(この記事はタレコミから作成しています。情報提供ありがとうございました。)

日本でのゲーム週販を集計している機関の一つである

メディアクリエイト



他にはファミ通や、電撃オンラインの集計があるが、このメディアクリエイトは

任天堂も参照にしている集計機関である。更新も4gamerの週間連載という形ではあるものの

毎週水曜の午後10時にきっかりと数値を出していて(年末年始やGWなどの大型連休時除く)

ゲハ的には、ここの集計の数字が主な基準になっている。


さて、週販の発表に於いては、各機関とも、公表したページ内に於いて

その週のゲーム売上の結果に対する総評を書いている。

どうにも某社の息がかかっているかのようなこれらのメディアは

任天堂には厳しく、ソニーには(言ってしまった)甘い総評を書くことで

度々話題になるが、その中でまたしてもメディアクリエイトさんが

なかなかのアクロバット擁護をしてくれたようだ!


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メディアクリエイトのアクロバット擁護がまたも炸裂!もうそういうものだと楽しむしか無い!

メディアクリエイトの総評の、某社に対する忖度っぷりについては

当ブログでも以前に記事にしたことがある。


【意味あるのか?】メディアクリエイト「PS4とSWITCHが100万台到達した週までのソフトの累計売り上げはPS4が多い」

【もはやギャグ】メディアクリエイト「ガンダムバーサスが売れなかったのはガンダムのアニメがやっていなかったから」

【ブレない】メディクリさん、週販の総評でとんでもないアクロバット理論をかましてしまう


既に数々の笑いを提供してくれる、メディアクリエイトのコメント担当の総評であるが

また一つ、新たなアクロバット擁護が爆誕したようである。先週の更新で公開された総評を引用する。

『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』が2週連続のトップに

 ソフトの総販売本数は136.4万本。前週比は78.78%と、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の反動減が影響している。同タイトルは40.7万本を販売し、今週の新作をおさえて2週連続の首位を獲得した。ハードの総販売台数は38.7万台、前週比103.74%と微増。クリスマス需要により、多くの機種が増加傾向にある。
 新作トップの『ゴッドイーター3』は15.1万本を販売。2015年10月にPS4・Vitaで発売された『ゴッドイーターリザレクション』の初週販売本数(2機種合計16.8万本)と比較すると、9割程度の初動となっている。これまで同シリーズは携帯機を中心に展開しており、今作の対応機種が家庭用ゲーム機ではPS4のみである点を考慮すると、まずまずの出足といえる。
 『JUDGE EYES:死神の遺言』は新規タイトルながら14.8万本を販売し、初週消化率は66.63%。本作は木村拓哉氏の出演が話題を呼び、同氏が登壇した完成披露会は多くのメディアで取り上げられた。その結果、「龍が如く」シリーズのファン以外を広く取り込むことに成功したと考えられる。

※管理人注 メディアクリエイトは同じURLで更新するため、来週には参照できなくなる

いろいろと突っ込みどころがあるのだが、まずはゴッドイーター3から。

まず、比較対象がゴッドイーターリザレクションからしておかしい。


ゴッドイーターリザレクションは、初代ゴッドイーターをPSPで再度リメイクしたゴッドイーターバースト

さらなるリメイク版というタイトルになる。つまり、ナンバリングのタイトルではない。

ナンバリングタイトルの2は、かなり前に発売しているが、そのときはマルチ合算で37万ほどを初週で売り上げている。

正当な意味での前作との比較では、売上は半分以下になっており、明らかに大きく数字を落としているのである。

また携帯機に出さない判断をしたのは、バンナムなわけで、それを以てPS4のみということを考慮するのはおかしな話であり

ゴッドイーター3に関しては、携帯機分を切り捨てた分がそのまま減ったと捉えるのが妥当な判断である。


ちなみに、タレコミ情報を頂いた方からの提供になるが、一ヶ月前に発売した

ピカブイの発売週の結果においてはこんな総評をメディクリは書いている。

『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ/イーブイ』は合計で66.1万本を販売。
前年同時期に発売された『~ ウルトラサン/ウルトラムーン』(合計で初週116.3万本販売)と比較すると、初動でおよそ50万本の減少となった。
また、初週消化率はそれぞれ『~ Let’s Go! ピカチュウ』が62.96%、『~ Let’s Go! イーブイ』が51.80%となっており、シリーズ過去作が概ね7割後半~8割後半であったことを踏まえると、低水準にとどまっている。
今作はゲームシステムに大幅な変更が加えられ、「ポケモンGO」との連動要素が組み込まれるなど、新規ユーザー獲得のための施策が講じられたが、現時点では奏功したとは言い難い。

ゴッドイーターとは真逆の書き方で、もはや忖度っぷりを隠さない態度と言えよう。

ポケモンの場合は、本編とリメイクとの比較(公式では本編扱いだが、ピカチュウのリメイクであることは明らかになっている)

ということになっていて、ゴッドイーター3で全く逆の比較を行っているのは全くもって笑うしか無い。

なお、ポケモンも携帯機がメインで展開されていたシリーズだが、そちらでは全く触れていないのはさすがである。


キムタクの方は、ジャッジアイズが「龍が如く」シリーズのファン以外を広く取り込むことに成功したとあるが

龍本編の現時点での最新の作品となる6は、初週21.8万本を売っている。14.8万本のキムタクが如くが

シリーズファン以外を広く取り込むことに成功としたとは…?つまり、一般層を広く取り込んだ結果

本来の龍が如くファンは減ったといいたいのだろうか?

あまりにもアホらしい結果となり、正直もはやこう書くという結論ありきで

理論展開しているだけというのがあからさまにわかってしまう。本当に新規が取り込めて成功したかどうかは

誰にもわからないのだが…ここまで雑な仕事はなかなか無いだろう。


とはいっても、この総評についてはもはや、ああメディクリだからね…の

一言で済むような話に、数々のアクロバット擁護を目にしている人には映ることだろう。

メディアクリエイトの総評は総評ではなく、一種のお笑い芸だと思えば、却って愉快というものだ。

とりあえず、まともに考えるだけアホらしいので、個人的にはそう思うことにしよう。


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