11月19日に発売された、前作からは4年ぶり、そして据え置き新作としては
実に11年ぶりとなる、定番のボードゲームタイトルである
桃鉄シリーズ最新作である桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~。
シリーズ誕生から既に32年余りが経ち、昔からのゲーマーの認知度は抜群なことと
元々ハードコンセプト及び、多人数プレイに強い任天堂タイトルが多く発売されている
スイッチでの発売ということで、非常に注目度が高く、発売前からアマゾンのゲームランキングで
上位ド安定の位置につけ続けるなど、発売されたら売上が相当なものになるであろうことが予想されていた。
【ミリオンも狙える?】桃鉄新作のアマランが上位キープを続けている件
そして実際に発売された後、発売から一週間経たずに
コナミ公式より、DL版も含めた売上が50万本を突破したことが告知されていた。
【速報】ニンテンドースイッチ195週目は合算で17.9万台を売り上げる!桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!が34.5万本売り上げTOPに!
今回はキャラデザの変更などもあり、その影響がどこまで出るかと言った懸案もあったが
ゲーム自体はいつもの桃鉄というところが貫かれており、定番タイトルの安定感を見せつけている。
しかしこの売上は、歴代桃鉄の中でも最高レベルの売上で、パーティゲームという性質上
年末商戦にスイッチの本体需要に合わせて相当売れると予想されるタイトルでもあり
桃鉄初のミリオン狙える可能性があると漠然と感じていたわけだが、発売から2週間がそろそろ
経とうとしている今日、コナミ公式より実売75万本突破のアナウンスがされていることが確認されている!
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『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』の販売本数が75万本を突破!
本日コナミが公式のツイッターアカウントより行ったアナウンスは以下のツイートになる。
全国の社長の皆さん~!
㊗️ 累計販売本数 75万本突破しました!!\本当にありがとうございます🙏🍑/
— 発売中!『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』公式アカウント (@MOMOTETSU_Reiwa) December 1, 2020
累計販売本数と明記されているので、出荷ではなく実売ということになる!
発売から2週間経たずにこの売上…スイッチの国内サードではダントツのスピードで売上を伸ばしている。
そしてこれはまだ、スイッチ本体とともに定番パーティゲームが売れる年末商戦入り口での結果ということになる。
当然年末のパーティゲーム需要で桃鉄は強い需要があるのは確定なので、2週でこのペースで
売上を積み重ねたのであれば、あと25万本売上を伸ばすことは年末商戦では容易な話になるわけで
桃鉄は国内サードのスイッチでの初ミリオンタイトルになるのは確定という状況であろう。
あわよくばパッケージ版だけの数字でももしかしたら100万本を狙えるかもしれない。
今年はおそらく自社の大きなタイトルがもう発売されないと思われる任天堂は
この桃鉄をかなりプッシュしており、先日紹介したニンテンドーマガジン2020冬号や
ニンテンドースイッチ自体のCMでのプレイしているタイトルに選ばれたり
最近はコナミ自身も、吉本の陣内智則…ではなく陣内桃則を
起用した桃鉄のCMを新たにオンエアしている。
また製作者の働きかけで、コナミタイトルでは異例のゲーム実況全面許可が出されたこともあり
有名ゲーム実況者、Vtuber、果ては有名芸能人までもがこの桃鉄の実況動画を製作しており
ゲーム会社の訴求だけではなく、口コミでその面白さが広がる下地が出来ている状態になっている。
どうやら、このままのペースで行けば公式より国内ミリオン実売の朗報がもたらされるのは時間の問題と言えそうだ。
最近発売したサードのタイトル、サクナヒメやゼルダ無双などスイッチには景気のいい話が
続々と出てきており、国内での存在感はますます増していく一方である。
果たして、今年の年末商戦は桃鉄、ひいてはスイッチがどこまで売れるのか…
一ヶ月後の答え合わせを今から楽しみにしたいと思う。
桃鉄の思い出ねぇ…
最初に買ったのはSFCのDXなんだけど10回に1度しか起動せずストレス溜まっててそれが原因で友達に桃鉄通しての嫌がらせされても全然怒りが湧かなかったせいで友情ブレイクせずに今でも友達状態継続してるっていうくだらねえエピソードあります
起動しないことが一番のストレスとはw
ファミコンやスーファミの時代だと、なかなかゲーム自体が起動しないというのは日常茶飯事でしたね。
SSの拡張RAMカードリッジ対応ソフトとかもそうでしたが←
それで友情が続いているのであれば何よりですw
あの日一緒に桃鉄やったみんなは元気かな…
きっと元気に、新たな桃鉄をやっていますよ!
