先月、アメリカで行われた、世界最大のゲームイベントであるE3



CSハードを展開する3社をメインに、大きな発表が各社から例年通り行われた。

任天堂も、ニンテンドーダイレクトと称して、ゲームを紹介していく映像を配信した。


【速報!】ニンテンドーダイレクトE3が6月13日の深夜1時より開催決定!


任天堂の今年のE3は、デーモンエクスマキナやスイッチ版のマリオパーティなどの

完全新作の発表もあったが、その放送の半分以上は、今年の年末商戦の

明らかな目玉タイトルの一つである大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL

紹介に当てられた。スマブラファンにとっては、まさに興奮のE3になったであろうが

逆をいうと、それ以外の大きな内容は無く、若干肩透かし気味に感じた人も居た。

管理人もどちらかというと、スマブラにそこまで思い入れは無く、肩透かしだったほうの

感想組に入るのであるが、ただ任天堂としては普段のニンテンドーダイレクトのほうが

よほどサプライズ発信をするので、そこまでの失望感というのはなかった。


しかし、株価が下落するなどの反応もあったので、E3の反応は若干ネガティブ寄りな

捉えられ方をしたのかもしれない。確かに、現状ではもう一つなにかほしい…と思えるような

状況であるのは間違いないが、どうやらその心配は無用なものとなりそうだ。


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君島前社長「私たちは適切なタイミングでお客様に情報発信ができるように鋭意準備を進めています。商戦期 に発売する商品を含めて、本?はまだ、全てのラインアップを発表する段階ではありません」

今回のE3の任天堂は、昨年のスイッチでの新作や告知ラッシュがあったのもあってか

去年と比べると…という前提では、内容としては物足りなかったと感じたのは否めない。

その声は、君島前社長にも届いていたのか、ゲームメディアの取材に対し

E3で見せたものが全てではないという発言を行っているのが明らかとなった。以下引用。

任天堂は2018年に、さらなる切り札を隠し持っているようだ。

同社の第78回の株主総会の質疑応答で前社長の君島達己(先日、古川常務が社長に昇格した)は、任天堂が今年の商戦期に発売するタイトルをまだすべて発表していないと発言した。

「私たちは適切なタイミングでお客様に情報発信ができるように鋭意準備を進めています。商戦期 に発売する商品を含めて、本?はまだ、全てのラインアップを発表する段階ではありません」

君島は、任天堂がE3で少し物足りない発表をしたことによって株価が下がったことに不安を募らせていた株主を安心させた。

「最⼤の商戦期である年末商戦に向けて、Nintendo Switchの勢いの維持拡⼤を⽬指します。よりくわしい情報は、今後お客様にお届けできると思います」と君島。

というわけで、株主総会での質疑応答なので、ソースとしては少し前のものであるが

改めての記事ということになる。先にも書いたとおり、任天堂は自前でニンテンドーダイレクトという

強力な自社ハード宣伝方式を持っているわけで、やはりE3での発表はまだ全てではないということなのだろう。

この発言が、本当のものであるかは、もちろん今後のリリース情報次第ではあるが、少なくとも

株主に対して君島前社長が不誠実な回答を行うことは考えづらいので(本人の経歴的に)

今後の情報展開に期待を持って間違いはないだろう。もともとスイッチが発売してからの

大まかなロードマップは既に描かれていると、小泉氏などから言及があり、まだまだ

任天堂には、我々を驚かせるようなサプライズを隠し持っている…ということを心の底から期待したい。


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