(この記事はタレコミから作成しています。情報提供ありがとうございました。)

企業としての創業は明治時代になる、1889年創業で

既に会社の歴史は130年近くになる、京都の老舗玩具会社である任天堂


元々、日本の伝統劇なカードゲームと言える花札

製造する会社からスタートし、その後1902年に日本では初めてとなるトランプ

販売し、今ではスタンダードとも言えるプラスチック製のトランプを日本で初めて

本格的に製造を開始したのも、この任天堂なのである。

他にも麻雀牌などの大人向けの娯楽には、任天堂が日本では大きく関わっていたと言っていい。



先々代の社長の山内溥氏が社長だった時は、玩具以外の業種に手を出して

会社が傾きかけたことがあった。しかし、その失敗の中でも山内溥氏は

なんとか経営を立て直し、異業種に手を出すことは止めようと心に堅く誓ったのだとか。


その任天堂が、ゲームハードホルダーであり世界最強のソフトメーカーという

現在の立ち位置に至るきっかけとなったのは、当然ながら1983年に発売された

ファミリーコンピューターの功績が大きい。



白とえんじ色を貴重としたシンプルなデザインは、1985年に発売された

スーパーマリオブラザーズの大きな人気があって、海外ではアタリ社によって

一度築かれ、その後アタリショックと呼ばれるようになった現象の後

冷え込んだ家庭用ゲーム機市場を復活させるに至った偉大なるハードになっている。


そして現在、時にライバルの驚異に晒され、沈みかけたことも一度や二度ではなかった

任天堂は、その自社が育ててきた強力なIPと良質なソフトを作ってきた信頼から

ファミコンが発売されてから30年以上経った今でも、家庭用ゲーム機業界で

その影響力をずっと保ち続けている企業となっている。

その時代の世情などにも大きく影響され、決して安定しているとはいえない

娯楽産業で、ずっと世界のトップをひた走り続けている。


ここまでのことは、任天堂の事を知っている人であれば当たり前のことだ。

その当たり前を継続してきた任天堂が、世界でも有数の経済誌である

Forbesにおいて、世界で最も信頼される企業の世界第4位に選出されたことが話題となっている!


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アップル・マイクロソフト・ディズニーなどの名だたる企業よりも上!日本企業では最高の順位に!

Forbesはニューヨークに本社を置き、世界32カ国の国際版も発行している(日本版も当然ある)

世界有数の経済誌である。創業は1917年というから、ちょうど今年で100年の節目を迎えている。


そのForbesが、長い歴史の中で初めて「世界で最も信頼される企業ランキング」を

独自の評価基準で作っており、その中で上位250社の企業が公開された。

世界の名だたる企業が登場するランキングで、任天堂はなんと世界4位という非常に高評価を得ている!

フォーブスは10月10日、「世界で最も信頼される企業」ランキングを初めて発表した。高い信頼を得ている企業のみの名前が挙がるこのリストで、初回の第1位となったのはドイツのコングロマリット、シーメンスだった。

中略

日米の企業が多数

今回のランキングで最も多くの企業が名を連ねたのは、米国と日本だった。それぞれ61社、42社がリスト入りしている。日本企業のトップは4位の任天堂。そのほかパナソニックとトヨタがそれぞれ10位、13位と上位に入った。

トップ20入りした企業のうち、米国企業は8社。このうち3位につけたグーグルの親会社アルファベットは、フォーブスが同じく10日に発表した世界の「最高の雇用主ランキング」で1位となっている。

ランク入りした各社の業種は多岐にわたるが、自動車メーカーの名前が目立った。トヨタのほか、イタリアのフェラーリ、ドイツのBMWグループがそれぞれ8位、22位だった。

「グローバル2000」企業から選出

今回初めて作成したこのリストは、最新の「グローバル2000」リストに基づいている。同リストは58か国の公開企業からなり、各社の売上高の合計は、35兆3000億ドルに上る。

信頼度ランキングの作成にあたり、フォーブスは調査会社スタティスタ(Statista)の協力を得て、60か国のおよそ1万5000人を対象に調査を実施。「グローバル2000」に名を連ねた各社に対する意見を聞き、結果をまとめた。

主な評価基準は、「信頼性/誠実さ」「社会的行動」「雇用主としての態度」「製品・サービス」などとした。上位10社は、基本的に全ての基準で評価が平均を上回り、さらに「信頼性/誠実さ」「製品・サービス」で極めて高い評価を受けた企業だ。

以下、「世界で最も信頼される企業」の上位20社を紹介する。

1位: シーメンス/ コングロマリット/ ドイツ
2位: ミシュラン・グループ/ 自動車・トラック部品/ フランス
3位: アルファベット/ コンピューター・関連サービス/ 米国
4位: 任天堂/ 家庭用レジャー機器/ 日本
5位: ウォルトディズニー/ 放送・ケーブルテレビ/ 米国
6位: カールスバーグ/ 飲料/ デンマーク
7位: アップル/ コンピューター・ハードウェア/ 米国
8位: フェラーリ/ ─ /イタリア
9位: ヒルトン/ ホテル・モーテル/ 米国
10位: パナソニック/ 家庭用電化製品/ 日本
11位: マリオット・インターナショナル/ ホテル・モーテル/ 米国
12位: アディダス/ アパレル・アクセサリー/ ドイツ
13位: トヨタ自動車/ 自動車・トラック製造/ 日本
14位: LGエレクトロニクス/ 家庭用電化製品/ 韓国
15位: ネットフリックス/ 通信・小売/ 米国
16位: マイクロソフト/ ソフトウェア・プログラミング/ 米国
17位: SAP/ ソフトウェア・プログラミング/ ドイツ
18位: ギーベリッツ/ 建設資材/ スイス
19位: IBM/ コンピューター・関連サービス/ 米国
20位: ボルボ・グループ/ 重機/ スウェーデン
>引用元: 世界で「最も信頼される」250社リスト、任天堂ほか日本の42社を選出

任天堂の4位という順位は、日本企業の中ではトップ。

アップルやマイクロソフト、すぐ下の5位にディズニーがいるなど

それらの企業よりも、高い評価を得たということになる。

現在の日本での、株式時価総額も第10位となっている任天堂であるのでこの結果については納得だろう。


特に、現在はPS・Xboxが特に海外ではFPSなどの過激な表現が多いゲームが

数多くリリースされる中で、任天堂は全年齢に訴求できるキャラクターIPを

複数持つのは、かなり大きいのではないかと個人的には考える。

マリオやポケモンなどは、もはや全世界の人々が周知しているキャラクターである。

ひとえに、これまで任天堂が大事にしてきたキャラクターたちの印象というか

やはり、そういったところが企業としての信頼・ブランド力を高めているのだろうと

その価値の凄さを改めて認識させられるランキングとなった。


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