(4)今後の見通し
次期におきましては、引き続き「英雄伝説 黎の軌跡」「英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ」を展開してまいります。
また、今期より進めているNintendo Switch向けゲームソフトの自社での展開に関して、次期においては3タイトルをNintendo Switch向けに発売する予定です。
アジア地域においては、PlayStation5/ PlayStation4向けに「英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ-CRIMSON SiN-(クリムゾン・シン)」の繁体字中国語版・韓国語版を発売しております。今後も新作タイトルを展開する予定です。
北米・欧州地域においては、PlayStation4/ Nintendo Switch/PC・Steam向けに「英雄伝説 碧の軌跡:改」「英雄伝説 創の軌跡」「那由多の軌跡:改」のそれぞれ英語版を発売いたします。また、PlayStation5向けにも順次英語版タイトルを展開する予定です。
その他、TVアニメーション「The Legend of Heroes 閃の軌跡 Northern War」の放送を2023年から開始する予
定です。
そして、ファンに愛され続けながら今年で35周年を迎え、ユーザーから高い評価を頂いている当社代表作の1つ「イース」シリーズ。次期におきましては、この「イース」シリーズ最新作をPlayStation5/PlayStation4/Nintendo Switch向けに発売いたします。

というわけで、ソースはファルコムの2022年第2四半期の決算短信ということで

スイッチ発売前までは、任天堂ハードに自社パブではほとんどゲームをリリースせず

スイッチ発売後もしばらくは、自社ではなく日本一ソフトウェアなどにローカライズを頼んで

自社タイトルを出していたファルコムが、ついに決算短信において、同社の看板タイトルの

一つである『イース』シリーズをPS5/PS4/Switchで発売するということを明言しております。

同発で出すとまで明言されているわけではありませんが、ずらす意味がそもそもないし

こういう書き方であれば、ほぼ間違いなく同発で3機種マルチということになるかと思います。

またタイトルが明言されているわけではありませんが、おなじくファルコム自社パブで

スイッチ向けに3タイトルリリースする予定とも書かれており、ついに完全陥落まで

あと一歩というところまで来ております。軌跡シリーズはシリーズタイトルが多すぎて

今更スイッチに最初から出すのは厳しいであろうことと、ずっとPSでやってきただけに

同発で新作が出るということはまだまだ無いでしょうが、それでも過去作を徐々に移植して

認知度を上げようとしている動きを実際にしているので、今後は軌跡シリーズすらも

3機種同時マルチ…ということもあり得るのかもしれません。


最近の新作の売上の推移を見る限りは、間違いなく単体では商売にならない国内PS市場。

小売も最近は学習している感がありますが、メーカーもこの流れが見えてくると

いよいよ、PS市場は国内で徐々に淘汰されていくのかもしれません。


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