今年の4月に発表された、2017年度4Q決算に於いて、君島達己社長が
社長を退くことが発表され、その後任として指名された古川俊太郎氏。
【久々の1兆円台に!】任天堂の2017年売上高が7年ぶりの1兆円超え!利益は前年の5倍以上に!君島社長が退任し古川取締役が社長に昇格へ!
岩田社長の急逝を受け、2015年9月から任天堂社長をピンチヒッター的に務めた
君島社長が、後継に選んだのは、経営に明るい古川俊太郎氏であった。
ゲームの開発に携わっているわけではないが、その古川氏も子供の頃に
ファミコンに熱中していたという、大のゲーマーであることが既に報じられている。
【任天堂イズム継承者】任天堂次期新社長・古川俊太郎氏「ファミコンを置いてあった周辺だけ畳が磨り減っていたくらい。」
決算の発表の時に、6月28日を以って、古川社長体制に代わることが発表されていたが
無事、その引き継ぎも完了し、正式な告知が任天堂の公式ページにも掲載されている。
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任天堂の新体制が発表!
というわけで、任天堂の社長メッセージを引用する。
任天堂は、1983年に「ファミリーコンピュータ」を発売して以来、独創的なハード・ソフト一体型の娯楽製品を世界に向けてつくり続け、日本発で世界に通じる数少ないホームエンターテインメント分野の産業において、ゲーム文化の代名詞として知られるブランドを確立してきました。
私たちは、これからも「人々を笑顔にする娯楽をつくる会社」であり続け、「任天堂IPに触れる人口の拡大」すなわち、任天堂がつくるキャラクターやゲームの世界観により多くの方に触れていただくことによって、当社の企業価値を向上させていきたいと考えています。
この基本戦略をベースに、これまでどおり、ハード・ソフト一体型のゲーム専用機ビジネスを経営の中核とし、年齢・性別・過去のゲーム経験を問わず、誰もが楽しめる商品やサービスを提案することへの挑戦を続けてまいります。
ゲーム専用機ビジネスでは、「いつでも、どこでも、誰とでも」遊んでいただくことができる、Nintendo Switchならではの魅力をより幅広い層のお客様に知っていただく努力を重ねるとともに、さまざまなお客様に楽しんでいただけるソフトを提供してまいります。また、Nintendo Switch Onlineのサービスなどを通じて、デジタルビジネスの強化や、お客様とのより長期的な関係の構築に努めてまいります。
「任天堂IPに触れる人口の拡大」は、当社が開発するゲーム機の外の世界でも進めていきます。その1つの取り組みが、世界中で莫大な普及台数に達しているスマートデバイス上でのゲームビジネスの展開です。スマートデバイスでのゲーム体験は、私たちがハード・ソフト一体型で開発するゲーム専用機でのゲーム体験と異なるため、ここに新たな挑戦の機会が生まれ、スマートデバイスにおいても、世界中の多くの人が楽しめるゲームの開発、運営に努めてまいります。
また、当社のキャラクターをテーマパークや映像コンテンツ、キャラクターグッズなど多分野に展開することで、お客様の日常的な生活空間の中においても任天堂IPを目にする機会を増やしていきます。外部パートナーの力もお借りしながら、これまで当社が長年取り組んできたゲーム専用機ビジネスとは異なるビジネスにも積極的に挑戦し、ゲーム以外の接触機会を通じて、より幅広い層のお客様に任天堂を身近な存在として感じていただくことで、「任天堂IPに触れる人口の拡大」を目指します。
後略
引用元: 社長メッセージ
新しい体制については、以下のURLのpdfに詳細がある。
https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2018/resolution_notice1806.pdf
昨日行われた株主総会については、以下のリンク先より参照頂きたい。
https://www.nintendo.co.jp/ir/index.html
当たり前の話ではあるが、古川社長の新体制になっても、任天堂の戦略・展開については
大きな変更はないと言えるだろう。今後、岩田氏・君島氏が進めてきた案件を
古川氏が引き継いで、やっていくのは間違いない。
古川氏の社長としての手腕はこれから評価されていくことになるが
周りに経験豊富な優秀な人材が多数おり、また古川氏自身もかなりのゲーマーである以上
今後の任天堂も、我々ユーザーをあっと言わせるような面白い仕掛けや驚きを
提供してくれるに違いないと信じたい。ピンチヒッター的な立場であった君島社長と違い
古川氏は長い期間、任天堂の社長を務めると思われる。これからの任天堂にも期待したい。
スイッチ、スマホ、映画、USJといったものまではいわっち時代に既にある程度描いていたものだと思うので、気が早いですが3DSの次、スイッチの次といったところでどういう舵取りをするかが楽しみです。
過去のカリスマのこと気にせず目茶苦茶やってくれたらそれはそれで楽しみですけどねー。
引用部分の後に書かれている
—
任天堂は、今後も時代に合わせて柔軟に自らを変化させ、「娯楽は他と違うからこそ価値がある」という「独創」の精神を大切にし、お客様に良い意味で驚いていただける商品やサービスを提供してまいります。
—
という言葉が頼もしいです。
スイッチから先は、岩田社長の構想の先になると思うので
今後の任天堂の展開については、本当にどんな展開をしていくか楽しみですよね。
古川社長になっても、任天堂は任天堂というのが、改めてメッセージで確認できましたので
今までのように、我々をあっと驚かせてくれるようないつもの任天堂を期待したいです!
驚かしてくれ、CS。スイッチはここまで凄いんだぞ、と。
そして、もう一度ゲーム発売日が待ち遠しい日々が欲しいな・・・。
今はラブプラスだもんな・・・。楽しみなの。そんなんじゃ駄目だ。
戸愚呂妹さんがCSに戻ってくるきっかけがあればいいんですけどね。
果たしてどうなりますやら。ラブプラスは自分も少し興味はありますね。気が向いたら落としてみようかな。
少しインタビュー見たけど、3DSの後継機は別で用意するんですね。そっちにしよかな・・・。
まあ、どう森がCS最強ゲーだからね・・・。
ラブプラス、無課金でリンコたそとクリスマスやらハロウィンやら海水浴やら楽しめるなら、余った時間でやるのもいいかも。
とりあえず期待しかないかなぁ、さすがにここで落とすわけにはいかんでしょ。
周りがしっかりしてるから、ワンマンじゃなくて周りと協力して成功して欲しいね。
古川氏も、任天堂の経営に長く携わり、尊敬していた岩田社長のやり方も間近でみていましたから
大きく今までの任天堂路線を逸脱するということはないと思います。
任天堂は社長ワンマンではなく、合議制でことを進めますから、その点でも安心ですね。