【ソフトランキング】ニンテンドースイッチ195週目のソフトランキングTOP30

毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。

今はコロナの影響で金曜日更新となっている。

海外ではブラックフライデーの前週となり、任天堂的には

リリースされる場合であれば、ポケモンの新作が発売される時期…

すなわち年末商戦の入口となるこの時期。

去年、ポケモン剣盾というキラータイトルが発売された昨年同時期のスイッチは

Liteと合算で18万台という売れ方を見せていたが、今年は任天堂のポケモンはなく

桃鉄とゼルダ無双というサードタイトルにて、年末商戦の入口を迎えることとなった。

結果は、ポケモンというような強力なタイトルがなくとも、ほぼ去年と変わらない

17.9万台という売上を達成しており、サードの有力タイトルの健闘の他

初めての年末商戦を迎えるあつ森の存在や今やある程度の数を毎週出せるようになったと思える

リングフィットアドベンチャーなどの強力定番タイトルを含めて盤石の体制が出来ている。

思ったよりPS5とXbox Seriesが日本では振るわなかったという状況ではあるものの

それ以上にスイッチの勢いが非常に強いということを感じさせる昨日の速報結果となった。

本日はTOP30が更新。先週に比べてハードの販売台数が落ちたPS5のソフトの

販売も同様に落ち込んでいると考えられるが、PS5のロンチタイトルの2週目の

動向も気になる195週目の結果やいかに？

【ファミ通】2020年11月16日～2020年11月22日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。

出典：ゲーム販売本数ランキング 集計期間：2020年11月16日～2020年11月22日

まずは恒例の消化率。サードの新作2本はいずれもかなりの消化率。

桃鉄は50万出荷がパッケージだけでの数字であれば、大体70%程度の

消化率となるが、これから残り分もらくらく売って、追出荷がかけられるのは確定だろう。

厄災の黙示録はこの消化率だと、国内30万本出荷ほどだろうか。

いずれにせよ、これからの年末商戦で初回出荷分を両方さばくのは間違いない。

また5位にランクインした、スイッチ版のフォートナイト　ラスト・ラフ　バンドルについても

消化率はかなり良い状況。PS4版が27位にランクインしているが、その差は雲泥の差。

消化率から見る限り、そもそもPS4版は売る気が見られないような出荷本数でもあるようだ。

現在コロコロで人気のゲームを聞くと、上位に入ってくるタイトルだけに

PS4よりも子供層を取り込めるスイッチ版の方の生産出荷を多くしたということだろうか。

そしてその見立てが間違いなければ、まさに目論見通りの売れ行きとなっていると言えるのだろう。

先週に引き続いて、サクナヒメのPS4版が7千本以上売って13位に。

スイッチ版はランク圏外となっているが、これはもう完全に市場にソフトが無いという状況になっているのは

間違いなく、いくらインディーズの新規IPタイトルで冒険が出来なかったであろうことは

推測はできるとはいえ、もったいない結果になっていることは事実である。

スイッチ版は先週で消化率が95%越えとかそんな感じだったのかもしれない。

キングダムハーツの音ゲーは早々に、PS4版が30位圏内から陥落。

ただスイッチ版もおそらく来週には30位圏外になっているであろうと思われる。

PS5のソフトは、先週はまだPS4とマルチで発売していた大型洋ゲータイトルの

ランクインがあったが、先週は先々週にロンチで一番と二番に売り上げた

スパイダーマンとデモンズ以外は全てTOP30圏外へ。

その2本を足し合わせた数字はわずか6000本程度と、新型ハードのロンチとは思えない売り上げとなっている。

先週のPS5は4.2万台ほど売れているが、ソフトの装着率が売れた本体台数に比べると

あまりに少ない、PS市場特有の現象がロンチから早々に発生しており、この先の暗雲を予感させる。

スイッチはこれから年末商戦までノンストップで売れ続けることが確定するため

今後のランキングがどうなるかがまた面白くなってきそうだ。この年末で更に100万台以上

本体台数を上乗せするのはほぼほぼ確定であろう。

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