先日、ニンテンドースイッチとPS4で最後発マルチとして発売された
ノラと皇女と野良猫ハート。
HARUKAZEがアダルトゲームとしてリリースしたゲームで
去年のうちに、PS Vitaには移植が行われている。もちろん家庭用なので18禁となる要素は削ってある。
そして今回、据え置きのスイッチとPS4にて最後発で移植が行われ、マルチ展開されたわけだが
以前、このブログでも記事にしたとおり、スイッチ版はVita版と同じだがPS4版では謎の白い光が画面を覆わんばかりに
性的な描写を隠すという仕様がとられた。大きく売れるようなゲームではないため
そこまで話題にはならなかったが、ツイッターのユーザーがその想像を超える自主規制表現が
あまりにも酷いと、SSをツイッターにて投稿したため、話題になった。
【まばゆい光】PS4版『ノラと皇女と野良猫ハート』の表現規制がひどすぎると話題に!
真偽の程は不明だったが、以前同じくアダルトゲームブランドのオーガストが
大図書館の羊飼いを出す際に、PS4版は規定が厳しく発売が難航している旨を
同人誌の中で明かしていたことも記事にしたことがある。スイッチ版は既に発売済み。
【規定…?】オーガスト「ニンテンドースイッチ版『大図書館の羊飼い』は好評。PS4版も出したいがSIEの規定により難航」
これらの状況証拠があり、現在は海外での展開がメインとなったSIEの
規定というものは、相当に厳しいであろうことは、容易に想像がつく話であったが
その具体的な内容を、とあるインディーズ会社の代表がぶっちゃけてしまったようである。
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Dies iraeを制作するlightの代表が、現在のソニーの厳しいチェックの詳細をぶちまけてしまう
ノラと皇女と野良猫ハートの規制はあからさまにやり過ぎというレベルで、メインのCGがほぼ見れないという
もはや、ゲームとしての体を為していないと言われても仕方がないほどになっている。
かつて、幾つかのタイトルの規制などを見たことはあるが、ここまで酷いものは
正直、管理人も見たことがなかった。どれだけの規定があるのかは推して知るべしといったところだろう。
その内情などは、当然ながら今まで不明であったが、先日ニンテンドースイッチに
Dies iraeを発売したlightという会社の幹部が
ニコニコ生放送の中で、現在のソニーのチェックについて厳しい状態にあることをぶっちゃけてしまったようだ。
1 : 名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2018/10/27(土) 13:54:26.15 ID:eEbg6T5s0.net [1/2回]
402 名無しさん必死だな sage 2018/10/27(土) 10:27:08.66 ID:INbnOBpN0
昨日のDies iraeの公式放送でPS4は規制が厳しいみたいな話が出たらしい、今出先だから誰か検証希望Happy light Cafe特別イベント Another Dimension ; Dies irae
http://live2.nicovideo.jp/watch/lv316489938?ref=sharetw470 名無しさん必死だな sage 2018/10/27(土) 13:32:34.89 ID:INbnOBpN0
>>402
文字起こした
52分頃から
司会「機種は?ってコメント来てますね。」
light代表服部「き、機種?言っていいの?」
司会「いや、知らないですけど。」
light代表服部「先週イベントでは言ったからいいかな、我々はソニーさんというところに申請を出してます。」
司会「おお。」
light代表服部「で、もうマスターアップはしました。とっくに。」
会場「「おお~。」」
light代表服部「でもね、ソニーさんに申請を出しておりましてまだ通っておりません。」
会場(笑)
light代表服部「今ね、その~ソニーさんは18禁モノの移植は世界的にできない方向になったらしくて。」
司会「ふーん。」
light代表服部「で、このゲームも一応18禁モノだから大変厳しい審査をされていて、なんかね色んな質問が来る。英語で全部書いて下さいみたいな。」
シナリオライター「あーうんうんうん。」
light代表服部「で、今全部お答えをしている最中で、さぁ果たして認可番号が出るのか出ないのかまだわからない。」
会場(シーン。)
light代表服部「恐ろしい、でもマスターアップはしている(笑)。内部では完成していて最後ねソニーのサーバーに繋がないとできないのがトロフィー機能とかがあるんだけど、みんなでいつトロフィー機能できるのちんちん~ってやってるんで、社内ではね。
まぁそこにいる彼がひたすら英語訳しながらソニーに送る担当になっているんだけど、お前らは日本語もわからんのかみたいなことを言いたくなるので(笑)。今の所ソニーさんの審査が通ったら年明けに発売できるんじゃないかなぁと、思っており。
もうソニーさんが駄目だったらどっかで出せばいいやと。」
会場(ははは)
司会「審査待ち。」
light代表服部「そうソニーの審査待ち。で、別にねSteamとかで出せば来週からでも売れるからね。」
司会「来週(笑)。」
light代表服部「来週販売もできるよ~。でも、いまちょっとソニーさんとのお約束で出してるものなんで・・・。でも約束で出してる審査待ちって酷いよね~。」
というわけで、かなりのぶっちゃけである。まさか申請を全て英語とは…。
そして、約束したものであっても、申請が通らなければ発売できないという状況。
大手ならともかく、中小では英語での仕様書などを書くのは結構大変なことだと思う。
日本語での申請を受理できる場所もないということであれば、日本市場の軽視は
想像以上に進んでいるということになるのだろう。いずれにせよ、ゲーム的には
あとは申請が下りれば、すぐにでも出せる状態にあるという状況で、最後の足止めを食らっているといったところ。
この規制の意図は、果たしてエロには厳しい海外とは言え、その海外での批判をできるだけ抑えるためのものだけにあるのか。
それとも、他にも何かしらの要素で規制する要素が今後も増えるのか。正直、SIEがそういったガイドライン的なものを
提示していないと思われるので、メーカー側にとっても、PSにゲームを出すことは一種のリスクをはらむことにもなる。
少なくとも、国内のそういったものを売りにしているようなゲームは、今後はスイッチのほうにとりあえず出して
PS4はマルチとして出すのは、ひとまず考える…と言った方針を打ち出すメーカーが増えてくるのではないかと思う。
もし、管理人が中小ディベロッパーの責任者であったとしたならば、まずそのように考える。
この規制を受けて、海外のこの手のゲームを好むファンからは、ソニーに対して抗議の声を上げているようだ。
果たして、今後もこの規制は続いて、PS4だけ別の意味で不完全版になってしまうのか?
メーカーもユーザーも得をしないものだけに、少しは柔軟性のある対応をしてほしいものだが…。