妖怪ウォッチ、レイトン教授などのヒット作を持つ福岡にある

ディベロッパーであるレベルファイブ



社長の日野晃博氏は、ヒットタイトルを産み出すことは得意なのだが

そのIPの維持が苦手であり、全盛期にはポケモンを凌ぐか?とも言われた

妖怪ウォッチも、今はかなり人気を落としてしまっている。

最近のスナックワールドは、どれだけの反響があるのかは個人的に把握はしていないが

流石に、妖怪などのブームと比べると、弱い状況であるのは間違いないのだろう。


もちろん、レベルファイブにはその有力IP以外にも、幾つかタイトルを開発しており

その中には、ユーザーからの評価が良いのも当然にある。そういったタイトルの一つであったであろうものが

3DSで2012年に発売されたファンタジーライフである。



ファンタジー世界のスローライフ生活を行うタイトルで、個人的には

音楽に植松伸夫を起用していたことで注目していたタイトルではあった。

実際に管理人はプレイしていないが、このタイトルはなかなかに評判がよく

後に、オンライン周りの機能を強化したファンタジーライフ LINK!という

アッパーバージョンも発売されている。



このファンタジーライフは、続編の2が作られるということが後に発表され

ファンタジーライフにハマった人間は、その続報に当時期待していたが

レベルファイブが発表してきたのは、なんとスマホでの展開であった。



3DSで発売が行われないことに、当時でも失望の声が大きかったが

ファンタジーライフにハマったユーザーは、それでも2の発売を楽しみにしていた。

当初は、2015年にリリース予定だったが、延期に延期を重ね

現在もまだ正式な配信は行われていない。今年の夏頃にクローズドβテストを実施し

年内リリースを目指していたが、更にそのリリース時期が延期になることが正式に告知されている。


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ファンタジーライフオンラインは2018年春配信予定へ!ユーザーからは失望の声。

ファンタジーライフオンラインは、最初「ファンタジーライフ2  ふたつの月とかみさまの村」という

タイトルで、2015年夏配信を予定していた。


出典:ニコニコ動画 ファンタジーライフ2発表よりキャプチャー。


それがどんどん延期していき、今の時点でもリリースはされていない。

しかし、今年の夏に最終調整的な、クローズドβテストが行われていた。

実に、当初のリリース予定から丸2年経過していることになるが、それでもまだリリースされていなかった。

最終的に、2017年冬にリリースを行うというのが、最新の情報だったのだが、この配信時期が

全体のクオリティアップのため、2018年春に延期されてしまったようだ。

<12/22追記>
2017年内の配信を予定していた本作だが、ゲーム全体のクオリティアップなどを図るため、配信時期を2018年春に延期することが発表された。

最近のゲームリリース延期時には、常套句として用いられるクオリティアップだが

ユーザーとしては、そのクオリティアップする前の状態も全くわからないのだから

この言い訳は、いつ聞いても、何かモヤっとした感覚になってしまう。


ファンタジーライフオンラインの公式ツイッターも、今回の延期を

つぶやいて報告しているが、案の定ユーザーからの厳しいリプライが殺到している。



リプライには、もうスマホで出すなとか、スイッチで出して欲しいとか

3DSでまた作り直せといった手厳しい意見・辛辣な皮肉が飛び交っている。

さすがに、発表からほぼ3年も待たされれば、こうなるのは当然である。

逆を言えば、スマホ展開でもそれだけ期待してくれているユーザーも多数いたということ。

そのユーザーの期待を最悪の形で今現在も、裏切っている状況になっていることについては

レベルファイブは真摯に受け止めなければならないだろう。


最近のレベルファイブはイナズマイレブンの展開や、スイッチへのタイトルも

制作は明言しながらも、今のところイナズマイレブンしか明らかにされているタイトルが無いなど

迷走の度合いが強まっていると感じる。日野氏が生み出したIPはすぐに腐るものでもないとは思うが

あまりにも、ユーザーを向いていない商売をしているようでは、いずれ愛想をつかされるのは自明の理であろう。

レベルファイブの今後は、場合によっては波乱に満ちたものになる可能性もあり、開発陣が

その事を理解しつつ、ゲームを制作しているかどうか。今後が試される案件だと個人的には思う。


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