2018年の年末商戦に、スイッチに当時としてはおそらく初となった

イマジニアが発売したフィットネスソフトであるFit Boxing



任天堂がかつてWiiやWii Uで発売していたWii Fitのようなタイトルは

コアなゲーマーよりは、一般的なライト層や女性層からの支持が厚く

Wii Fitは任天堂のメイン顧客層に強い訴求を行うことができたため世界的大ヒットとなった。

WiiとWii Uでフィットネスタイトルを出して大ヒットを記録した任天堂であったが

スイッチでは、昨年の10月に発売したリングフィットアドベンチャーの前までは

任天堂からもフィットネスタイトルは発売されておらず、イマジニアが発売した

Fit Boxingはまさにブルーオーシャン市場を獲得するに至った。


しかし、それでも発売当初はあまり目立っておらず、日本での初週の売上は

年末商戦という時期にも関わらず、わずか2000本程度にとどまっていた。

年末商戦はスマブラSPなどの大作に隠れていたのだが、2019年の年明け頃に

正月太りなどを解消する目的もあったのか、密かに売れ始め、SNSでその本格的な

ボクササイズが話題になり、評価が高かったこともあり口コミで売上をジワジワ伸ばしていった。


それから一年ほどは、様々なタイトルが売れている影で密かに、これぞジワ売れという

レベルで密かに売上を伸ばしていき、気づけば発売一年で全世界の出荷販売本数が

累計で50万本に到達するという、シリーズ物ではないタイトルでは驚きの結果を残していた。


【リングフィット相乗効果?】『Fit Boxing』が全世界50万本出荷を達成!


このジワ売れの影には実は任天堂のリングフィットアドベンチャーが大きく貢献したのではという話も出ている。

リングフィットアドベンチャーがあまりにも人気が出てしまい品薄になった結果、こちらのFit Boxingを

購入したという話や、あるいはリングフィットアドベンチャーとはまた別の運動ベクトルであるために

リングフィットアドベンチャーと同時にプレイするといった人も多く現れるようになった。

更に今年に入ってからは、コロナでの巣篭もり需要増加により、リングフィットアドベンチャーとともに

売上をジワジワと伸ばしており、ファミ通の週販でも気づけば現時点で13万本近く売り上げている結果が出ている。


コロナ禍によって売上が目に見えて伸びていたことが、確認されていた

Fit Boxingだが、ついに全世界累計出荷販売本数が大台の100万本に到達したことが公式で言及された!


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『Fit Boxing』の全世界累計出荷販売本数が100万本の大台に到達へ!

今年に入ってからの売れ行きの推移を見ると、時間の問題であったFit Boxingの累計100万本。

発売からおよそ1年9ヶ月という期間で、その大台に到達したことがイマジニア公式リリースにて明らかにされている。

イマジニア株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長 兼 CEO 澄岡和憲、以下「当社」)は、Nintendo Switch?ソフト「Fit Boxing」(国内版)及び「Fitness Boxing」(海外版 発売元:任天堂株式会社、以下「任天堂」)につきまして、全世界の累計出荷販売本数(※)が100万本を突破したことをお知らせします。

※全世界累計出荷販売本数とは、各販売地域のパッケージ版累計出荷本数並びにダウンロード版の累計配信本数を合算した本数となります。

「Fit Boxing」は、人気声優がボイスを担当するゲーム内のインストラクターに直接指導を受けながら、Joy-Conを使用してリズムゲーム感覚でパンチを打ち分けるボクシングエクササイズゲームです。2018年12月20日の発売以降、男女問わず幅広い年齢層のお客様より高く評価され、SNS上での口コミを中心に拡散を続け、継続的に販売を伸ばしてきました。

また、世界的な新型コロナウイルス感染拡大に伴い、自宅でできる運動ゲームとして改めて世界中で需要が高まり、4月に70万本を突破しました。その後も、TVCM等の各種プロモーションが奏功し、著名人によるSNS上でのプレイ動画の発信も見られるなど、口コミがさらに拡大したことに加えて、海外版の販売が引き続き好調を維持していることにより、5月に80万本、7月には90万本に到達し、本年9月に100万本を突破致しました。

というわけで、これは素直にめでたい報告となった!

新規作品が100万本ということで、イマジニアとしても定期的にリリースを行っていることから

このソフトの売上が会社に大きな利益をもたらしているのは間違いないであろうという状況になっている。

しかも、現状の売れ方を見る限りまだまだ数字を伸ばせそうで最終的にどこまで行くのか

現段階では全く予想がつかないソフトとなっている。コロナの影響が続く限りはまだまだ

売上は伸びていくのは確実ではないだろうか。全世界ミリオンであれば立派な有力タイトル。

今後、イマジニアに追随するようなサードのソフトがスイッチに現れることを期待したい。


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