2016年に、任天堂が完全なファンアイテムとして

数量限定で製造・販売を行った、手のひらサイズのファミコン本体である

ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ



元々は、ある意味お遊び的な企画で発売されたもので、任天堂の首脳陣は

そこまで数は売れないだろうと、タカをくくって発売を行ったが

これが予想以上の大反響となり、メディアなどで大きく取り上げられ、かつての

ファミコン世代だったゲーマーに刺さりまくった。日本でも一時は非常に品薄となり

転売屋が定価以上の値をつけて、オークションなどに数多く出品されるといった

任天堂の予想を大きく上回る大反響となった。結果、ファンアイテムで数量も

作る予定がなかったものが、急遽再生産ということとなり、今年にはいって

ようやく再販が行われ、今では容易に量販店などで手に入れることが出来るようになった。


そのヒットに続けとばかりに、今度は最初から本腰を入れて製造・販売を行った

スーパーファミコンのミニ版も当然のように大ヒット。

こちらは、スターフォックス2というお蔵入りになった幻のソフトを収録するという

任天堂からのSFC新作といったサプライズもあり、ファンを大いに喜ばせた。



かつての任天堂を代表することとなった、名機は現在でも多くのゲーマーの心を

捉えて離さない商品であったという事実が、改めて再認識されることとなった。

もはやここまで行くと、ファミリーコンピュータ、スーパーファミコンといった

IPと捉えられるような人気であったが、この2つのミニ商品が合算累計出荷数が

全世界で1000万台の大台に乗ったことが、決算説明会にて明らかにされた!


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ニンテンドークラシックミニのファミコンとスーファミの全世界累計出荷数が合計で1000万台に到達!

今回のソースは、昨日行われた任天堂の2018年度2Q決算である。該当部分のソースを早速引用する。

「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」および「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」は、シリーズ全世界累計出荷台数が1000万台を突破しました。昨年秋に発売した「ミニスーファミ」は、本年6月に再販となった「ミニファミコン」とともに、定番商品として継続して販売を行っておりますが、いずれもお手頃価格となっていますので、ホリデー商戦でさらに多くのお客様にお求めいただくことが期待できます。

均せばそれぞれ500万台を売っているということ。ただのファンアイテムとして制作されたものが

ここまでの売上を残せるのであれば、もはや任天堂にとってはボーナスステージみたいなものだろう。

改めてファミコン・スーファミの底力を思い知った。古川社長が言及しているとおり、これから先も

爆発的には売れなくても、ジワジワと売れていくのは間違いないだろう。ちなみに管理人も

まだSFCのミニは購入していないので、そのうち購入することは間違いない←

また、これからニンテンドウ64のミニも発売されるのではないか?といった観測も出ており

ミニシリーズに新たなタイトルが加われば、更に任天堂の利益を底上げしていくのは間違いないだろう。


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