プロトタイプは、『Kanon』がニンテンドースイッチに登場することを発表し、ティザーサイトをオープンしました。
本作は、ゲームブランドKeyの1作目と知られ「泣きゲー」の先駆けとも言われる恋愛アドベンチャー。スイッチ版では、HD画質に対応し、豪華声優陣によるフルボイス対応となるとしています。
月宮あゆは堀江由衣さん、水瀬名雪は國府田マリ子さん、沢渡真琴は飯塚雅弓さん、川澄舞は田村ゆかりさんが引き続き、主人公の相沢祐一は杉田智和さん(一部パートのみ)が演じることも発表されています。
現時点で、CEROは審査予定となっています。『Kanon』は2023年春に発売予定です。
珠玉の名作「Kanon」がNintendo Switchに登場します!
HD画質はもちろん、豪華声優陣によるフルボイス(主人公のみ一部パート)でお届けします!
キャストについては本日オープンしたティザーサイトをご覧ください!https://t.co/YsqJmOtrTT— 株式会社プロトタイプ (@PROTOTYPE_info) December 22, 2022
なんだか、ブログのサイドメニューにある記事のPVランキングで
こちらの記事が急に上がってきたと思ったら、これが発表されたからということなのですね。
上記のAIRの記事は、すでに1年半前の記事となりますが、そこでした予想通り
スイッチに『Kanon』がついに移植というところです。
Kanonは1999年にPCでKeyよりリリースされた、上記引用記事にもある通り
泣きゲーと呼ばれるジャンルの嚆矢とも言えるようなタイトルです。
Key初のタイトルでありながら、癖の強いいたる絵と、そしてこれまた癖の強い
個性的なヒロインが登場し、特にメインヒロインである月宮あゆの
うぐぅという口癖は、当時のネットスラングとしても一部でかなり知られていました。
また、月宮あゆがよく食べているたい焼きが、このKanonのアニメを通じて
海外でも認知されるなど、日本の美少女ADV界隈を語る上では欠かせない作品の一つとなっています。
もっとも、プロトタイプはCLANNAD、AIR、リトルバスターズ、智代アフターなどを
スイッチに移植しているわけで、Kanonが移植されないわけがないということを
自分としても思っていたわけですが、やっぱりねといったところです。
癖の強いいたる絵は、今でも賛否があるでしょうが、間違いなく後に語り継がれていること自体は
納得できる一作となっていますので、興味があって未体験の人はプレイしてみるのも一興かと思います。
あとは、Keyの主力タイトルでスイッチに出ていないのはRewriteぐらいですが
これもそのうち移植されるということになるのでしょうか?