3月20日に遂に発売された、任天堂のスローライフゲームである

あつまれどうぶつの森



前作の3DSで発売されたとびだせどうぶつの森から実に8年ぶりの新作となる今作。

とびだせどうぶつの森は、3DSが全盛期の時に発売され、最初の週にパッケージ版が

完全に売り切れ、当時の岩田社長が生産再開まで急ぐ人はDL版を購入してほしいと

ユーザーに呼びかけたほどの売れ行きを記録した。その後パッケージ版の生産が安定してからは

任天堂特有のジワ売れを続け、暫くは年末商戦になればTOP20にひょっこり顔を出すことがあるほどの

ロングセラーとなり、後に出た廉価版も含めると500万本ほどの売上を国内で記録している。


そのぶつ森のスイッチ版の新作が最初に発表されたのは、今から2年前の9月に行われた

ニンテンドーダイレクトのサプライズ枠であった。スマブラSPにしずえさん戦とともに

発表されたもので、国内外でその発表には歓喜の声が挙がった。


【Wサプライズ】スマブラSPECIALに『しずえさん』が参戦!更にどうぶつの森新作が2019年に発売決定!


当初は去年の2019年に発売だったが、最終的に延期され年度末も近い

3月20日に遂に発売されたという状況である。現在コロナウイルスが世界を脅威に陥れているが

人々が外出を自粛する現在の状況では、却ってこういったタイトルが需要が増えると個人的には思っていた。

そういった背景もあるとは言え、外出自粛でパッケージ版がそこまで売れるだろうか?と

少しだけ懐疑的に見ていたが、その個人的な見解はまったくもって杞憂であったようである。


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GEOバイヤー「『あつまれどうぶつの森』はスイッチ史上でもゲームソフト部門全体の初週販売数においても史上1位の売上」

あつまれどうぶつの森が発売した3月20日。ツイッターでは、どうぶつの森の新作に対しての

反響が続々つぶやかれていた。それによると、コロナウイルスで人との接触が今はリスクがあることにも関わらず

各地の小売店であつまれどうぶつの森を求める行列が出来ていたという話である。


Switch「あつまれどうぶつの森」を求める大行列が各所で発生してしまう。


今回のどうぶつの森は店舗特典に力が入っていて、ファンにとっては魅力的な

特典がついてくる店舗も多かったようである。それでも、ニンテンドーカタログチケットで

スイッチオンラインの登録者であれば、このゲームをDL版で買える状況であっても

これだけの行列を各地に作るのは、さすがの任天堂の主力IPの一つであることを改めて感じさせてくれている。


さて、今回のあつ森の行列は実は20日の0時の時点で発生していた。

日本全国でゲーム販売を行える店舗を展開している、GEOがそのうちの一つの店舗で

日付が変わっても暫くは営業している店舗も多いGEOに日付が変わったと同時に

行列を作って買い求める人が多く居たことがツイッターで確認されていた。


GEOは今回のあつ森購入の店舗特典で、ふた付きマグカップをつけていたのだが

これがネットで見る限り数ある特典の中でも、もっとも支持されていた特典の一つであった。

それがまた行列に拍車をかけたという見方もあろうが、実際GEOのバイヤーによると

あつ森の売れ行きは凄まじい売上になったことが明らかにされている。

<バイヤーコメント>
待望の新作Switch「あつまれ どうぶつの森」が初登場1位を獲得しました。Switchソフト史上1位の初週販売数で、ゲームソフト部門全体の初週販売数においても史上1位の記録的な販売数となっています。
今後もランキングを席巻していくことが予想され、どこまで販売記録を伸ばしていくか楽しみなタイトルとなっています。ゲオでは「ゲオオリジナル ふた付きマグカップ」付きの限定商品を販売しており、こちらは完売になるほどの人気となりました。
また、その他新作では、Switch「英雄伝説 閃の軌跡 3」が6位にランクインしました。
(株式会社ゲオ メディア商品部 メディア商品2 課 バイヤー 武藤 崇史)

というわけで、昨年の年末商戦に発売されスイッチ歴代1位の初動を記録した

あのポケモンソード・シールドすらも抜いて、GEO的にはスイッチ史上1位、そして

今まで発売したゲームソフトの中で最も初週本数を売り上げたソフト

にもなったということを、バイヤーがコメントしているということになる。

GEOはゲームを取り扱って20年以上になるという話なのでその全期間で見て

初週最も売り上げたソフトがこのあつ森という結果になったということ。

もちろん、これはGEOだけの話で他の小売の状況はわからないが

少なくとも初週ミリオンはらくらく達成。場合によっては150万本ぐらいは売り上げている可能性がある。

多く見積もって180万本ぐらい売れているのかもしれない。DL版も含めれば

確実に200万本以上は国内で売っていると考えるほうが妥当だと思う。

明日ファミ通で売り上げが発表されるが、どんな数字が発表されるが心待ちにしたいと思う。

そしてつくづくもったいないのが、この時にスイッチ本体の在庫が潤沢にあれば

凄まじい台数売れていただろうなということ。既にLiteの新色は売り切れ状態になっているようで

このあつ森が本体を牽引しているのはまず間違いない。明日の結果を楽しみにしたいと思う。


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