毎週更新の週販記事。今年度よりメディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日の更新となっている。
いよいよ、2020年も残り3ヶ月…すなわち2020年度の第三四半期に入った。
先週は目立った新作ソフトがほとんど発売されておらず、注目タイトルは
PS4のクラッシュ・バンディクー4:とんでもマルチバースぐらいだったが
こちらはかつてPS時代には国内でも3作連続でミリオン売っていたタイトルが、発売から3週目の
3Dマリオコレクションに負けるばかりか、発売から半年以上のあつ森、そしてそろそろ1年となる
リングフィットにも売上がボロ負けという状況で、更にマリオカート8DXよりも売れないという1万本という結果に…。
かつてのPSを象徴したようなタイトルは大体が没落してしまった色々と悲しい結果が出ている。
ランクインはしても、瞬間最大風速が多少強い程度で全く持続しないのが今のPS界隈。
PS5が出ることで、どれだけ勢力図が変わるだろうか。また今回は日本でも相当
力を入れてくることが確定しているので、あと一ヶ月後が楽しみでもある。
昨日の速報では10月第1週でも9万台以上の売上を記録したスイッチ。
30位までのソフトランキングはどうなっていただろうか?
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【ファミ通】2020年9月28日~2020年10月4日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲーム販売本数ランキング 集計期間:2020年9月28日~2020年10月4日
まずは恒例の新作のランキングと消化率から。
クラッシュ・バンディクー新作については、ちょっと微妙な消化率である。
出荷は3万本程度?と思われる消化率だが、それだけしか出荷していない事実が
また色々と哀愁を誘う…これがかつてのミリオンタイトルだったとは。
他の新作も全てランクイン。Star Warsは12位にランクイン。
5.1千本の販売だが、消化率から見るとこれもやや厳し目か。
イース・オリジンはPS4とスイッチ版が並んでランクイン。
今までほぼPSで展開してきたイースも同発マルチでこれしか差が無いという結果に…。
ファルコムは今後も新作はしばらくはPSオンリーを貫くのだろうか…。
今回はPS4のソフトは新作があったので、それなりに本数があるが
やはり、定番となっているのがほとんど無いので、新たなソフトがランクインしては
一ヶ月以内には消えていくという循環を繰り返している。その結果いつまでもランクイン本数が増えない。
その中で唯一頑張っているのはTsushima。ようやく40万本を越え、最近のPSでは
最大に売れたヒットタイトルとなっている。しかし、それでも40万本…今年のニンテンドースイッチと
任天堂の最高に売れているあつ森に既に10倍以上の差を付けられており、独占タイトルとなる
ファーストのタイトルがここまで数字の差がついているとなると、もはやPSは苦しいだけである。
その他、50万本間近の釣りスピ、そして100万間近のマリメ2などもスイッチは堅実に売れているわけで
やはり、この差は少なくともPS5が出るまでは開く一方だろう。あと一ヶ月ほどは
国内のゲームランキングTOP30は大きく代り映えすることはなさそうだ。