『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』にまつわる宮本茂氏のインタビューが個人的に興味深かったので、要点をまとめておきます。マリオの生みの親が続編ならではの狙いや制作の裏側をたっぷり語っていました。


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「40年間の思い出が蘇った」

完成版を劇場の大画面で初めて見た際、宮本氏は「キャラクターが出てくるたびに40年間作ってきたものの思い出みたいなものが蘇ってきて」と発言。キャラクターが登場するたびに「ちょっとうれしいな」という感情を覚えたそうで、生みの親自身が一観客として素直に感動していたのが印象的です。

続編で目指したのは「キャラクターをもっと描く」こと

1作目は「ゲームの映画化とは何か」を問う自己紹介的な作品だったのに対し、2作目では「初めて見る人でも楽しかったらいいと開き直りました。じゃあキャラクターをもっと描いていこう」という方針に転換。

ピーチ姫の出生の秘密を核となるテーマに据え、これが宇宙を舞台にする「ギャラクシー」というタイトル選定にもつながったとのことです。

クッパは“任天堂劇団のヴィラン役者”

キャラクター描写へのこだわりも語られています。クッパについて宮本氏は「完全な憎いボス、凶悪なヴィランではありません。マリオの仲間内でヴィランを担当する役者」という独自の位置付けを提案したそうで、ゲームでは描けなかった心情表現を映画ならではの手法で実現したとのこと。

ヨッシーについても「どうしても出したかった」と述べており、前作との繋がりを活かした登場方法を工夫したそうです。

異例のフォックス・マクラウド登場

任天堂は長年「キャラクターを混ぜない」という方針を保ってきましたが、映画という新しいメディアでは「少し緩めてもいいんじゃないか」と判断が変わったとのこと。

今作にはフォックス・マクラウドやピクミンといった他IPのキャラクターも登場しており、宮本氏いわくお気に入りはピクミンで、「世界中のあちこちにいるという戦略」の一環なのだそうです。

個人的な見どころ

個人的に一番興味深かったのは、映画で膨らませたピーチやクッパの設定について、宮本氏が「今後のゲームでも沿っていきたい」と語っている点です。

つまり映画で作られた設定が、逆に今後のゲーム本編の世界観に還元されていく可能性があるということ。

今回の劇場版が単発の外伝ではなく、シリーズ全体の設定に影響を及ぼす存在になっていくとしたら、続報からも目が離せません。

まとめ

『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』の宮本茂氏インタビューは、キャラクター作りへのこだわりから任天堂の「キャラクターを混ぜない」方針の変化まで、盛りだくさんの内容でした。

映画の設定が今後のゲームに波及していくかどうかにも注目しつつ、続報を待ちたいと思います。

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