毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナ禍の影響で木曜日。

ニンテンドースイッチが発売されてから、177週目となる2020年7月第3週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


先々週は新作のパワプロのマルチと、ソードアート・オンラインの最新作が

発売され、それら3本で1~3位までの上位を占める週販結果が発表されていた。

特に衝撃的だったのが、今までPSメインに永らく展開されてきたパワプロのメインシリーズが

久々に任天堂据え置きハードに出た状態であったにも関わらず、スイッチ版のほうが

若干ではあるが、PS4版の売上を上回ったということ。据え置きのパワプロメインシリーズが

同発で任天堂据え置きとPSに出たのは実に12年ぶりのことであり、その間はずっと

PSハードで展開されてきた、ある意味PSハードを象徴するようなタイトルであったパワプロすらも

スイッチの勢いの前に、PS4版が初週で負けるという結果が出たということ。

本体の普及台数に圧倒的な差がついている状況とは言え、国内PSの衰退を表す結果だったのは間違いない。


スイッチ本体も10万台近く売れており、PS4の合算3.4千台ほどの結果の28倍以上の差がつくという

こちらも目も当てられない状況となっていた。ファースト期待の大作ラスアス2も、発売から一ヶ月経たずに

週販TOP10から陥落し、いよいよPS5が出るまでの間は一方的な展開がほぼ確定ともなっている。

とにかく、先週の週販は色々と象徴的な週販結果だったように思う。


さて、先々週の話はここまでにして、ここからは先週の話にシフトしていく。

まずは新作ソフト。先週はスイッチとPS4でそれぞれ注目のタイトルが出ている。

スイッチでは発売日からわずか2ヶ月ほど前に電撃的に発表された、マリオシリーズの

やや黒い任天堂成分を担うことが多い、ペーパーマリオシリーズの最新作である

ペーパーマリオ オリガミキングが発売されている。



ペーパーマリオシリーズとしては、Wii Uで発売されたカラースプラッシュ以来の4年ぶりとなる新作。

PVの時点から既にダークな雰囲気のあるタイトルとなっていたが、よゐこの二人が発売直前に

プレイ動画を投稿しており、その宣伝効果も含めてどれだけ売れるかが注目のところ。


一方のPS4では、Ghost of Tsushima(ゴーストオブツシマ)が発売されている。



日本史における対外戦争の一つである、元寇を題材にしたゲームであり

PSカンファレンスなどでも大々的に制作が発表されていたタイトルであり

ラスアス2に続く、今年のファーストタイトルの注目株である。

海外のスタジオ・サッカーパンチプロダクションズが制作を手掛けており

日本題材のゲームでありながら、やや日本語訳が怪しいなどの意見もあったが

果たしてこれはどれだけ売れるか?オリガミキングと1・2フィニッシュになるのは間違いないが

どちらが多く売れるかと言ったところ。CERO Zというのがやはり日本ではネックか。


あとはスパイク・チュンソフトより、インディヴィジブル 闇を祓う魂たちがマルチで発売。



やや注目度は低めながらも、作り込まれたオープニングムービーなどが一部で話題になっていたタイトル。

TOP10は難しいだろうが、TOP30なら入るように思われる。果たしてどうなるか。


他にもにゃんこ大戦争のパッケージ版なども出ている。ポーチが特典としてついているなど

ヒューマンフォールフラットのパッケージ版と同様に、案外売れるのかもしれない。



というわけで、久々に有力ファーストタイトルのぶつかり合いとなる177週目。その結果やいかに?


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ニンテンドースイッチ177週目は合算で10.3万台を売り上げる!Ghost of Tsushimaが21.2万本売り上げTOPに!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】『ゴースト・オブ・ツシマ』が21.2万本セールスで首位。『ペーパーマリオ オリガミキング』は10.9万本で2位に


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 元寇時の対馬を舞台にしたオープンワールドアクションRPG『Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)』(PS4)が21.2万本を売り上げ、ランキング1位を獲得。2位にも新作がランクインし、Nintendo Switch『ペーパーマリオ オリガミキング』が10.9万本を売り上げている。

