ニンテンドースイッチに、8月に携帯アプリやDSi Wareでも配信されたことがある

タイトルのパワーアップ版であるみんなで空気読み。をリリースした

現在はマーベラスの傘下にあるパブリッシャーであるジー・モード



みんなで空気読み。は、決してゲーム性の高いタイトルではないが

アイディア勝負的なタイトルとなっており、様々なシチュエーションに応じて

空気を読んだ対応をする(もちろんしなくても良い)タイトルである。

用意されているシチュエーションは日常のあるある的なシチュエーションや

ゲームでのあるあるシチュエーション、テレビなどのあるあるシチュエーションなど多岐に渡る。


配信価格は500円であるが、最初の配信時にセールを行ったこともあって

一時的にではあるがニンテンドースイッチのDLランキングの1位を取ったこともある。

今も、ランキング上位にひょっこり居たりして、なかなかあなどれないソフトになっている。


元々がガラケーのアプリからスタートしたタイトルでもあり、ジー・モードには

こういったゲームのノウハウがあるようで、今月20日にはチキン度を判定する

鳥魂と言った自社開発タイトル(こちらもDSi Wareで配信実績あり)や

10月にはパブリッシャーとなってスパイダーソリティア BLACKと言った

タイトルをリリースするといったことも行っている。



ジー・モードは、実は今はなきゲーム会社であるデータイースト

IPの一部を持っている会社でもある。今までそのIPを外部に貸し出すと言ったことを

時々行ってきたとされるジー・モードが、データイーストのIP作品を移植かリメイクかと言った形で

リリースしようと画策していると、ファミ通へのインタビューでジー・モードの取締役に当たる人物が発言している。


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癖の強いゲームで知られるデータイーストの数々のIPがニンテンドースイッチで復活か!?ジー・モード取締役の竹下氏がファミ通のインタビューで語る!

データイーストといえば、デコの愛称で親しまれたゲーム会社である。

古くからアーケードゲームを手がけており、途中からヘンなゲームならまかせとけ!

と言ったキャッチコピーを一時前面に打ち出してゲームを制作しており

特に80年代後半頃にアーケードで展開されたゲームは、おかしな世界観のゲームがある。


しかしその一方で、硬派な骨太のゲームを制作することでも知られており

ゲームバランスはお世辞にも良くないが、シナリオの完成度の高さが

今も語り草になっているヘラクレスの栄光3に代表される、ヘラクレスシリーズや

アーケードでのマジカルドロップやファイターズヒストリーなどのタイトル。

ときに慟哭そして…やREVIVEなどのギャルゲーに近い硬派なADVなども制作している。

あとは最近シリーズ最新作が出た(評価は散々だが)神宮寺三郎シリーズなども。


未だにタイトルの根強いファンも多いメーカーで、往年のゲーマーからは愛されている

データイーストのタイトルであるが、そのタイトルの幾つかがニンテンドースイッチにて

移植かリメイクかといった形で蘇る可能性が出てきた。ジー・モードの取締役である

竹下功一氏がファミ通のインタビューにて、その動きを明言している。以下引用。

データイーストの名作たちがニンテンドースイッチに?

―― ジー・モードといえばもうひとつ、 年齢層の高いゲームファンにはなじみ深い、 データイーストのタイトルのライセンスを有していることも見逃せないところですが。

竹下 データイーストIP(知的財産)の活用も、現在のジー・モードの重要な取り組みのひとつと考えています。改めてお話すると、ジー・モードはデータイーストの約100タイトルほどのライセンスを保有しています。これまではデータイーストIPの権利を外部に貸すことをメインにしていましたが、会社としてはもっと別の取り組みがあってもいいのではないかと。「あのタイトルは移植しないの?」、「このタイトルを現行のハードで遊びたい!」というユーザーの声も多く聞こえてきますので、 じつはいま、いまそのあたりの新たな展開を詰めているところなのです。そう遠くないタイミングでデータイーストIPに関する新たな取り組みをお知らせできる予定です。

―― 非常に楽しみです。 データイーストといえば、 ワールドワイドで人気の高いタイトルもありますが、具体的にはどのあたりが?

竹下 どのタイトルに関する取り組みなのかはこのタイミングでは言えません(笑)。ただ、データイーストのタイトルは、 メジャーなものもあれば、 そうでもないものもあります。国内外でも人気が高く、 多くファンの皆さんに喜んでいただけるものにできればなと。

―― もう少しだけヒントがほしいのですが、なんらかデータイーストIPを展開するとしたら、現行機への移植ということに?

竹下 そこもまだはっきりとは言えないのですが、現行機への移植と、グラフィックや内容などを刷新したリメイク作の両軸で考えています。元作品を楽しんできた方にも楽しんでもらえる要素も盛り込みつつ、いまのゲームファンの方に楽しんでもらえるものを、 というコンセプトですね。リメイク作については、グラフィックもゲーム内容も、かなりインパクトのあるものになる予定です。

―― おおっ、 移植だけなくリメイクも! とても気になりますが、そもそもなぜいまデータイーストIPの活用を志向されることに?

竹下 きっかけとしては、 改めてデータイーストIPの価値を見直しまして、社内に専門の担当を置いたのが大きかったですね。 ライセンスを取得したのはかなり昔なのですが、つい最近まで自社で活用できる体制が整っておらず ……。 一方で、 データイーストのIPは、とくに海外人気が高く、 グッズやゲームのリリースについて、 さまざまな問い合わせが引っ切りなしに入っている状況がありました。よくあるのがデータイーストのロゴやIPのグラフィックを用いたグッズなのですが、 これがまた、どれもものすごく人気が高いんです。そうした海外のゲームファンの熱量も、 今回の展開にいたる大きな理由といえます。

―― それは楽しみです。ちなみに、データイーストIPを使った新たな展開は、単発ではなく継続的なものになるのでしょうか。

竹下 そう考えています。前述の通り、弊社がライセンスを所有しているデータイーストのタイトルは数多くあります。なかでも復刻希望の多いもの、知名度の高いものから、まず検討していきたいと思っています。

―― 検討しようと考えている、具体的なタイトルなどはありますでしょうか ……?

竹下 残念ながら、 そこはまだお答えできません。ただ、個人的な希望の段階ではありますが、 シューティングが大好きということもあり、 ぜひそのジャンルのタイトルもリメイクしてみたいなと。ただ、シューティングゲームはノウハウの塊で、 我々の力だけではリメイクは難しいかもしれません。そこは、外部クリエイターと組んでの取り組みもおもしろいと考えていますので、国内外のクリエイターさんの中で「俺に作らせろ!」という方、ご連絡をお待ちしています(笑)。

これはかなり期待したい発言である。ジー・モードについては、全てのデータイーストタイトルの

版権を有しては居ない(ヘラクレスシリーズはパオンが所持)とのことだが、100タイトルほどとあるので

大体アーケードなどで展開していたタイトルや家庭用のタイトルの大半を持っているのではないだろうか。

Wikiで参照すると、アーケード・家庭用全て合わせて130ぐらいあるようなので、殆どは出せるということになるだろう。

近い内に続報も出せるという発言もあるので、これは個人的にもかなり期待したい内容である。

記事内で竹下氏が触れている通り、今でも熱烈なファンを多く持つメーカーである。

データイーストのIPが積極展開されれば、ますますニンテンドースイッチのソフトラインナップにスキが無くなることだろう。


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