を維持している状況となる。

桃鉄は任天堂がスイッチの今冬のCMタイトルに選んでいる他、コナミも販促を積極的にかけていること。

またYoutuberなどへの無制限実況解禁で露出が凄まじいことになっている。

コロナ禍の巣ごもり・パーティゲー需要にマッチすることと、ゲームで日本地理を

覚えられる教育にも良いタイトルであったりするので、今年は任天堂の大型タイトルもない

スイッチの年末商戦を引っ張っていく形になるだろう。後で記事にするが本日コナミより

100万本出荷されたことが発表されており、実売ミリオンもそう遠くない話になってきている。

スイッチに見どころが多い一方でPSは壊滅的な状況。PS5は早くも4桁台数が見えてきており

ロンチ一ヶ月未満、年末商戦時とは思えないような衝撃的な売上を見せている。

スイッチの一強は日本ではこれからもずっと続くのだろう。


昨日の売上では10位までが、2万本以上とやはり年末らしい売上になっていたが

30位までもかなりの数が売れているのは間違いなさそうだ。一体どんなランキングになったのだろうか?


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【ファミ通】2020年11月30日~2020年12月6日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲーム販売本数ランキング 集計期間:2020年11月30日~2020年12月6日


まずは恒例の消化率。2位のダビスタは良い感じの消化率。

元々大きく売れるようなジャンルではないが、やはり固定ファンがいて

その需要を読み切ったと言ったところか。これから年末商戦である程度

売上を積み上げるのは確定なので、問題なく初回出荷版は売り切れると思われる。

ライザ2も両機種ともまずまずの消化率。こちらも固定ファン分の売上予想がはまっていそうだ。

電車でGO!は、最近のスクエニパブリッシングタイトルではもっとも良い感じの出だし。

一方のDQ11SのPS4版は若干厳し目な感じか。しかしこの売上でこの消化率だと

そもそもの数を出荷していないという事情も見える。スイッチ版が既にハーフミリオンを売っているが

残念ながらPS4版はそれと比べると寂しい売上になりそうだ。スイッチ版にも新価格版が出ているが

こちらも1.2万本売れていて、やはりDQは任天堂ハードのほうが相性が良いのだろうと思う。


その他の新作のランクインは、まずは風来のシレンが12位。値段の安さを考えれば妥当なところ。

消化率的にもちょうどよい塩梅で、こちらも品あまりすることはないのではないだろうか。

そしてFit Boxing 2が1.5万本売れて、前作の初週を大きく上回っている。

やはり1で堅実な評価を得たのが、この初動の売れ行きとなるのだろう。

ジワジワ売れるタイプのゲームなので、消化率は低めだがこちらもメーカーの思惑通りではないだろうか。


すみっコぐらし おへやのすみでたびきぶんすごろくが30位にギリギリでランクイン。

しかし先週は本数が底上げされて、それでも6千本以上の売上に。

消化率は非常に低いが、これも小売に置いてもらって売上が出るゲーム。

すみっコでジワリジワリと売れていくのが、こちらのタイトルでも見られるのではないだろうか。


定番タイトルはいつもの売上順位だが、ブレワイが28位と結構ギリギリな位置にいる…

とはいっても、スイッチロンチが197週連続でランクインしているのがもはや異常であるが。

この年末商戦には、まだ幾つかの注目タイトルがあるのでここを踏ん張れるかどうかで

4年連続ランクインができるかどうかが見えてくるだろう。またマリオUもギリギリの粘りでランク圏内に。


天穂のサクナヒメが追出荷がかかったのか、両機種で好調な売れ行き。

マルチ合算で10万本目前というところまで来ており、DL版も含めれば

15万本ほどは売れている可能性もある。インディーの新規タイトルでこれは大成功以外の何物でもない。

出荷が潤沢に行われれば、マルチ合算パッケージだけで15万本程度も狙える可能性もありそうだ。


発売から一ヶ月も経たずに、PS5のソフトはランキングから姿を消した。

本体の売れ行きがアレだったので予想はできたのだが、いざその結果が出ると

驚きしかないというものだ。PS5にこれからも有力なソフトが出る予定はしばらくなく

このまま行くと、空気のままで日本市場ですら終わってしまう可能性が高くなってきた。

SIEに何か勝算はあるのだろうか?今のままでは絶望的な未来しか見えないが…。


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