毎週更新の週販記事。今年度よりメディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。


新型コロナウイルスによって、おそらくいつもよりも売上が落ちているはずのニンテンドースイッチ本体。

しかし、廉価版のLiteは3月分の出荷を既に完了しているということと、既に大量に出ているソフト資産は

当然ながら新規・既存のユーザーに関係なく売れていくものであることは間違いない。

特に任天堂は非常に息が長いタイトルが多いので、コロナウイルスの影響で外出を

控えがちに国民がなっている現状では、却ってビジネス的にはソフトが売れるので儲かるのかもしれない。

言うまでもなくハードの販売は、あまり利益にならずソフトを購入してもらうことでハードホルダーは

大きな利益を生むからで、こういう時定番タイトルを多く持っている任天堂は強い…という話である。

もっとも、今回のコロナウイルスの影響は様々なところにあまりにも波及しているため

長引けば、日本経済全体に大打撃も与えかねない深刻な問題である。早く終息すると良いのだが…。


暗い話はここまでにして、本日ファミ通で恒例の週販TOP30が更新されている。

ちょうど2月の終わり分で、普通の時期であれば閑散期の最後あたりになる先週の結果。

果たしてTOP30までの売上やいかに?


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【ファミ通】2020年2月24日~2020年3月1日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲーム販売本数ランキング 集計期間:2020年2月24日~2020年3月1日


まずは恒例の新作の消化率だが、スイッチ版ロックマン ゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクションは

大体40~60%程度。出荷はだいたい3万本ぐらい?だろうか。割と強気な出荷本数ではある。

PS4版は昨日のファミ通の総評でも触れられていた通り11位。こちらも消化率は同程度。PS4版は2万本ぐらい?


新作がいくつかランクイン。LoveR Kissはまさかのスイッチ版だけランクイン。

昨年の2月にPS4版が発売されて、それからわずか一年での完全版。

流石にPS4ユーザーもこの売り方には切れたということか。またスイッチ版との

主にセクシャルな方面での表現の少なさは、この手のゲームのプレイヤーには致命的な違いであっただろう。

PS4にしか無い要素としては背景がきれいらしいのと、呼びかけの声に反応してくれるというものが

あったようだが、スイッチ版の他の部分に勝るような要素ではなかったと言える。

消化率もそこそこあるようなので、初回出荷分は売り切るのではないだろうか。


そしてバンナムのONE PUNCH MAN A HERO NOBODY KNOWSがLoveR Kissより

売れていないのは、これまた意外であった。ジャンプ原作タイトルももはや訴求力は無いのだろうか。

バブルボブル4 フレンズも3700本ほどで回顧ゲーマー狙いのタイトルにしては

売れているのではないだろうか。まぁ管理人もサイバーマンデー特別版を購入しているが←

東方スカイアリーナのランクインも個人的には意外。値段は手頃だが、東方も

地道なリリースで、スイッチのユーザーに対しての知名度を上げてきているのかもしれない。

2週目の侍道はPS4が残り、スイッチ版はランク外という結果に。

今までPSメインで展開してきたのと、CERO Zと考えれば妥当か。


その他のタイトルだが、電撃集計では一足早く40万本に到達していた

釣りスピリッツが40万本に王手。あと438本で到達なので

どう考えても、来週にはファミ通でも40万本を超えるのは間違いない。

それにしても、スイッチでのバンナムはスクエニよりも存在感を持っているところが笑える?ところw

太鼓と釣りスピリッツが40万本を超えているので、和サードの中では

最もヒットメーカーとなっているのがバンナムである。

やはり、そのハードの客層にあったゲームを出す、手抜きではないゲームを出すという

当たり前のことを行えば、スイッチはちゃんとそれに答えてくれる市場であるということが

改めて示された結果とも言えるだろう。


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