2017年9月に開催された、PSのカンファレンスに於いて

PSで新規の子供層を獲得しようと、鳴り物入りで発表されたプロジェクトである

キッズの星において発表されたオリジナルキャラクターである

けだまのゴンじろー



黒い毛玉が固まった、ちょっと人種差別的な表現も見られるような少し

危なげな風貌のキャラクターであり、発表された当初は何をしたいのか

よくわからないキャラクター性もあって悪い意味で注目されたキャラである。


SIEとコロコロがタッグを組んで生み出したキャラクターではあったものの

コロコロ側から明かされたキャラクター誕生秘話には、どこか

無理矢理感がある紹介文だったことも有り、当ブログでもおもしろネタ的に記事にさせていただいた←


【夢だけは壮大】ゴンじろー、アニメや漫画でも展開し愛されるキャラ作りを目指している事が明らかに【他力本願】


PSには子供層がまずほとんど居ない…という大方の見方がある中でも

子供層を獲得しようと動いたSIEの心意気は評価されるべきなのかもしれないが

出てきたのがこのゴンじろー(後にオナラッパーが参戦)では、ただ

子供向けの展開を勘違いしているようにも見受けられ、このキャラクターは人気が

出ないだろうなと大方の人が思っていたと思われるが(そもそも存在を知らない人も多そう…)

やはりというか、このキャラクターは文字通り星になってしまったようである。


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コロコロコミック2018年10月号から連載されてきた漫画版『けだまのゴンじろー』が2020年4月号の1年半で最終回を迎える。

そもそも最初の身体が黒色だったものが、途中でいつの間にやら赤色になっていたりと

本格的に展開される前から、前途多難な印象を受けたゴンじろー。


【苦情来たか?】ゴンじろーさん、いつの間にか身体の色が黒→赤に変わっていることが判明。


特に身体の色が変わったことについてのアナウンスも特に公式から無く

何かしらの大人の事情か圧力があったのではないかと推察もされるが、真相は闇の中である。

コロコロとタッグを組んで生まれたキャラクターということで、ゴンじろーは

メディアミックスされての展開となった。しかし、肝心のゲームはPSカンファレンスで発表された

キャラクターでも関わらずスマホのみ(しかも死神フォワードワークス製である)で展開だったりと

あまりにもやる気の無さが出てきたキッズの星プロジェクト。それでも何百億は展開に

かけていたらしいキッズの星の期待を一身に背負ったキャラであったゴンじろーであったが

漫画が連載されているコロコロコミックにおいて、最新の4月号でこの作品は最終回となってしまったとのこと。

コロコロコミック4月号にて完結。
なんだったのこの子は・・・。

子供向け市場に本腰を入れようとごんじろーを産み出したSIE。素晴らしい。
漫画・アニメ化にこぎつけたSIEの何方様の努力も素晴らしい。並大抵のことで実現できることじゃない。
それをPS市場でまったく活かすことができなかった、活かそうともしなかったSIEの何方様にはもう呆れるしかない。

コロコロの表紙の扱いを見る限り、そこまで受けてはいないのだろうな…と漠然と

捉えていたが、連載が最終回となると、やはり定番のキャラクターにはなりえなかったということ。

残念ながら、キッズの星という名前の通り、ゴンじろーは星になってしまったようである。

アニメの方も予定通りの消化をしたようであるが、全くもって一般層の話題にはなっていなかったのは気のせいではあるまい。

PSに新規子供層を呼び込むために企画されたキッズの星であったが、残念ながらその効果は

まったくなかったと断言していいだろう。後もう一つ、オナラッパーもあるわけだが

オナラッパーはなんと、コロコロのスイッチに漫画家のサインを添えて読者プレゼント企画があった時に

スイッチ本体に描かれてしまうという屈辱?(ゴンじろーはPS4本体に描かれた)を受けており

ゴンじろー以上に空気状態になっている。やはり、SIEのキャラクター作りは絶望的にセンスが

無いということが、今回のキッズの星の惨憺たる有様で改めて露呈したと言えるのではないだろうか。


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