毎週更新の週販記事。今年度よりメディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
任天堂ハードのメインターゲット層である、子供たちが夏休みに入っている。
ただ、ニンテンドースイッチは今月の終わりにバッテリー稼働時間が延びた
新モデルを発売し、来月20日には携帯特化型のLiteを発売することが既に告知されている。
買い控えが起こるだろうと予想をしていたが、その予想はあたり先週の本体の売上は
4.2万台ほどにとどまった。しかし、TOP10ではスイッチの有力ソフトが
多くランクインして、久々に数値の大きい売上が上位に並ぶ結果ともなった。
FE風花雪月は自分の予想よりは低めの14.3万本となったが、ただカタログチケットで相当な
売れ行きが期待できそうであるということと、パッケージ版自体が実はかなりの消化率になっており
今は手に入りにくいなどと言った状況でもあるようだ。なので、このままジワ売れで数字を伸ばすのでは?
と楽観的には捉えている。他のスイッチの有力新品ソフトも上位にランキングしていたが
特に釣りスピリッツの結果はかなり個人的にも予想外となっていて、バンナムはやはり
子供層に向けて作ったタイトルは、それなりに力を入れているのだなぁと思った。
TOP30圏内の30位ぐらいはいつもと同じ本数の売れ行きだろうが
今回はかなりタイトルに入れ替わりなどもありそうなので
一体どんなタイトルが30位までに入っているのか?楽しみである。7
果たしてTOP30までの結果はどうなったであろうか?
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【ファミ通】2019年7月22日~2019年7月28日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲーム販売本数ランキング 集計期間:2019年7月22日~2019年7月28日
先週はTOP30までの数値が2000本となり、ここ最近ずっと1000本台前半だったが
先週は新作が多く出たため、数値も底上げされる形となった。
その結果、ジワ売れの定番のマリオデやカービィスタアラがランク外へ。
もっとも、これらのタイトルはまたしれっと戻ってくるだろうから何の心配もないが。
新作ソフトでびっくりしたのは、まずPS4版のオリンピックである。
まさか、スイッチの半分も売れていないとは…野球ゲームがあれだけ売れた後に
同じスポーツゲームのこの結果には、どうしても??という困惑の気持ちしか出てこない。
もう一つびっくりなのが、13位にランクインしたピオフィオーレの晩鐘である。
PS4版のキルラキルを少しだけまくって13位に入っている。キルラキルはPS4版のほうが売れたのは
予想通りだが、まさか乙女ゲーよりも売れないとは思わなかった。
ピオフィオーレの晩鐘だが、昨年の8月30日にVita版が発売。
その時、4gamer集計であるが、売れた本数は5153本であった。
集計機関は違うが、これだけの本数であれば差は誤差範囲とも思える。
追加要素がある完全版とは言え、Vita版と同等の販売数になったということは
Vitaにいた乙女ゲーユーザーがほぼ丸々移動した…と考えることが出来るのかも知れない。
今まではここまでの結果が出ていなかったので、うたプリのスイッチ展開が
やはり乙女ゲーユーザーには相当効いているのではないか?そんな風に思える結果である。
この推測が当たっていれば、アイディアファクトリーはまさにプラットフォームを移して
成功であった…と捉えることも出来るが、今後の乙女ゲーの推移は要注目かもしれない。
そしてのび牧も気づけば8万本を突破。派手には売れないだろうが
年内に10万本を超えるのはほぼ確定だろう。やはり、任天堂ハードはゲームがジワジワと売れる。