メーカーにおいての、累計販売本数は実売じゃないよ。
返品の制度がないので、出荷+ダウンロード販売数の合計が累計販売本数。(その時点でメーカーとしては売上が確定する。)
そもそもメーカーが実売なんて正確に把握することはできない。
ファミ通の数字もただの推定販売本数であって実売ではない。
こういうときの販売数をお客さんが実際に買った数と捉えようとするから問題が生じる。
メーカーはダウンロード版はお客さんに直接販売をしているが、
パッケージ版は小売店や卸売業者に販売をしている。
つまりメーカーにとっての販売はこの時点まで。
別にどっちでも良いんだけどね。良いとか言ってる割に長文になっちまったなww
どんまいw
メーカー発表の販売数って俺の知る限りでは3パターンかあるんだけど
累計出荷本数=累計出荷本数+ダウンロード販売数=累計実売本数
ってことなの?
わざわざ言い方変えてるから各々そういった意味なんだって思ってたけどナ。
でも、件の桃鉄はファミ通集計に記載してある「消化率」を参照すると80~90万本は出荷してそうな感じするけどなぁ?
そうすると今回発表された数は100万本くらいじゃないとおかしな話になりそうな気がするんだけど…うーん?
ちな、メーカー側は最終顧客への販売実績を(正確に)把握できないとなってますが
今はわりと小さな問屋、商店でもPOSシステム導入してオンラインで発注から在庫管理までやってます。
そのデータを基に製造側は以後の生産を計画、調整するわけですね。
基本的には次の出荷、次々回の出荷くらいはすでに生産完了で発送待ちになっています。
しかし前述のデータを参照して売れ行き良いようなら次々回分からいくらか(もしくは全部)を次回出荷分に充当しつつ生産計画を見直します。
売れたら作る、注文入ったら作る、なんてことしてたら間に合いませんからねー。
販売側が最も恐れ、忌避するのが「機会損失」です。それがないようにやっているわけですね。
おかげさまで需要が超集中するような事態にならない限り品切れ状態が続くなんてことはなくなりました。
店頭から消えても2~3日、遅くとも1週間後には入荷しますよね。良い時代になりました。
なんで1本2本単位の把握はできなくともだいたいの実売数は把握してると思いますよ。
そのデータを基に実売数として発表しているもんだと思ってたけどなー。そう思ってるの俺だけか?
ま、今回の記事の肝は販売数うんぬんではなく
『一度は死にかけた(死んだ、仮死状態になった)コンテンツがこれだけの成果を出したよ!すごいね!』
ってことだと思うので、なにはともあれ良かった!
さくま氏おめでとう!
桃鉄おめでとう!
年末年始は3世代で桃鉄なんて家庭もあるんじゃないかな?
凄いなー。
色々と補足いただきありがとうございます。
実売という書き方は確かにまずかったかなと自省もしております。
でも結局は通過点になるでしょうけどね。
とにかくスイッチというハードでの桃鉄自体の相性と、今年のコロナ禍での
パーティゲーム需要、4年ぶりの新作(据え置きで見た場合では11年ぶり)の
桃鉄がここまで好調ということが、良かったなぁと思う次第であります。
結局、最後に書いていただいている事が私の言いたいところですね!代弁いただきありがとうございます!
企業が実売(お客さんが買った数)を発表する利点なんて一切ない。
こういう発表は企業としてはこれだけ売れて好調だということを
投資家や世間一般に認知して欲しいから発表すること。
つまり、発表の時点で最も数字が大きくなるものを発表する。
既に100万出荷(企業としては販売済み)しているけど、小売店に在庫が25万本あるから
75万本販売達成なんて発表すると思う??
実売と書いてしまっておりますが、その意見も最もですね。
色々とご意見いただき恐縮であります。
ただ、先の50万本の記事でも触れましたが、いずれ到達する数字であるのは
この2週の販売の勢いを見れば明らかなわけで、遅かれ早かれと言うことになりますので
今の時点でそこに細かくこだわる必要は無いかなと個人的には思ったりしてます。
ミリオン以降がどうなるかですが、桃鉄自体は定番で今後毎年の年末商戦で
また需要が出るはずなので、最終的にはミリオンも実売で越えてくるという個人的な予想です。
コナミ・任天堂ともに今年の年末商戦の目玉として桃鉄を推しているので
まだまだ数値が伸びると思いますので、今年いっぱいの週販の結果をまずは楽しみにしたいところですね。