 3位以下では、『あつまれ どうぶつの森』の勢いにはまだまだ底堅いものがあり、先週よりも多い71897本をセールス。『eBASEBALL パワフルプロ野球2020』も好調で、5位、6位に2機種並んでランクインしている。

 そのほか、9位にはダウンロード専売でリリースされたソフトの記念パッケージ版『【超激レア】ふたりで!にゃんこ大戦争「ソフト&ポーチセット」』(Switch)が食い込んだ。

ソフト推定販売本数TOP10
1位(初登場) PS4 Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)
21万2915本(累計21万2915本)/ソニー・インタラクティブエンタテインメント/2020年7月17日

2位(初登場) Switch ペーパーマリオ オリガミキング
10万9092本(累計10万9092本)/任天堂/2020年7月17日

3位(前回4位) Switch あつまれ どうぶつの森
71897本(累計518万6283本)/任天堂/2020年3月20日

4位(前回5位) Switch リングフィット アドベンチャー
36183本(累計117万3243本)/任天堂/2019年10月18日

5位(前回1位) Switch eBASEBALLパワフルプロ野球2020
29719本(累計12万4595本)/KONAMI/2020年7月9日

6位(前回2位) PS4 eBASEBALLパワフルプロ野球2020
26951本(累計11万8498本)/KONAMI/2020年7月9日

7位(前回6位) Switch 世界のアソビ大全51
20586本(累計23万5891本)/任天堂/2020年6月5日

8位(前回7位) Switch マリオカート8 デラックス
10031本(累計303万5989本)/任天堂/2017年4月28日

9位(初登場) Switch 【超激レア】ふたりで!にゃんこ大戦争「ソフト&ポーチセット」
9725本(累計9725本)/ポノス/2020年7月16日

10位(前回8位) Switch ポケットモンスター ソード・シールド
7843本(累計366万2804本)/ポケモン/2019年11月15日発売

※11位より下の数値は、“ゲーム販売本数ランキングページ”にて2020年7月24日以降に公開予定です。
※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/95764台(累計1190万4115台)
Switch Lite/17433台(累計240万8524)
PS4/3053台(累計762万8803台)
PS4 Pro/1470台(累計156万7758台)
Xbox One S/12台(累計21411台)
Xbox One X/19台(累計20628台)
Newニンテンドー2DS LL/827台(累計172万3704台)
Newニンテンドー3DS LL/76台(累計588万8143台)

というわけで、ニンテンドースイッチの177週目はノーマルスイッチが95,764台

Liteが17,433台を売り上げ、前週からの累計売上台数は合算で14,312,639台となった。

スイッチはついにこの時期でも10万台を大きく越えて11.3万台の売上に。順調に国内累計販売台数を伸ばしている。

この状況でもまだまだ抽選販売…一体どこまでこのハードは売上を伸ばすのだろう。

一方のPS4は先週よりマシな数字ではあるが、Ghost of Tsushimaが出てこの数字は寂しい。


ファーストタイトルの直接対決は、Ghost of Tsushimaに軍配。

21.2万本の初週はラスアス2よりも多い。やはり、ラスアス2はあまりにもグロに寄せたのが悪かったか…。

CERO Zとは言えラスアス2よりは、ロングセラーは見込めるだろう。最終的には30万本程度だろうか?

オリガミキングは10.9万本と約2倍近い差が出た。やはり、ペーパーマリオシリーズはマリオシリーズの中では

正統なところからやや外れているのはあるのだろうか。評価は高めなので今後どこまで売上を伸ばせるか。

任天堂タイトルが初週で終わることは殆どないので、このタイトルもある程度ロングスパンで売れると思われる。


3位以下はまぁほぼ予想通り。あつ森がまた先週より微増というのが恐ろしい。

このタイトルの売上が落ち着くのは一体いつのことになるのだろうか。

リングフィットも相変わらずエグい売れ行き。アソビ大全も2万本程度が安定して

続いているなど、なんというかやはり任天堂タイトルの盤石さが明らかに。

2週目のパワプロも、差は若干とは言え先週もスイッチ版のほうが売れている。

9位ににゃんこ大戦争のランクインが見られる。DL専用の人気ソフト限定パッケージは商売になるぐらいに

結果をのこしているように見える。今後もこの売り方に追随するタイトルが現れるのではないだろうか。


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