先日、ファミ通のフライングゲット情報から、一時は中止されていた
タイトルの開発が復活?と言った話が出ていたレベルファイブ。
【延期タイトルをまずは作れよ…】レベルファイブがまさかのタイトルを復活か?
この記事では、その復活タイトルは、10年前に発表されPSPでの発売予定ながら
ずっと音沙汰が無かったうしろというゲームが
その復活タイトル?と言った話題を書いたわけだが…。
現在、中核タイトルの発売延期が相次ぐレベルファイブにおいて、そんな復活タイトルを作るよりも
まずは、現状延期しているタイトルの開発に注力してほしいと言った思いも抱いたわけだが…。
とりあえず、今まで中止にされてきたタイトルも相当な数に及ぶレベルファイブ。
一体、何のゲームを復活させるのか…と思っていたら、それは件のうしろであったらしい。
しかし、タイトルの復活というよりは、まだただの願望に留まる話であるようだ。
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まさかの復活タイトルは『うしろ』!しかし、まだ作っていないとのこと…
レベルファイブの過去、発売を告知しながらお流れになったタイトルはそこそこある。
今回は、その中で前回の記事でも話題にした、PSPのうしろがその復活タイトルの内容だったようだ。
PSPで発売する予定だったのを、当然ながらスイッチで開発変更!…というわけではないようで
まだ作りたいという願望だけにとどまっているようだ。
ファミ通日野社長インタビュー
「じつは浜村さんにさすがにそろそろ予定表から取り下げでは、といわれたがまだ入れておけばいいと思っていた」
「いっそSwitchに変えておいてください。みたいな」
「妖怪ウオッチではできないことがうしろにはあるというか。作っていないのでこれから発見していく」
「うしろを作りたいという新人クリエーターもいる」
「(とりあえず発売スケジュール表のうしろはSwitchに変更で)予定ということで(笑)。でもゲームつくりでやり残した思いがとどまり続けているなんて存在自体が幽霊のような企画ですね」ということでファミ通発売スケジュール表からついにPSPがなくなり”うしろ”はSwitchに機種が変更。
でも発売される気がまったくしないインタビューです(笑)
作ってないんかい!(呆
ちなみに、このインタビューを受けて、ファミ通の読者の期待のルーキー(ルーキーとあるように新規IP限定の期待度ランキング)に
ずっと掲載されていた、うしろはPSPからスイッチ表記になったようである。
【話題】ニンテンドースイッチ版『うしろ』がファミ通ルーキーランキング2位に登場!
2018年現在も、PSPのソフトが期待のルーキー一位だったことに対して、ようやくファミ通も肩の荷が降りただろうか?
こんなところだけ、仕事が早いのはどうかとも思うが…。
そして、日野社長のインタビューもさりげなくひどい。妖怪ウォッチとは違うことが出来るタイトルだと思うが
これから発見していきたいという発言をしている。ちょっと何言ってるかわからない…。
正直、このソフトもきっちり真面目に作られる気がしない。これから10年先ぐらいまでファミ通の期待のルーキーに
うしろがまた居座り続けたとしても、別に何の驚きもない。レベルファイブは相当にダメになってしまったな…と
思わずにはいられない、今回のインタビューであった。
「作りたい」だけならアマチュアでも言える訳で…どうなるんでしょう?
私事ですが、レベルファイブの所在地福岡は結構長く暮らした土地で友人もいるので、地元経済に貢献している点で応援したい気持ちはあります。あの「巨艦主義」「イメージ先行戦略」も一時期の旧スクウェアのように業界を活性化する点で「必要悪」かな、と考えていた時期もあったんですが、最近はちょっと…
宮本さんがかつて「アイデアを膨らませる人は割といる。けれどゲームを完成させるためアイデアを「閉じる」ことができる人は多くない」(記憶なので細部は不正確かも)と言っていました。日野社長にはこの言葉をかみしめて原点に立ち還ってもらいたいものです。
言うだけなら「タダ」ではありますが、クリエイターは作品を創らなければビタ一文にもならないわけで…。
なんだか最近の日野さんは、あれもこれもと手を付けすぎて、もはや収拾がつかなくなっている気がしますね。
メディアミックスがあたっている間は良かったですが、逆にそのメディアミックスが今度は足かせになるとは皮肉な話です。
ここいらで原点に立ち返って、まずはしっかりと作品を仕上げていくことを期待したいですが
このインタビューを見る限りでは、それは淡い期待に終わりそうです。
宮本さんは、本当になんというか大局を見ていると言うか、プロデューサーの俯瞰的な視点を
多分に持っている方…というイメージがあります。なんというか直感力がすごそうなイメージです。