毎週水曜日恒例の週販記事。
今週は、ニンテンドースイッチが発売してから12週目となる週。
先週は、GWの反動か増産体制が整っていないのか
大きく数字を落としたニンテンドースイッチではあったが、果たして今週は?
なお、最近の国内ゲームハードにおいて、発売から12週目は、大きく売上を落とすことが多い
魔の週と、一部では認識されており、PS4もWii Uも販売台数が4桁に落ち込んだ魔の週である。
ニンテンドースイッチも、その12週目の魔物に食われるのか?その結果は見出しの後で。
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スイッチは先週も順調!2.6万台を販売し先週より微増!
というわけで、いつもの通り、国内集計期間では一番信頼度が高いと言われる
メディアクリエイト集計の4Gamerに更新された週販画像を貼っていく。
「Prey」「ダンガンロンパ1・2 Reload」がランクインの「ゲームソフト週間販売ランキング+」
出典:「Prey」「ダンガンロンパ1・2 Reload」がランクインの「ゲームソフト週間販売ランキング+」より
例によって、他直近ハードと比べた週販も貼っていく。
ニンテンドースイッチの販売台数は26,114台。先週より微増である。
累計販売台数は875,989台となった。
この数字をどう捉えるかだが、まず今も全国各地の家電量販店や通販などの
動向を見る限りでは、販売が行われると同時にすぐ品切れが起こるし各所で抽選販売もしている。
人気に陰りが出たというわけではおそらくないだろう。
今週は、スプラトゥーン2同梱版の発売などの大きなニュースもあったので
本体をある程度確保している…というのが考えられる原因の一つかもしれない。
そもそも、平時で考えればGW終了後の今の時期というのは、小売全体が
閑散とする時期であり、その時期でも日本では弱い据え置きゲーム機がこれだけ
売れているということは、凄まじいという事実がある。
任天堂としても、GW終わった後は多少需要が落ち着くという予測があったのではないだろうか?
もし、この推測が当たらずとも遠からずであれば、任天堂の完全な需要の読み間違いということにはなる。
これから、ARMS・スプラトゥーン2という、任天堂の大きなタイトルも控えているし
インディーズをはじめとしたタイトルも、リリースラインナップが増えてきた。
大手サードでも、あさってにはウルトラストリートファイター2、来週には聖剣伝説コレクションも
控えているわけで、これはもはや需要の波は収まらないのではと素人考えではあるが予測している。
海外で販売する分も、確保しなければいけない今の任天堂にとっては、まさに誤算といえる
状況になってきているのは間違いないと思われる。増産効果はいつ出るのか?
在庫が潤沢になった時に、どれくらいの台数を週平均で売るのか?
そして、任天堂商品が一番売れる年末商戦が来たらどうなってしまうのか?
今後にますます期待が持てると同時に、増産体制を一刻でも早く整えてほしいと願う次第である。