毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナ禍で木曜日にずれている。

ニンテンドースイッチが発売されてから、176週目となる2020年7月第2週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


7月も半ばまで来た現在、先週はおそらく九州地方を襲った豪雨が

ある程度週販の結果に影響しているのでは?と予想していたりする。

こういう大きな災害があったときの影響がどれくらい数値に出るものなのか?

直近で大きかったのは東日本大震災をやはり思い出し、その時は日本全国が

大きな被害を受けたため、某ハード以外は大きく売上を落としていたのを覚えている。

コロナ禍もまた感染者が拡大している状況にあり、こういった外部要因が

どれだけの売上を記録しているのか、予想するのに難しい要素となっている。

それでも、ネット通販でのスイッチの販売が抽選がまだまだ続いている状況を見る限りでは

先週も大きな数字が出ていると考えるのが、まず自然ではあろうと考えられる。


新作ソフトは、先週は注目タイトルが幾つか出ている。

まずは12年ぶりに据え置きのメインシリーズが任天堂据え置きハードとPSで同発マルチで

出ることとなったコナミの定番野球ゲームである、パワプロシリーズの最新作である

eBASEBALLパワフルプロ野球2020が発売されている。



今年は現実のプロスポーツがコロナの影響で軒並み、スタートが遅れており

いささか盛り上がりにかけているのだが、それ故にゲームの方でプロ野球気分を味わいたい…

と、考える人がどれだけいるかにはなるが、定番タイトルだけに数字はある程度まとまって出るはずである。

TSUTAYAランキングで、既にスイッチ版のほうがランキングが上であることが出ており

まず間違いなく、ファミ通集計版でもスイッチ版が上位になると思われる。

COMGポイントを見る限り、スイッチ版10万程度、PS4版9万程度の売上が予想されるが果たして?


もう一つ注目タイトルとしては、バンナムからPS4やXbox One、Steamで発売されている

人気ライトノベルのゲーム化で、既にPSとスイッチで幾つかのタイトルが発売されている

ソードアート・オンラインのゲーム最新作となる

ソードアート・オンライン アリシゼーション リコリスが発売されている。



パッケージ版があるのはPS4版のみ。もはや定番となりつつあるソードアート・オンラインのゲームだが

今回は非常に出来がよろしくないようで、プレイした人からの評価は散々なようである。

開発者も高難易度前提でゲームを作っているようで、その当たりのやり取りが非常に不評なようだ。

ただ、一週目はかなり売れるゲームなので確実に上位にランクインしてくるだろう。


その他のタイトルとしては、マルチでブレアウィッチも発売されているが

こちらは間違いなくTOP10にはランクインしないので割愛。

パワプロがマルチ合算でどこまで数字を伸ばすかが注目の176週目の結果やいかに?


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ニンテンドースイッチ176週目は合算で9.6万台を売り上げる!eBASEBALLパワフルプロ野球2020がマルチで18.6万本売り上げる!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】『パワプロ2020』Switch版(9.4万本)、PS4版(9.1万本)で1位、2位を獲得。『あつ森』も依然好調


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 Nintendo Switchとプレイステーション4で発売された『eBASEBALLパワフルプロ野球2020』が両ハードのバージョンとも好調で、ランキングの1位と2位を獲得。2機種合計では18.6万本。3位も初登場となる『ソードアート・オンライン アリシゼーション リコリス』が、73331本を売り上げた。

 前回1位の『あつまれ どうぶつの森』はランクこそ4位にダウンしたものの、前週の売り上げを上回る56160本を記録した。

 そのほか、TOP10は『リングフィット アドベンチャー』や『世界のアソビ大全51』など、Nintendo Switch向けの定番ソフトが占めている。

ソフト推定販売本数TOP10
1位(初登場) Switch eBASEBALLパワフルプロ野球2020
94876本(累計94876本)/KONAMI/2020年7月9日

2位(初登場) PS4 eBASEBALLパワフルプロ野球2020
91547本(累計91547本)/KONAMI/2020年7月9日

3位(初登場) PS4 SWORD ART ONLINE Alicization Lycoris(ソードアート・オンライン アリシゼーション リコリス)
73331本(累計73331本)/バンダイナムコエンターテインメント/2020年7月9日

