昔のファミコン全盛期の頃に比べれば、今では驚くほど

その種類が減ったゲーム雑誌


その昔は、ファミコン通信(この頃はまだ面白かった)を筆頭に

ファミマガや、マルカツ、電撃など、各出版社がそれぞれのタイトルを固定して

様々なハードの雑誌を複数出していた時代があった。


しかし、CSゲーム自体が斜陽になり、インターネットという即時性のある

媒体が一般的になった現代では、紙の媒体の雑誌はゲーム雑誌に限らず

どんどん縮小の一途をたどっている。ゲーム雑誌は、せいぜい読むのが

開発者のインタビューとかそれぐらいであり、存在価値はかなり低くなっている。

コン(魂)と信(念)を失ったと揶揄される、現在のファミ通などは

紙面をみる機会があれば、読んでみてほしいが(立ち読みで良い)

恐らく雑誌の半分ぐらいは、広告やゲームと関係ない話で埋め尽くされている状況である。


もっとも、日本のゲームメディアは一般的なマスコミと同じように

非常に信頼度の低い記事を多く書いていることで、今は知られており

現在の業界ナンバー1のなんたら通は、本当に偏向している記事だったり

このブログでも取り上げたが、ゼルダのブレスオブザワイルドがGOTYを取ったあとに

モンハンが発売直前になって、久々に日本のゲームが世界で評価されただとかXbox one Xを全くゲームプレイしていないのに

レビュー記事を書くなど、そのあまりのお粗末さにほとんどの人は呆れている状況である。


【もう廃刊した方がいい】ファミ通APPライター「(MHWについて)日本のゲームが世界でも認められるって久しぶりの感覚」

【もうやめちまえ】ファミ通「Xbox one Xの電源を入れてはいないが”驚くほどシンプルな構成だからこそより際立つ高性能”をしっかりと感じられた」


こんな日本のゲームメディアの現状があるからこそ、岩田社長は、ニンテンドーダイレクトという

任天堂から直接の情報を伝える番組が生まれたということにもなる。そのことを餅は餅屋などと批判していた

某なんたら通の編集者もいたが…。


と、マイナスな話を多く書いたが、もちろん日本のゲームメディアすべてが

アレな状態かというと、それとは違う雑誌も少数ながら存在する。

その最たる例が、64の頃から任天堂ハードの総合誌と刊行を続けてきた

徳間書店のニンテンドードリームがある。



創刊は64ドリームというタイトルで、64が発売された1996年に登場した雑誌になる。

当時は、毎日コミュニケーションズが発行・販売を行っていたが、紆余曲折を経て

現在は、アンビット発行・徳間書店販売という形で月刊誌となっている。

詳しくはWikiペディアの項目でご確認いただきたい。


任天堂系の雑誌とあって、雑誌には漢字にふりがなが振られ、ゲームの紹介よりは

読者投稿のページや、開発者インタビューなどに紙面が多く割かれている。

管理人は定期購入はしていないが、毎号ある付録がときに個人的に琴線に触れるものがあり

そういう付録が付くときには、このニンドリを購入することもある。


先にも書いたとおり、インタビューなどが多く掲載されている雑誌だが

その過去の紙面に掲載された、インタビューなどを閲覧できる

アーカイブを中心とした公式サイトがオープンしたようだ!


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興味深いインタビューも見直せる、ファンには嬉しいアーカイブサイト!

ニンドリ編集部が任天堂ゲームを楽しむ記事や情報が集まるサイトとして

立ち上げた、過去のニンドリの記事のアーカイブサイトであるNDWというサイトは以下のリンクになる。


https://www.ndw.jp/


過去のニンテンドードリームのアーカイブというのも、22年以上も続いているだけあって

膨大な量になっているのは間違いない。その中から、厳選された多数のインタビューが見れる

このサイトは、正直任天堂ファンとしては、ブックマークしておきたいサイトであるのは間違いない。

最近のゲームのインタビューが多いが、ファミコン30周年のときのインタビュー記事などもあり

昔からの任天堂ファンにとっては、このインタビューが今読めるというのも嬉しいものではないだろうか。


某業界最大手の雑誌が、色々とアレなやらかしをしている中で

ニンテンドードリームは、昔ながらの紙面にて今も根強くその発行を続けている。

こういうメディアが日本でメジャーであったなら、故・岩田社長もニンテンドーダイレクトを

制作する必要はなかったのではないかと思えてくる。いずれにせよ、こちらは今後も記事が

増えていくのは間違いないはずなので、追加されるアーカイブを楽しみに待ちたいと思う。


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