クリプトンが出している、ボーカロイドと呼ばれる

人工ボイス加工ソフトの一つである初音ミク



元々ヤマハが作ったソフトであり、VOCALOIDの商標自体はヤマハが所持している。

その中で2007年にクリプトンが発売した、初音ミクは女性のボーカロイドとして

萌えデザインに寄せた女の子が、そのイメージキャラクターを務めており

これが同人などの界隈で大きなブームとなった。もちろん、初音ミクを使っての

楽曲を作る、ボカロPと呼ばれるニコニコ動画を介して

新曲を積極的にアップするアマチュア(後にプロになった人も多数)にその人気が支えられ

最終的に一般層にも広くその名前とキャラが知られるようになった。

バーチャルリアリティを駆使した初音ミクのライブというのも、全国各地で定期的に開催され

サブカルチャー発祥のコンテンツとしては、相当に巨大なコンテンツとなっている。


その初音ミクは、二次元の萌え系キャラということもあって、ゲームとの親和性もよく

セガが初音ミクを利用した音ゲーを出していた。PS関連やアーケードではプロジェクトDIVAと

呼ばれる一連のタイトル群、そして任天堂機では3DSにデフォルメを強く聞かせたミク(通称:ミクダヨーさん)を

リリースしており、それぞれのハードでのユーザー層を強く意識した展開がされていた。

3DSで展開されたProject miraiシリーズは、売上もそこそこ好調で、普通のミクにはない

愛嬌のあるデザインが、一部で熱烈な支持を受けていたが、セガはこのProject miraiシリーズについては

現在シリーズ自体をお休み扱いしており、それは未だに再開されていない。


Project DIVAはProject miraiが終わったあとも続いていたが

今までの最新作は、2017年の年末に発売された初音ミク Project DIVA Future Tone DXとなっている。



これ以降、初音ミクの音ゲーは出ていないが、セガと初音ミクのコラボの

10周年を記念して2020年にスイッチで、初音ミクの音ゲーの新作が出ることが発表されている。


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「SEGA feat. HATSUNE MIKU Project」の10周年を記念した、任天堂ハードでは初のProject DIVAシリーズ最新作『初音ミク Project DIVA MEGA39’s』が2020年初頭に発売決定!

初音ミクとセガのタッグによる、Project DIVA、miraiシリーズの記念すべき

第一作目にあたるProject DIVAが発売されたのは2009年7月2日である。

つまり、今日は初音ミクの音ゲーが誕生してからちょうど10周年。

その10周年を記念して、Project DIVAの新作としてスイッチに

初音ミク Project DIVA MEGA39’s』が2020年初頭に発売されることが

公式より告知された!DIVAシリーズは任天堂ハードでは初展開となる。



ここのところ動きが無かったProject DIVAシリーズが、まさかのスイッチ参入である。

収録楽曲は、歴代の名曲100曲+描き下ろし1曲を加えた101曲になるとのこと!

前述のPS4での最新作である初音ミク Project DIVA Future Tone DXでは

238曲の楽曲があるので、それと比べると収録曲数はかなり減るが、任天堂機では

初となるDIVAシリーズというところにまずは注目すべきだろう。

101曲のうち、新規収録は10曲で、スイッチならではの

タッチモードの対応もあるとのこと。またPVもアニメ調にしてあり、ミクのデザインがやや丸みを帯びた

尖った感じが少なくなっているデザインになっているようだ。

また新規楽曲についてだが、PS4の初音ミク Project DIVA Future Tone DXを

すでに所持しているユーザーには、有償には追加DLCとして楽曲を遊べるようにできるようにもするとのこと。

セガらしからぬ良対応で、PS4版のユーザーも一安心といったところだろうか。

先にも述べたとおり、このタイトルがスイッチに来るということがやはり驚きというか

このタイトルの存続自体も含めて、結構個人的には大きなニュースであった。

発売は来年初頭ということで、こちらも続報を待ちたい。


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