4位(前回1位) Switvh あつまれ どうぶつの森
56160本(累計511万4386本)/任天堂/2020年3月20日

5位(前回3位) Switch リングフィット アドベンチャー
44261本(累計113万7060本)/任天堂/2019年10月18日

6位(前回2位) Switch 世界のアソビ大全51
20094本(累計21万5305本)/任天堂/2020年6月5日

7位(前回4位) Switch マリオカート8 デラックス
10878本(累計302万5958本)/任天堂/2017年4月28日発売

8位(前回7位) Switch ポケットモンスター ソード・シールド
7857本(累計365万4961本)/ポケモン/2019年11月15日発売

9位(前回6位) Switch スプラトゥーン2
7450本(累計348万6199本)/任天堂/2017年7月21日発売

10位(前回8位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
6900本(累計375万1780本)/任天堂/2018年12月7日発売

中略

※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/72283台(累計1180万8351台)
Switch Lite/24596台(累計239万1091台)
PS4/1704台(累計762万5750台)
PS4 Pro/1721台(累計156万6288台)
Xbox One S/22台(累計21399台)
Xbox One X/13台(累計20609台)
Newニンテンドー2DS LL/732台(累計172万2877台)
Newニンテンドー3DS LL/69台(累計588万8067台)

というわけで、ニンテンドースイッチの176週目はノーマルスイッチが72,283台

Liteが24,596台を売り上げ、前週からの累計売上台数は合算で14,199,442台となった。

本体台数は先週の数字からまたも大きく伸びて、10万台近くの売上となっている。これでも抽選がまだまだ行われている現状

出すだけ売れているスイッチの勢いは、やはり恐ろしすぎる…そしてPS4はノーマルもProも3桁目前の

1.7千台という惨憺たる結果で、ニンテンドースイッチの売り上げと比較するとわずか28分の1という有様に…。

4年目絶好調のハードと、次世代機が見えてきた7年目のハードの比較とは言えあまりにも凄まじい差がついている。

今までのPSであれば、ハード末期でも5桁を切ることはほぼなかったので、PS4の落ち込みぶりは

歴代PSと比べると、凄まじい落ち込み具合ということになる。ここまで差がつくとはスイッチが発売した当初は思いもしなかった。


ソフトは予想通り、マルチのパワプロが1・2フィニッシュ。

やはり、スイッチ版のほうが売れているが思ったより差はつかなかった印象ではある。

しかしずっとPSで展開されてきたタイトルで、PSでの印象が非常に強いタイトルだけに

この結果は、今後のパワプロシリーズを俯瞰した時に転換点だったという可能性はあるかもしれない。


ソードアート・オンライン アリシゼーション リコリスも予想通り3位に入ってきた。

7万本以上売れているが現在の不評を見る限り、来週には大きく数字が下がってくることだろう。

今後のアプデで改善がある程度はされると思われるが、最初の不評を覆すのは難しいのではないか。


4位以下は相変わらずの任天堂無双。あつ森が先週より売上を少し回復しているのも驚きだが

リングフィットが地味に4.4万本売っているのもすごい。旬が無いソフトとは言え、品が用意できれば

それだけ売れるという状態は今も継続中ということだろう。今後の出荷次第だとは思うが

150万は軽々と到達し、場合によってはダブルミリオンまで行く可能性もある。

コロナ禍によって今後の売れ行きが更に増幅される可能性もあり、このゲームの底はまだまだ見えない。

アソビ大全もコンスタンスに売上を伸ばしており、これも最終的にはハーフミリオンは余裕で到達するのではないだろうか。


そして発売から一ヶ月持たずに、SIE渾身のファーストタイトルであった

ラスアス2がTOP10圏外に落ちるという衝撃の結果に。

売上は6900本未満ということになるが、やはり初動の瞬間最大風速が高い

PS4タイトルのよくある売上になってしまったラスアス2。

前作の高評価が嘘のような結果に、PS4の凋落を感じざるを得ない。


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